図解 落語入門

「図解 落語入門」を読みました。小泉進次郎さんの演説がうまいのは、落語を学んでいるからだそうです。間の取り方や落ちの付け方が絶妙です。沖縄の選挙応援演説を聴いて感心しました。そんなわけで落語に興味をもちはじめていました。雑誌でみつけて即購入してみました。
寄席の図解、落語の歴史、江戸時代の基礎知識が懇切丁寧に説明されています。古典の概略は参考になります。関西には真打ちはないそうです。なつかしい名人たちの略歴なども楽しめました。若い人にウケるかはわかりませんが…
私の経験としては、10年ほど前に新宿末廣亭に一度だけ行きました。女性ふたりをアテンドしてました。皆でけっこう笑いました。まじめにCD聞いたのは「火焔太鼓」のみです。これも楽しめましたが、それっきりでした。子供の頃、テレビで聞くとはなしに聞いていたので、多少の上手い下手はわかります。これを機会に古典落語きいてみようかなあ…備忘します。

ゼロから分かる! 図解落語入門

ゼロから分かる! 図解落語入門

江戸の吉原と現代の風俗との大きな違いは、吉原では花魁が客をふることができた。つまり金さえ払えば同衾できるわけではなかったのだ。客もおしゃれして、粋な振る舞いをしなければならなかった。要はただの売春施設ではなく、男を磨く修行の場でもあったのだ。ページ82