2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

成功している人はなぜ神社に行くのか?

「成功している人はなぜ神社に行くのか?」を読みました。見方によってはトンデモ本です。真面目に書いているのか疑いたくなる部分も多々あります。ただ、人知にはかることのできないものが世界にあると信じることは謙虚な態度をもたらします。4年前に、伊…

ぐずぐずの理由

「ぐずぐずの理由」を読みました。言葉は奥が深い。子供の頃から自然な会話で覚えた言葉や教育によって施された言葉、さらに読書や仕事で知った言葉の積み重ねで、私たちは受信し発信しています。この本のオノマトペ例を読み感心しました。「ぎりぎり」と「…

望郷と海

「望郷と海」を読みました。先の大戦でシベリアに抑留され、8年の間、強制労働させられた人の体験記録です。圧倒的な苦難状況の中で人は尊厳を保てるか? という視点で読みました。飢餓との戦い、寒さとの戦い、虫との戦いの中で、ただ生きる事だけが目的に…

日本人が知っておくべき戦争の話

「日本人が知っておくべき戦争の話」を読みました。チャンネル登録しているKAZUYAさんの著作です。歯切れの良い左翼や朝鮮に対するコメントにいつも驚いています。帯広の出身ということにもシンパシーを感じています。本書は彼の一貫した主張の基になってい…

こころはどう捉えられてきたか

「こころはどう捉えられてきたか」を読みました。副題は「江戸思想史散策」です。江戸時代の泰斗、伊藤仁斎、荻生徂徠、本居宣長という3人の「こころ」の見方を解説しています。朱子学に強く影響され、中国古典に回帰した仁斎や徂徠も魅力的な考えですが、本…

私の本棚

「私の本棚」を読みました。女優で作家の中江有里さんの本です。NHKで「1493」を紹介してくれました。優美で分かりやすい解説でした。いつの間に文化人に変身したのか興味津々で彼女の本を読むことにしました。淡々と率直に自分を語っています。取り上げ…

脳が壊れた

「脳が壊れた」を読みました。恐ろしい経験談です。41歳で突然の脳梗塞を発症、後遺症に対峙するフリーライターの闘病記です。奥さまは、数年前に脳腫瘍の手術、治療をしており、ようやくの回復中に自分が倒れるとは! 不幸を呪いたくなるような状況を客観…

宮沢賢治の真実

「宮沢賢治の真実」を読みました。宮沢賢治については、「雨二モマケズ」と「永訣の歌」くらいの知識しかありません。宮沢賢治は農業の先生で田舎のインテリくらいの認識でした。「銀河鉄道」については童話のわりに難解な内容だとの印象はありますが、あら…

超文章法

「超文章法」を読みました。副題は「伝えたいことをどう書くか」です。新しい本だと思って購入しましたが、出版は2002年で13判を数えるベストセラーでした。いちいちごもっともです。当時はまだパソコンで文章を書くことが常識ではなかったようで笑えま…

弱いロボットの思考

「弱いロボットの思考」を読みました。前著もよくよんでいましたし、テレビの番組でも何度もみていましたので、先生の考えは素直に読めました。コミュニケーションの本質に迫る議論です。ルンバの不完全さがかえって親しみをもって迎えられたというのは、実…

新シニア市場攻略のカギはモラトリアムおじさんだ

「新シニア市場攻略のカギはモラトリアムおじさんだ」を読みました。私はモラトリアムおじさんではありません。でも目標や目的を失ったモラトリアムおじさんたくさんいます。マーケッターとしてはここにターゲットをさだめて狙い撃ちは正解だと思います。備…

コロンブスから始まるグローバル社会1493

「コロンブスから始まるグローバル社会1493」を読みました。コロンブスがアメリカ大陸を発見したことで、動植物や微生物の移動がおきました。名付けて「コロンブス交換」です。この「コロンブス交換」が世界史に与えた強烈なインパクトを分析しています。例…

人はアンドロイドになるために

「人はアンドロイドになるために」を読みました。大阪大学のロボット学者、石黒浩教授の小説です。ロボット学者らしい知識や論理にあふれていますが、面白い小説ではありません。宇宙を解明するために生命があるとは思いません。私。人はアンドロイドになる…

未完のファシズム

「未完のファシズム」を読みました。戦前の日本はファシズムだったのか? この答を知りたくて読んでみました。戦前の日本は明治維新以来、権力を集中させたと誤解していました。むしろ明治の元勲は権力を分散し、天皇をはじめとする個人に権力を集中できない…

