2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

誰が日本の労働力を支えるのか

「誰が日本の労働力を支えるのか」を読みました。日本は人口減が深刻で、今後の対応によっては国が滅びると警告しています。対応策は、外国人労働力の活用と人工知能だと論じています。素敵なレポートでよくまとまっていますが、イマイチ、インパクトの欠け…

1440分の使い方

「1440分の使い方」をKindleで読みました。副題は「成功者たちの時間管理、15の秘訣」です。時間をうまく使うためのノウハウ本です。1日では大雑把すぎで、86400秒では細かすぎる、1日を1440分と意識すると時間管理が上手になるとの論です。詳細な事例紹介…

いまこそキャンピングカー!

「いまこそキャンピングカー!」をKindleで読みました。私、キャンピングカーに興味を持っているわけではありませんが、知人が購入の予定とのことで、調べてみました。亡くなった両親が70代の頃、ふたりで日本中を旅行していました。そのときは旅館やホテル…

共同幻想論

「共同幻想論」をKindleで読みました。「国家は人間の共同幻想である」何と魅力的なフレーズでしょう! 「遠野物語」「古事記」を題材にしながら社会や制度、国家までもが人々の思い込みで成立していると論じています。マルクス唯物史観でもなくフロイトリピ…

地頭を鍛えるフェルミ推定ノート

「現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」をKindleで読みました。演習問題が充実しています。以前、元ネタの「地頭力を鍛える」を薦められて読んだ記憶があります。フェルミ推計の本でした。「日本全国の電信柱は何本?」短い時間で推計する事…

ドローン空撮入門

「ドローン空撮入門」をKindleで読みました。この本はファントム購入者のガイドブックです。私の所有しているフランス製のBebop2も申し訳程度に評価していますが、飛行距離、飛行時間、飛行速度、など性能比較ではまずまずです。カメラ性能はイマイチ。Bebop…

ソクラテスの弁明

「ソクラテスの弁明」をKindleで読みました。16歳の時に読みました。当時「死」に対して、深い眠りであっても、別の世界であっても怖れるに足りないとの意見を読み、深い安堵を覚えました。齢を重ねて読み返しても、死への見解は納得できます。弁明の内容は…

利己的な遺伝子

「利己的な遺伝子」を読みました。結構難しい本で10日ほど掛けて、ゆっくり読み終えました。私、生物の利他的な行動を見て生物の本質を見ようとしていました。ダーウィンの進化論が完成形に近いと誤解していました。覆されました。衝撃的な内容です。複製す…

老いる勇気

「老いる勇気」を読みました。今月の新刊です。著者は「嫌われる勇気」という、何とも気になる題名の本を著している方です。フェイスブックで大東氏が紹介していましたので早速購入しました。親の介護の問題が中心に語られています。自分は両親に十分優しく…

最強の世界史

「最強の世界史」を読みました。蓮舫議員の二重国籍問題を指摘した八幡和郎氏の著作です。昨日は我が国の近現代史を勉強しましたが、世界の歴史を知らなければ片手落ちだと思い読んでみました。世界史を通観するにはもっと大部の本を読み尽くす必要がありま…

最終解答 日本近現代史

「最終解答 日本近現代史」を読みました。蓮舫議員の二重国籍問題を追及した八幡和郎氏の著作です。主張がはっきりしているので読みやすい内容になっています。右よりだと誤解している人が多いようですが、中道リベラルくらいの立ち位置です。歴史に造詣が深…

これならわかるGoogleアナリティクス

「これならわかるGoogleアナリティクス」を読みました。副題は「今日から始めるアクセス解析超入門」です。道南食品の元部下、本間さんの従姉妹、志鎌真奈美さんの著書です。今月の出版ですので、できたてのホヤホヤです。私、2月から「アナリティクス」使っ…

ファウスト 第二部

「ファウスト 第二部」を読みました。第一部の結論が最後に待っていました。「時よ、とどまれ、おまえはじつに美しい」と呼びかけるシーンで思わず感動してしまいました。ギリシャ神話やローマ帝国の知識が不確かな私には難しい内容でした。ヘレナについては…

仮想通貨革命で働き方が変わる

「仮想通貨革命で働き方が変わる」を読みました。仮想通貨が働き方に強烈なインパクトを与えることを知りました。国会で議論されている「働き方改革」を実施すれば、正規雇用の労働者の賃金が下がる可能性が高いことがわかりました。タクシー業界がUberの参…

頭を下げない仕事術

「頭を下げない仕事術」を読みました。 著者の高野さんに一番興味をもちました。「奇跡のリンゴ」木村氏との対談でエピソードや考え方はある程度知っていましたが、あたらめて仕事のやり方を開示していただき大いに納得がいきました。諦めないこと、一生懸命…

