骸骨考

養老孟司さんの「骸骨考」を読みました。ヨーロッパで、たくさんの骸骨を見た話です。2016年に出版されたこの本は、比較的新しい作品です。副題に「イタリア、ポルトガル、フランスを歩く」とあるように、ヨーロッパ各地を巡る骸骨見学を中心とした紀行文で…

AI技術の進化とフィットネス業界へのインパクト

かつてフィットネス業界で活動していた私から、皆さんへ重要な情報をお伝えしたいと思います。テクノロジーの進化は止まらず、それを活用することで私たちの生活やビジネスはさらに拡がる可能性があります。 特にAI技術の進化は目覚ましく、その一例として、…

映像制作ハンドブック

「映像制作ハンドブック」を読みました。「動画の文法」で学んだ内容を復習するために読んでみました。この本は、プロ向けのテクニックや機材についての記述が詳しいです。少し技術的なことを学ぼうと思っていたので、非常に参考になりました。特に照明やレ…

映像制作ハンドブック

「映像制作ハンドブック」を読みました。「動画の文法」で学んだ内容を復習するために読んでみました。この本は、プロ向けのテクニックや機材についての記述が詳しいです。少し技術的なことを学ぼうと思っていたので、非常に参考になりました。特に照明やレ…

動画の文法

「動画の文法」(神井譲著)を読みました。仕事のための読書です。映像制作の基本や効果的なインタビューシーンの撮影方法について学びました。豊富な事例、適切な画像は、理解しやすく、編集の基本がよくわかりました。この本から得た知識を活かして、来週…

米欧回覧実記4

明治4年に明治政府の主要メンバーを含む48名が、3年間にわたって米国、欧州を視察した旅行記「米欧回覧実記4」(欧州大陸編・中)を読みました。第四巻は、ロシア、北ドイツ、デンマーク、スエーデン、南ドイツ、イタリア、オーストリアの訪問記で、著者は米…

米欧回覧実記3

「米欧回覧実記3」(欧州大陸編・上)を読みました。明治4年に明治政府の主要メンバーを含む総勢48名で、3年間、米国、欧州を視察した旅行記です。第三巻は、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツの訪問記です。著者は、特にパリ市の繁栄、プロイセンの統…

やさしくはじめるラズベリーパイ

「やさしくはじめるラズベリーパイ」を読みました。ラズパイの基本的な知識と、今必要な技術の習得を目的とした読書です。前半はハードのセットアップを含めた基本が書かれてます。後半は実際の電子工作の解説です。センサー、webカメラ、人感センサー、ロボ…

苦しんで覚えるC言語

「苦しんで覚えるC言語」を読みました。マイコンにセンサやモータを制御させることを目的とした読書です。だいたいC言語で書かれていますので必須です。すごい書名ですが、内容は懇切丁寧で、やさしいです。一読後、学習用のコンパイラをインストールして、…

実践Arduino!

「実践Arduino!」を読みました。Arduinoの基本的な知識と、今必要な技術の習得を目的とした読書です。2017年の出版ですが、ごく基本的な内容ですので問題はありませんでした。Arduino IDEをバージョンアップしたら、以前より文字が読みやすくなりました。 は…

M5Stack&stickCではじめるIoT入門

「M5Stack&stickCではじめるIoT入門」を読みました。M5Stackの基本的な知識と、今必要な技術の習得を目的とした読書です。2020年の出版ですが、すでにライブラリや操作方法がバージョンアップしていて、本書の指示通りでは動きませんでした。 ハードはM5Stac…

「米欧回覧実記2」(イギリス編)

「米欧回覧実記2」(イギリス編)を読みました。明治4年に明治政府の主要メンバーを含む総勢48名で、3年間、米国、欧州を視察した旅行記です。第二巻は英国の訪問記です。著者は、特にロンドン市の繁栄、アイルランドの景色が美しいことに感嘆しています。英…

Instagram使いこなしセミナー

2023年2月2日、川崎商工会議所主催「Instagram使いこなしセミナー」を受講しました。副題は、「初心者でも出来る動画作成講座」です。SNSマーケッティングは進化しています。実は、SNS活用について、この5年、ずっと先延ばしにしていました、深く反省…

エーゲ 永遠回帰の海

「エーゲ 永遠回帰の海」を読みました。今から40年前、写真家と一緒にギリシャ、トルコの遺跡を巡った旅の記録です。NHK「見えた 何が 永遠が 〜立花隆 最後の旅」の番組の中で本書が紹介されていました。著者本人が代表作だと言っていたそうです。写真集…

米欧回覧実記1

「米欧回覧実記1(アメリカ編)」を読みました。明治4年に岩倉具視を筆頭に、明治の元勲、木戸孝允、大久保利通、伊藤博文を含め、総勢48名で、あしかけ3年間、米国、欧州視察した旅行記です。漢文体の文を水澤周氏のこなれた素晴らしい現代語訳で読みまし…

