セルバンテス・ラブレー

セルバンテスラブレー」(週間朝日百科 世界の文学2)を読みました。ドン・キホーテはオーディオブックで何度か聴きました。内容は知っているつもりでしたが、サンチョはだだの脇役だと思っていました。誤読です。
「死の床に横たわった彼がサンチョに向かってそれまでの愚行をわびると、泣きべそをかいたサンチョが主人を励まし、また二人で旅に出ようというのである。何とも美しい場面だ。このように人間が人間との接触によって、あるいは自分の置かれた環境によって変わり、大きく成長しうること、これこそドンキホーテの大きなテーマのひとつといえよう」(2-060)
ボッカッチョ「デカメロン」はさわりだけ読みました。読破は難しいにしても、フェリー二の映画「デカメロン」を視聴しようと思います。
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