2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「古事記を旅する 第二部」

「古事記を旅する」第二部「東へ向かう海道」を読みました。これで、この本はおしまいです。非常に良い本だと思います。永久保存本にします。 天孫降臨の九州高千穂から、神武天皇の東征、瀬戸内海を抜けて熊野、伊勢、熱田神宮へ。ヤマトタケルの走水、富津…

古事記を旅する 第三部

「古事記を旅する」第三部「ヤマトを巡る街道」を読みました。淡路島から大阪、奈良近辺探索の旅です。オノゴロ島からはじまり、大阪の仁徳陵、奈良の垂仁陵、神武陵から宇治までの歴史遺跡を辿っています。天皇家の栄光と敗れたものの悲哀を勉強しました。…

生きる悪知恵

「生きる悪知恵」を読みました。週刊朝日の書評で知りました。西原理恵子さんの人生相談です。めちゃくちゃな回答で大笑いしようと思いましたが、案外真面目なので、かえって驚きました。名回答(迷回答)を備忘します。読書時間、30分。生きる悪知恵 正し…

企画書を確実にお金に変える仕事術

「企画書を確実にお金に変える仕事術」を読みました。売り込みの基本、人脈を使った仕事連鎖の方法、企画の必要要件の解説、が書いてあります。起業したい若者向け、あるいは企画初心者向けの本です、初心の頃を思い出して気楽に読めました。備忘します。読…

コミック 星新一

寝しなに「コミック星新一ショートショート招待席」を読みました。いろいろな漫画家が星新一の11ストーリーをコミックにしています。運命をテーマにした小田ひで次「箱」と、人類滅亡の日、白井裕子「午後の恐竜」が気に入りました。原作を読みたくなりま…

古事記を旅する

「古事記を旅する」第一部を読みました。対馬海流とともに日本海沿いの旅です。地図と写真を参照しながらの読書ですので時間はかかりますが、実に楽しい読書です。尚、この本は「口語訳古事記」「古事記講義」と対で読むようにできています。口語訳や解説の…

口語訳 古事記 完全版

「口語訳 古事記 完全版」を読み始めました。古事記について調べていると著者、三浦佑之氏にいきあたることことが度々です、1946年生まれ、千葉大学を経て、大正大学教授、古代文学、伝承文学研究専攻とあります。多分、古事記研究の泰斗なのでしょう。冒頭…

東大のディープな日本史

「東大のディープな日本史」を読みました。この本自体がディープです。白村江の戦いの顛末と、当時の東アジア状勢について理解できました。渤海や新羅が日本に朝貢していたとは、ちょっと驚きでした。藤原道長は、関白にならなかったそうです。当時、関白、…

最後だとわかっていたなら

「最後だとわかっていたなら」を読みました。FB→近藤誠さんのブログ http://makoto0823.xsrv.jp/wp/?p=2002 で知りました。とても綺麗な本です。詩集というよりも絵本です。9.11事件で亡くなった消防士が書き写していた詩だったそうです。原題は「Tomorrow…

考える技術・書く技術

「考える技術・書く技術」を読みました。良書です。長年にわたり社内で(上場企業)企画書を書いてきました。社内では読み手の理解度はほぼ予想できるので、了解事項を省きガラパゴス的企画書を書いていました。しかし、この数年、社外に夥しい企画書を提出…

ああ面白かったと言って死にたい

「ああ面白かったと言って死にたい」を読みました。これまでのたくさんの著作の中から言葉を拾っています。あとがきに「…編纂にたずさわって下さった仲田てい子さんはさぞかし心身をすり減らされたことでしょう。まるで私の吐いたゲロの腑分け(?)をさせら…

ヤノマミ

「ヤノマミ」を読みました。アマゾンの奥地の原住民保護区ワトリキで暮らすヤノマミ族との150日間の記録です。「ヤノマミ」とは人間という意味です。「ヤノマミ」はモンゴロイドで、顔つきは私たちによく似ています。つい最近まで石器時代を過ごしていた…

常識からはみ出す生き方

「常識からはみ出す生き方」を読みました。部下が会社を辞めて起業するとのこと、この本を餞の言葉とともにプレゼントしようと思っています。遊牧民的な、縛られない働き方、ノマドワーカーの手引き書です。100ドルで起業する方法もいくつか書いてます。あな…

