ショートサーキット

「ショートサーキット」を観ました。1986年、米国の作品です。30年前の映画とは思えない出来です。戦闘ロボットナンバーフアイブは今から考えるとダサいですが、R2D2の流れを汲んだ携帯です。ドタバタ喜劇のようで楽しめました。ロボットは、外部情報を「インプット」して成長する機械と考えています。

あらすじ(ネットから要約 http://movie.walkerplus.com/
ノヴァ・ロボティックスは世界最先端のロボット開発会社である。社長のマーナー博士以下、クロスビー博士、べン・ヤビタヤ博士ら有能な人材が揃っている。彼らが完成させたのが、来るべき最終核戦争に備えて作られた無敵のロボット部隊だった。見学に訪れた軍関係者や議員に自慢気に説明するマーナー。ところが、落雷で動力スイッチが作動し、ロボットの「ナンバー・ファイヴ」が回路不良におちいり勝手に動き出してしまった。しかも偶然、ゴミ廃棄トラックに乗って外へ飛び出していったのだ。社内は大騒ぎ。生みの親であるクロスビーがコンピューター管制室でコントロールしようとするが、ナンバー・ファイヴの返答は「不可能」。もし、レーザー光線を人間に向けて発射したら…。マーナーはやむなく警備主任のスクルーダーに、ナンバー・ファイヴの破壊を命じた。一方、ナンバー・ファイヴは、はずみで橋の上から、移動レストランを経営するステファニーのバンに落下、そのまま彼女の家に運ばれた。その夜、ステファニーはナンバー・ファイヴを見つけてビックリ。初めは異星人だと思い喜ぶが、ロボットと分かり失望。しかし、ぶ厚い辞書を驚くほどのスピードで読破し、TVのコメディに反応するナンバー・ファイヴに好意を寄せるようになる。自然と生きものを愛するステファニーから、次々と感受性のインプットを受けたナンバー・ファイヴは意外なことを日に出した。「ナンバー・ファイヴ、機械ジャナイ、生キテイル!」。やがてクロスビーたちが到着した。ステファニーは一部始終を話すが、「生きている」なんてありえないと一笑に付すクロスビー。作動スイッチを切り、車に運び込んだ彼は、社へ向かった。だが、護送途中、ナンバー・ファイヴは、自らスイッチ・オンし、カージャックしてステファニーの許へ戻ってしまった。TVから流れる「サタデー・ナイト・フィーバー」のトラヴォルタにあわせて踊るナンバー・ファイヴとステファニー。それはまるで恋人同士のようだ。彼女はクロスビーに真実を伝えることを決心し、秘かに連絡をとった。だが、スクルーダーたちに待ち伏せされて2人は掴まり、ナンバー・ファイヴは、かつての仲間たちのロボットに襲われるが、逆に撃退し、2人を救出して逃走に成功した。そして、クロズビーは、ナンバー・ファイヴに夜を徹して話しかけ、テストを繰り返した結果、「生きている」ことを容認せざるを得なかった。ステファニーは嬉しさのあまりクロスビーに抱きついた。その時、3人は破壊部隊に包囲されてし、銃弾から逃れられず、ついにナンバー・ファイヴは破壊されてしまった。失意の想いを抱いてクロスビーは故郷ヘステファニーと帰ることにした。すると、荷台の床からナンバー・ファイヴが現われた。破壊されたのは、自分自身で作ったオトリだったのだ。彼の機転に呆気にとられながらも、大笑いするクロスビーとステファニーだった。