ギグ・エコノミー

「ギグ・エコノミー」を読みました。副題は「人生100年時代を幸せに暮らす最強の生き方」です。「ギグ」とは、正規雇用ではなく単発の仕事基盤とした生き方です。フリーターなどもその範疇に入りますが、米国では37%が臨時雇用的な働き方をしているそうです…

「儲かる農業2018」

「儲かる農業2018」(週刊ダイヤモンド2018年2月24日号)を読みました。表紙に「担い手1,883人の頂点”レジェンド農家”の秘訣は世代交代」とあります。 記事はJAの不正摘発やJAと農家との関係に多くページを割いていますが、私はあまり興味がないのでその部分…

世界一わかりやすいプロテインの本

「世界一わかりやすいプロテインの本」を読みました。山崎志保さまからの献本です。志保さんがスイーツの部分を書いています。プロテインの基礎知識と男女別や年齢別のプロテイン摂取の仕方が書いてあります。ついでに運動の実際も写真で解説しています。簡…

アグリビジネス進化論

「アグリビジネス進化論」を読みました。副題は「新たな農業経営を拓いた7人のプロフェッショナル」です。農業法人の成功譚です。これを読んで「さすがだな」という思いと、「こんなものか」という思いが交錯しました。インタビュアーの能力にもよりますが…

ファウスト 第一部

「ファウスト 第一部」を読みました。身につまされる話です。「終わった人」が、沸き立つような人生を繰り返そうとする哀しい物語です。本書は、名前は知っていても読まれることの希な名著です。私にとっても購入は20年近く前です。勇気を出して読んでみまし…

自助論

「自助論」を読みました。スマイルズの名著で、明治4年に「西国立志編」と題して出版され、ベストセラーになった本の新訳です。豊富な事例に圧倒されました。事例を読んでいるだけで影響されます。最盛期の英国の人々に「天は自ら助くる者を助く」という考え…

農業のマーケティング教科書

「農業のマーケティング教科書」を読みました。静岡県立大学の岩崎先生の著作です。私「ブランドづくりの教科書」いらいのファンです。本書も爽やかなマーケティング論です。豊富な調査と事例で腹に落ちます。経営改善ではなく経営革新をするべきだというの…

日本農業再生論

「日本農業再生論」を読みました。副題は「自然栽培革命で日本は世界一になる」です。「奇跡のリンゴ」木村氏と「ローマ法王に米を食べさせた男」高野氏の共著です。お二人とも還暦を過ぎてなお旺盛な行動と発信力をお持ちです。日本の農業を再生させるには…

菜根譚

「菜根譚」を読みました。新渡戸稲造氏がたくさん引用していたので読んでみました。人生訓満載で、一言で言えば「中庸」をすすめています。中国、明の時代17世紀の初め頃、今から400年ほど前に書かれた本です。著者は洪応明、若い頃、科挙に合格して官吏に、…

侵略に気づいていない日本人

「犠牲者120万人、祖国を中国に奪われたチベット人が語る侵略に気づいていない日本人」を読みました。 1965年、チベットを追われインドから日本に逃れてきたチベット人(今は日本に帰化)の著書です。私より一歳年上の同年代ですので、この頃からの日本の変…

ハドリアヌス帝の回想

「ハドリアヌス帝の回想」を読みました。第二次大戦後に書かれたフランスの本で、名著の誉れの高い書物です。歴史に忠実でありながら想像や創作が混じった作品です。ハドリアヌス帝が後継者に自分の事跡を語りながら、自らの政治哲学や文化、思想を述べると…

5000年前の男

「5000年前の男」を読みました。1991年にアルプスの標高3000メートルの氷河の中から5000年前のミイラが発見されました。そのときに立ち会った考古学者の手記です。はじめは殺人事件捜査として現場検証。次に中世の遭難者、調べてみたら何と5000年前の新石器…

逆境を越えてゆく者へ

「逆境を越えてゆく者へ」を読みました。「われ太平洋の橋とならん」新渡戸稲造のアンソロジーです。樋口一葉の5千円札の前は新渡戸稲造の肖像でした。米国で出版された「武士道」は日本のよき紹介になり、米国との橋渡しの役割を果たしました。その偉人の本…

流れる星は生きている

「流れる星は生きている」を読みました。 重い本です。先の大戦で中国満州に置き去りにされた藤原ていさんが、3人の幼子を連れて日本に帰り着くまでの実話です。「母は強し」なんていっているような生やさしい逃避行ではないです。ご主人(新田次郎氏)は中…

学校が元気になる

「学校が元気になる」を読みました。NHK 「課外授業ようこそ先輩」のチーフ・プロデューサー坂上達夫氏の著作です。坂上氏は私の高校の同級生です。私の結婚式の司会もやってくれました。高校時代、田園調布の彼の家で何度もごちそうになりました。まことに…