おじさん通信簿

「おじさん通信簿」を読みました。AKB48の秋元康さんの40歳代後半のエッセイ集です。20年くらい前に学芸大学駅の近所の有料駐車場で会いました。ベンツだったか、高級車から素敵な女性と降車するところでした。私はカローラの営業マン、その落差も…

ウナギ大回遊の謎

「ウナギ大回遊の謎」を読みました。うなぎの産卵場所を見つけるという究極の謎を追いかけた科学者たちの夢と冒険の記録です。面白い、実に面白い本です。一見、何の役に立つ研究なの?と思いますが、さにあらず、ドラマチックな展開で、有用、無用の議論を…

太平洋のレアアース泥が日本を救う

「太平洋のレアアース泥が日本を救う」を読みました。大学教授の著者は10年くらい前に太平洋にレアアースが大量に眠っていることに気づき、昨年、ネイチャーに発表、世界中から大注目を浴びました。レアアースがないとスマホも液晶も太陽電池もつくれない…

なぜあなたは英語が話せないのか

「なぜあなたは英語が話せないのか」を読みました。日本語を流暢に話す外国人は、やはり大したものです。話す内容がなければ話せないし、場の状況を理解できなければ話せないのは日本語でも英語でも同じだということが分かりました。もちろん、単語や文法も…

おじさん、語学する

「おじさん、語学する」を読みました。物語仕立てのノウハウ本です。普通のおじさんがフランスの孫に会うためにフランス語を習得する物語です。強い動機がなければ、習得できないそうです。方法の善し悪しではありません。また、<訳読主義>をしていては会…

ダチョウの卵で、人類を救います

「ダチョウの卵で、人類を救います」を読みました。dimeの特集記事を読んで取り寄せてみました。京都府立大学の教授(獣医学博士、44歳)が書いた本です。内容は表題の通り、ダチョウの驚異的な生命力に魅せられた学者が、ダチョウの免疫力に目をつけ卵から…

中年英語組

「中年英語組」を読みました。著者の英語習得のコツと苦労話を本にしています。後半は日米文化比較論です。10年以上前の本ですが、楽しめました。著者は東京大学法学部、大蔵省入省組ですから、元々エリート中のエリートです。英語が「できない」と言って…

食い逃げされてもバイトは雇うななんて大間違い

続いて「食い逃げされてもバイトは雇うななんて大間違い」を読みました。著者の意見が表に出ていて面白く読めました。至極、真っ当な意見です。また「常識を疑え!」を強く主張しています。山田真哉著「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」「食い逃げされても…

食い逃げされてもバイトは雇うな

「食い逃げされてもバイトは雇うな」を読みました。購入してから3年以上経っています。表題だけで内容を判断していました。この本は会計の入門書です。初心の経理担当者の教科書に最適だと思います。大学生の頃、「簿記」と「経営」の関連が全くわかりません…

妻を帽子とまちがえた男

「妻を帽子とまちがえた男」を読みました。iTunes Uの東京大学心理学教室俯瞰講義で紹介されていたので取り寄せてみました。精神科医オリヴァー・サックスが実際の患者を記録したノンフィクションです。24の症例を取り上げています。著者は、こころ優しい…

30秒ドローイン!腹を凹ます最強メソッド

「30秒ドローイン!腹を凹ます最強メソッド」でポッコリ腹を矯正することにしました。「ドローイン(Draw-in)は腹を凹ませるという動きをさす言葉。…腹を凹ませることでおもに腹横筋に働きかける方法です。腹を凹ませると、腹横筋につながっている胸腰筋…

YELLOWS3.0 CHINA

五味彬氏のYELLOWSシリーズ第3弾です。写真家、五味彬氏は、まだアンダーヘアが解禁されない頃から先駆的に露出写真を発表していました。私は15年以上前にYELLOWS2.0をパソコンソフトで購入しています。1万円くらいしました。YELLOWS2.0は裸の女を正面、背面…

シュリーマン旅行記 清国・日本

「シュリーマン旅行記 清国・日本」を読みました。小説家、山本一力氏の推薦です。シュリーマンといえば、ホメロスの「イーリアス」に感動し、自弁でトロイアの遺跡を発見した偉人です。高校生の頃、課題図書「古代への情熱」を読んだ記憶があります。最近は…