映画と文学

「映画と文学」(週間朝日百科 世界の文学20)を読みました。世界の文学作品の映画化は長編原作はなかなか成功しないとのことです。短編でもテキストが情景を詳細に描写していると、作品は失敗することが多いようです。「愛人/ラマン」「白鯨」「「天地創造」「ウエストサイドストーリー」に興味を持ちました。
日本の文芸映画については、山本富士子主演、映画「夜の河」を題材に深く考察しています。映画は、戦後、「中産階級向きの教養映画」を本質としてヒットしたが、その後、エンターテイメントに変質したために、廃れたと論じています。「夜の河」を購入しました。
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