いのちのかぞえかた

「いのちのかぞえかた」を読みました。絵本です。一生のうんちの量、10トンとか、普段考えない視点で語っています。特に生涯出会える人の数は5万人程度なんでしょう。テレビやSNSで錯覚しているのかもしれません。備忘します。

いのちのかぞえかた

いのちのかぞえかた

  • 作者:小山薫堂
  • 発売日: 2010/10/16
  • メディア: 単行本

毎日地球のどこかで、22万人の赤ちゃんが生まれています。そのうちの1人…あなたにそっくりな彼女がこの物語の主人公です。
その歯で彼女は、生きてるうちの3年半を費やし、38トンの食物を噛みます。そのうちの15%がお米で、3%が卵。そして6頭の牛が、彼女の胃袋に収まります。
彼女は生涯、5万人の人と会い、3000人の名前を覚えます。そのうち名前と顔一致させられるのは300人。友達と呼べる人は30人。そして親友は3人です。
悲しいことに、最初に付き合った彼と結婚できる確率は6.7%しかありません。
生きてるうちに16ヶ月を彼女は、泣くために費やします。涙は1粒0.035グラム。悲しむたびに30粒の涙を流し、一生分の涙は190万粒を数えます。
彼女は一生で38万4,000円分のブラジャーを購入します。それを5人の男性が外して、そのうちの1人と結婚します。
彼女は死ぬまでに787回、嘘をつきます。(でも彼は彼女よりも392回多く嘘をつきます。)