YouTube成功の実践法則60

「YouTube成功の実践法則60」を読みました。制作側のノウハウ本です。本書を読みながら衝撃を受けました。内容は、①YouTube利用の基本、②YouTubeのシステム、③動画テクニックです。①は理解しました。③は動画制作時に参考にします。「②YouTubeのシステム」が…

LINE Instagram Twitter Facebook TikTokゼロからやさしくわかる本

「LINE Instagram Twitter Facebook TikTokゼロからやさしくわかる本」を読みました。 恥ずかしながら初心に戻って学習しました。以下、すぐに試してみます。LINEの①自動登録オフ、②ストーリー投稿、③ID設定、④トークルーム保存。Instagramの⑤フィルター、⑥…

源氏物語

「源氏物語」を読みました。原文や現代語訳ではなく、新潮古典文学アルバムのシリーズです。写真や絵が多く短時間で読み終えました。同時に「100分で名著」で「源氏物語」を視聴しました。全体像が、おぼろげにわかりました。これまで漫画「あさきゆめみし」…

本居宣長

小林秀雄「本居宣長」を読みました。「古事記」の理解を深めるための読書です。小林秀雄晩年の名著です。文庫本で約800ページぐらいあります。原文の引用も多く難儀しました。前半は、「万葉集」「源氏物語」を題材に宣長が「もののあはれ」をどのように体得…

中古典のすすめ

「中古典のすすめ」を読みました。「中古典」とは、斉藤美奈子さんの造語で、「古典未満の中途半端に古いベストセラーを指す」そうです。短い書評集ですが、簡潔にして的を射た卓越した内容です。抱腹絶倒、快刀乱麻の斉藤美奈子節です。★が1~3つで各本を二…

知識人99人の死に方

「知識人99人の死に方」を再読しました。今回は自分ごととして読めました。淡々と死を迎えるのが美しいと感じました。準備もできるので脳溢血、心筋梗塞でなく癌で死ぬのがよいかもしれません。 荒俣宏さんの知識人の選び方、解説がよいです。死んだ経緯を調…

右大臣実朝

「右大臣実朝」を青空文庫で読みました。太宰治氏の作品です。今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を毎週欠かさず見ています。脚本、三谷幸喜さんの実朝像はこの「右大臣実朝」に影響されていると思います。これまで実朝は、詩歌に優れ遊興に耽る凡君との印…

死ねない老人

「死ねない老人」を読みました。現代老人の現状を知りました。「死ねない老人」とは、①将来の希望や生きがいを失ってしまった人、 ②不本意に生かされてしまっている人のことで、増加傾向にあるそうです。遊びだけでは希望や生きがいは生まれません。遊び興じ…

南方熊楠

「南方熊楠」を読みました。新潮文学アルバムの一冊で写真満載の本です。学芸大学の古本屋で見つけました。南方熊楠は、希有の記憶力と底知れない構想力を持つ天才です。明治の時代に徒手空拳で米国、英国に渡り、粘菌を研究して世界で認められる学者になり…

60歳からの人生を楽しむ孤独力

「60歳からの人生を楽しむ孤独力」を読みました。これから高齢者になる人の心構えを述べています。もう激しい時代は終わったのだから、「いい加減に」「ずぼらに」行こう!と勧めています。50歳後半の方に最適な本だと思います。相手にされない悔しさや怒り…

柳田國男を歩く

「柳田國男を歩く」を読みました。柳田國男は、「遠野物語」で有名な民俗学者です。明治31年の九州出張視察が、民族学研究の萌芽であったと論じています。明治政府の高級官僚として草鞋で歩きながら現地を調査しています。その視察の道筋を丹念に追う構成で…

リセットの習慣

「リセットの習慣」を読みました。自律神経の研究をしている順天堂大学の医師の著作です。普段の生活のコツを語っています。ゴールを目指すより、新しいスタートを目指すことを勧めています。過去の写真など思い出の品は邪魔になるとの見解です。ニーチェの…

枕草子のたくらみ

「枕草子のたくらみ」を読みました。学芸大学の古本屋で数年前に購入しました。ふと本棚から手に取ってページをめくると、あまりに面白い内容で一気に読み終えました。50年以上、枕草子を誤解していました。機知に富んだ名文だが、風流をきどったインテリ女…

日本史の謎は地形で解ける

「日本史の謎は地形で解ける」を読みました。地形や地勢から歴史を解釈すると今までの常識を覆す歴史が見えてきます。なかなか面白い内容です。例えば、奈良から京都、京都から江戸への遷都を、地勢から読み解いています。交通の要衝が変化し、エネルギー(…

SDGs

「SDGs」(岩波新書)を読みました。著者の一人、南博氏は2012~2015年、国連SDGs交渉を担当する日本政府の主席交渉官でした。交渉者が語る合意に至るプロセスは、ハラハラドキドキの圧巻のストーリーです。そして国連参加国、すべての国が合意に至りました。…