トップポイント 2018.1~4月号

「トップポイント2018.1~4月号」を閲覧しました。「トップポイント」という月刊誌を10年以上講読しています。ブックガイドブックです。毎月10冊程度の紹介です。表紙に新刊本の書名と著者、見開きに4行程度で概要が一覧できます。さらに一冊を4ページで紹介するのですが、はじめのページは in brief(要約)、残りの3ページで詳しく解説しています。山のような新刊から良書を選ぶのは大変です。ビジネス書が中心ですが、新刊本のナビゲーターとして重宝しています。
さて今回は1月から4月号までをまとめて読みましたが、購入に至った本は1冊でした。購入本は「深く考える力」のみです。「深く考えるとは心の裏にいる賢明なもう1人の自分と対話すること。我々の考えを深めてくれる、もう1人の自分の声に耳を傾け、その叡智を引き出すための技法を解く。」とのことです。購入してゆっくり読もうと思います。取り上げている本を備忘します。
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1月号
「スーパーインテリジェンス」「対デジタル・ディスラプター戦略」「宗教国家アメリカの不思議な論理」「Time tarent energy」「働き方改革脳を活かすマネジメント」「ハイパワーマーケティング」「退屈すれば脳はひらめく」「残酷すぎる成功法則」「運は数学にまかせなさい「日本人の人生観」
「日本人の人生観」山本新七平さんの本です。「日本人は現在に不都合な過去は簡単に消してしまう。だがこれは絶対にしてはならないことだ。過去を正確につかんで初めてその延長上に未来を予測ことが予測することができる。」ページ39
2月号
「BCGが読む経営の論点2,018」「あなたはアベノミクスで幸せになれるか?」「世界の一流企業はゲーム理論で決めている」「マネタイズ戦略」「欲しいの本質」「オリジナリティー」「チャールズエリスのインデックス投資入門」「忖度の構造」「ヒュッケ365日 シンプルな幸せの作り方」「予想どおりに不合理」
「BCGが読む経営の論点2018」今後、企業経営に大きな影響を及ぼすものとは?
今後の経営を考える上で踏まえるべき重要な論点それには次のようなものがある。「デジタルトランスフォーメーション」「AI」「ダイバシティー」「シェアリングエコノミー」ページ3
3月号
「新・日本の階級社会」「ローカリズム宣言」「イスラーム主義」「なぜ戦略の落とし穴にハマるのか」「マーケティングの教科書」「60歳から会社に残れる人、残ってほしい人」「100歳人生を生きるヒント」「お金の天才の育て方」「脳が冴える最高の習慣術」「左遷の哲学」
「左遷の哲学」嵐の中でも解き放つ電力の鬼と言われた松永安左エ門の残した名言がある。実業家の人が実業人として完成するためには、3つの段階をとらないとダメだ。第一に長い間の闘病生活、第二は、長い浪人生活、第三は長い投獄生活である。すくなくともこのうちの1つくらいは通らないと実業家の端くれにもならない。ページ24
4月号
「AI vs. 教科書が読めない子供たち」「大予測 次に来るキーテクノロジー2018-2019」「生きている会社、死んでいる会社」「ブルーオーシャン戦略論文集」「ファンベース」「公文書問題」「深く考える力」「 NVC 人と人との関係に命を吹き込む法」「、プルーフ・オブ・ヘブン」「世界一シンプルな経済学」
「AI vs. 教科書が読めない子供たち」
AIは神にも先駆者にもならない。人工知能プロジェクトに携わる数学者が、AIの実態を伝え、永遠に出来ない仕事をする上で大切な読解力の問題について語る。 今、シンギュラリティーという言葉が時代の調子のように受け止められている。…だが私はこの言葉の賞味期限はなく見積もってもあと2年だと思う。コンピューターが数学の言葉だけを使って動いてる限り、予見できる未来にシンギュラリティが来ることはない。真の意味でのAIとは人間の一般的な知能と同等のレベルの知識という意味である。そしてシンギュラリティは真の意味でのAIが自分自身よりも能力の高いAIを作り出すようになる地点という意味である。シンギュラリティが来ないのは、今のAIの延長では、あるいは今の数学では、真の意味でのAIができるはずがないからである。ページ5