エントロピーの法則

「エントロピーの法則」を読みました。農業関係の本を読んでいて、この本に行き当たりました。農業自体は、太陽光を利用して光合成によりエネルギーを物質化する産業です。エントロピーの減少に当たるかと考えていましたが、さにあらずこれも生産の為に膨大…

IoTが拓く次世代農業アグリカルチャー4.0の時代

「IoTが拓く次世代農業アグリカルチャー4.0の時代」を読みました。良書だと思います。前半は、これまでの日本農業の歴史と現状、問題点を上手にまとめています。この本だけで日本の農業は概観できます。後半の自立多機能型ロボット「DONKY」のコンセプトに驚…

日本発 ロボットAI農業のすごい未来

「日本発 ロボットAI農業のすごい未来」を読みました。副題は「2020年に激変する国土、GDP、生活」です。帯には、「迫る完全ロボット化、作業時間は9割減、輸出額1兆円も目前!」とあります。著者はIoTやITにはそれほど詳しくはなかったようですが、この本を…

GDP 4%の日本農業は自動車産業超える

「GDP 4%の日本農業は自動車産業超える」を読みました。 帯びには「2025年には一とあたり10ヘクタール!! 超大規模化する農地」とあります。著者は8年間「日本農業新聞」の記者として、農業政策や農業ビジネス、農村社会の現場を取材していました。数年前か…

農業で利益を出し続ける7つのルール

「農業で利益を出し続ける7つのルール」を読みました。副題は「家族農業を安定経営に変えたベンチャー百姓に学ぶ」です。群馬県の農家の長男として生まれ、コンニャク栽培をしていたが、平成元年、コンニャク相場が暴落、破産の危機に見舞われた。活路を製品…

最強の農家のつくり方

「最強の農家のつくり方」を読みました。副題は「農業界の革命児が語る究極の成長戦略」です。著者は千葉県の農家に生まれ家業を継いだ方です。若い頃から法人化を進め、インフラ投資が多い事、価格が安定しない事に挑戦し、新しいビジネスモデルを確立した…

農で起業する!

「農で起業する!」を読みました。副題は「脱サラ農業のススメ」です。外資系サラリーマンとして50歳まで働き、一念発起して宮崎県綾町で起農した物語です。結構、ガンコ親父で笑えます。失敗を成功に結びつける方法論に長けています。儲けるためというより…

通販で稼ぐ! 年商1億円農家

「通販で稼ぐ! 年商1億円農家」を読みました。副題は「お客様と直接つながる最強の農業経営」です。富良野のメロン農家です。高校を出て親の農業を継ぎ、マジメにコツコツと働けば成功すると信じて農業を続けたがうまくいかない、何故だ?を自分の頭と実行力…

最強の農起業 !

「最強の農起業 !」を読みました。デンソーの営業マンが脱サラして観光農園を成功させた物語です。元々、岡崎の農家の出身で早稲田を卒業してサラリーマンになっていた方です。地元に戻って農業大学校に通い、ブルーベリーに出逢い、やってみたらうまくいっ…

儲かる農業

「儲かる農業」を読みました。副題は「ど素人集団の農業革命」です。北日本食品(ブルボン)の営業マンが長野県の佐久で農業を初めて、カンブリア宮殿に出演できるほどの成功を収めた話です。生産は100点満点で良いが、営業は、その倍の200点満点でな…

キレイゴト抜きの農業論

「キレイゴト抜きの農業論」を読みました。帝人に務めてからの脱サラの農業従事者です。有機農業を志すも、有機だけではお客様が満足できないことをよく知っています。消費者への直接販売と飲食店への注文販売で安定した経営を実現しています。小規模で美味…

農業問題

「農業問題」を読みました。2014年の発刊です。副題は「TPP後、農政はこう変わる」とあり、数年前の大騒ぎを思い出しました。これまでの農産物に対する貿易交渉の流れと農地の問題を理解しました。日本の農地は戦後の農地改革で小作人が小さな農地を得たため…

日本農業の真実

「日本農業の真実」を読みました。以前より食料安全保障は気になっていました。輸入が止まれば国民は飢えてしまうという問題意識です。この恐れを巧みに利用しているのが、政治家であり農水相であり農協であると理解しました。自給率にもカロリー自給率と生…

島耕作の農業論

「島耕作の農業論」を読みました。ロボットやIoTと農業の関係や現場を知るための読書です。まずはこの「島耕作…」から読みはじまました。元ローソン社長の新浪剛史さんとの対談は読みごたえがありました。経営者の農業に対する見方を代表しています。政治家…