「儲かる農業2018」

「儲かる農業2018」(週刊ダイヤモンド2018年2月24日号)を読みました。表紙に「担い手1,883人の頂点”レジェンド農家”の秘訣は世代交代」とあります。 記事はJAの不正摘発やJAと農家との関係に多くページを割いていますが、私はあまり興味がないのでその部分はざっと見です。この程度でレジェンドだと言われるくらいの業界水準なのかなあ。私の経験から、サービス業、製造業のレベルには遠く及ばないと思います。備忘します。

「ピンチをチャンスに変える! 天候不順でも過去最高益」…天候不順に負けないどころか、むしろそのピンチをチャンスに変えて儲けまくっている。その稼ぐ極意を開示してもらった。…第一は、農場の分散だ。既に全国10県に農場を展開しており、北は北海道から南は熊本まで広いの地域で生産することでリスクを軽減すると共に、被害を受けた地域の減産分を他地域での増産で補うことができる。…ワールドファームのビジネスモデルの肝とも言える第二の極意は、キャベツを加工、貯蔵することによる経営の安定だ。ページ46
石川県で酒米を作る「ゆめうらら」は…2012年に立ち上げた農業法人だ。クラウドファンディングは目的どおり金集めにも役立ったが、「ゆめうらら」のファンを増やす効果も絶大だった。プロジェクトの知名度は上がり、「ゆめうらら」の計器盤規模は50ヘクタールまで増えた。ページ49
複数の販路を使いこなす農家も多い。ネット販売、農業総合研究所、直売所・道の駅、JA出荷、スーパー・外食チェーン。それぞれにメリットとデメリットがある。ページ50図