あかさたなはまやらわの法則

「あかさたなはまやらわの法則」を読みました。副題は「20代からの自分を強くする」です。若い人にこの本を差し上げます。私の歳になってから読む本ではありませんが、とても参考になりました。今までの経験から正しいことがたくさん書いてありました。決断にたいする教訓、「人生の選択肢は2つしかありません。『今やるか』、『一生やらないか』。『いつか』がやってくる事はほとんどありません。」は至言です。若い人にはわからないでしょうが…。「人と会うときには常に、最後の言葉を意識すること。別れは思いもよらない時に、突然やってきます。だからこそ、別れを大切にしなければなりません。」これもその通りです。今は、どなたに合っても、もう会えないかもしれないと思うようにしています。備忘します。

「忙しい、忙しい」と言う人と一緒に過ごしても楽しくありません。仲間が必要な時はそのような人でさえ頼りたくなることもありますが、うまくいかないのは目に見えています。時間を無駄にしないように他に協力してくれる人を探しましょう。決してあなたも「忙しい」とは言わないように。ページ20
運は求めている時ほどやってこないものです。期待せずに目標に向かって行動すること、自分の力で結果を出そうとする姿勢が大切です。ページ24
人を見極めるのに1番簡単な方法は、その相手の所有物を見ることです。筆箱や、ペンなどを長年使っているものが、靴が手入れしているかなどを見ます。ものを大事に大切にできる人は人を大切にするため、信頼できる可能性が高いです。ページ23
お礼を言って損することはありません。何かしてあげた人はしてもらった人以上に覚えているもの。ありがとうと言われて嫌な顔する人はいません。ページ32
人生の選択肢は2つしかありません。「今やるか」、「一生やらないか」。「いつか」がやってくる事はほとんどありません。今日やらなければ一生やらないのと一緒。ページ40
目標は紙に書くことで叶うことを体験しました。なるべく目標しているで書くこと。目標を達成することが当然のように思うことが重要です。ページ43
あきらめる事はいつでもできます。もしも、自信を持ってやり尽くしたと言えないなら踏みとどまりましょう。いちどやめてから再び取り組むと余計に時間がかかります。ページ44
才能は人のために使ってこそ発揮され、磨かれていきます。そして、いつの間にかさらにに大きなことができるようになります。誰かのために頑張ることが自分のためにもなるのです。ページ47
やりたいことを始める前に最低限のお金を貯めていくことが大事。時間もお金も必要です。あらかじめどれくらい必要なのか考えましょう。ページ56
やるかどうか迷った事はやってみます。何より行動することで今まで会えなかった人に出会います。問題解決のヒントは人からもらえることが多いものです。ページ75
感情は放っておけばだんだんおさまってきます。大抵、感情的になるときには自分の思い込みにこだわり、不快なことを考え続けている場合が多いものです。ページ83
私が20代で起業し、最初にぶつかった壁が人と話す機会がない事でした。会社を辞める前はお客様や同僚と話す機会がありましたが、1人で仕事することが多く、その機会が圧倒的に減りました。無性に人の声が恋しくなり、なるべく外外に出て食事する、音楽を流すなど気を紛らわしたこともあります。人と話せるだけで気分が良くなることがわかりました。ページ103
人と会うときには常に、最後の言葉を意識すること。別れは思いもよらない時に、突然やってきます。例えばだからこそ、別れを大切にしなければなりません。ページ115
やりたくないことを無理し続けようとしても続きません。「頑張ること」を頑張らないこと。頑張るのは良い事ですが、頑張ることが目的になってはいけません。ページ132
1日の中でできそうなことを考え、実践することにしました。そして、寝る前に何ができたのか確認しました。毎日できたことを確認することで達成感を得やすく、自信につながります。さらに明日どのように過ごすのかイメージします。前日に想像するだけでも実践しやすくなります。ページ155
分かっていてもできないのには2つの理由があります。まず「やろうと思えばできる」と思っているから。そして「いつかやればいい」と考えています。その「いつか」はやってこないため、いつまでたっても行動しません。次に、「できない自分と向き合うのが怖いから」。ページ188