週刊文春 5月31日号

週刊文春 5月31日号」を読みました。購入したのは1年ぶりです。芸能関係のスクープには辟易しており体臭が求める覗き趣味に迎合しすぎで好きな雑誌ではありません。コラムやエッセイには読み応えのあるものもあり、以前は頻回に購入していました。今回購入した理由は、「日大アメフト内田監督、14分の自供テープ」を読みたかったからです。テレビでもその概要は伝えられていましたので、読後、それほどの衝撃はありませんでした。よくありがちな保身オヤジの放言録でした。その中に見過ごせない1点がありました。「実は井上コーチはフライデー13年9月6日号『名門・日大アメフト部を襲ったゲイビデオ騒動』報じた張本人だという。現役時代に井上コーチが出演したビデオの存在が外部からの通報で発覚したのです。…本人が出演を認めたにも関わらず、内田氏は。出演は他人であると結論付け、大学側も不問に付した…」(ページ24)これが先日の緊急記者会見で内田前監督をかばう井上コーチの行動の原点ではないのかと思ってしまいました。それにしても日大ブランドは地に堕ちた感があります。回復には10年を超える歳月が必要でしょう。寄付も激減するでしょう。学生、教員、卒業生、お気の毒です。