2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

20世紀型メディアの形成

放送大学「21世紀メディア論」第3回「20世紀型メディアの形成」を視聴しました。無線からラジオへの歴史です。1895年マルコーニが無線電信を実用化しました。モールス通信です。アマチチュアから始まった放送は、1920年アメリカで開始されました。…

歴史と人間 マルタンゲール

放送大学「歴史と人間」第9回、歴史に名を残さない人々「マルタンゲール」「メノッキオ」「ピナゴ 」を視聴しました。マルタンゲール事件とは…中世のフランスで起きた亭主なりすまし事件で、実に興味深い話です。フランスで映画化され、ハリウッド映画として…

歴史と人間 モンテーニュ

放送大学、歴史と人間、第8回「モンテーニュ」を視聴しました「モンテーニュ」は「随想録(エセー)」の作家くらいの知識しかありませんでした。彼は、ボルドーの名門領主の生まれで、子供の頃から神童で、のちに裁判官になり真っ当に暮らしていましたが38歳…

歴史と人間 ルイスフロイスと豊臣秀吉

放送大学「歴史と人間」第6回「 ルイスフロイス」と第7回「豊臣秀吉」を視聴しました。ルイスフロイスはイエズス会 フランシスコザビエルに帰依し日本に来訪。「日本史」を著し16世紀の日本を記録しました。イエズス会ははじめに長崎県横瀬港に福田に上…

権力の館 戦後首相の館

放送大学「権力の館」6回から8回は戦後の「首相の館」を取り上げています。政治家にとって、私邸、公邸、別荘は、政治の場であるとともに精神回復の場であったことを理解できました。紹介された「権力の館」は以下の通り。 はじめは吉田茂首相の目黒の公邸…

地震前兆現象を科学する

地震の予測は、地震発生の「エリアを広く、時間を長く、規模を小さく」すれば、日本のような地震多発地帯では必ず当たるそうです。現在の地震予測で有望なのはGPS、井戸水位、動物行動ですが、どれもピンポイント予測はできないので複合情報で予測するしかな…

言ってはいけない

「氏より育ち」人々は環境や努力により困難を克服できると信じています。しかし、真実は遺伝的な要素が大きいことを主張した本です。人種により能力にも差があるそうです。トンデモ本ではありません。霊長類で唯一ペニスに亀頭があるのは、乱交による他の遺…

FACTA 2016年6月号

「FACTA」2016年6月号は読みごたえがありました。「三菱御三家日産頼みの屈辱」「親バカ鈴木敏文の末路」「シャープに郭会長の秘策」「70代と心中する紙の新聞」「東芝不正で同罪トーマツ窮地」の記事を面白く読みました。三菱を傘下にいれた日産ゴーン社…

中学の知識で分かるアインシュタイン理論

GPSが相対性理論の産物であることに驚嘆しました。移動する物体では時間が遅れるので、その誤差を修正しないと使い物にならないそうです。その誤差を「相対性理論」式で補正しているそうです。原子爆弾については朧げに聞いたことがありました。アインシュタ…

ではまた、あの世で

ノンフィクションライター大泉実成著、故水木しげるに関するアンソロジーと追悼文です。テレビ「ゲゲゲの女房」の水木しげるは優等生で、本当ははるかに破天荒だったようです。そして温かい人だったようです。死に目にあっているせいか、覚悟ある一生、心に…

プロフェッショナルセールスマン

プルデンシャル生命の伝説の営業マンの話です。私は若いころ薬売りでした。プロパーです。開業医さん、病院、大学を回って生計を立てていました。その頃のことを思い出しました。でも最後までこの伝説の営業マンの心や行動に同調することはできませんでした…

総員玉砕せよ!

故水木しげる氏の戦記物で、最も有名な作品を読みました。人の命が紙屑のように捨てられる日常を淡々と描写しています。伐採した木の下敷きになってあっさりと圧迫死、飢えのあまり獲った魚を飲み込もうとして窒息死。ビンタの嵐に加えて雑用の強要、これが…

天使か悪魔か、人工知能を探る

昨晩NHKでされた羽生善治「天使か悪魔か、人工知能を探る」と、昨年放映された立花隆「臨死体験」と同じような結論でした。アルファ碁が碁の世界チャンピョンを負かしたことで衝撃を受けていましたが、人間はチーターのように早く走れないし、自動車にも追い…

ニュルンベルク裁判と東京裁判

シリアス映画「ニュルンベルク裁判」とドキュメンタリー「東京裁判」を視聴しました。両作品とも第二次世界大戦勝者の敗者に対する報復あるいは断罪の様相が色濃い内容です。国家と個人の狭間で悩む被告人の姿に、憐れみと怒りを感じました。「あなたのせい…

権力の館1ー5

放送大学「権力の館」第1回から5回までを視聴しました。「権力の館」? 一番わかりやすい例としては、国会議事堂が「権力の館」です。5回目で、函館奉行所が取り上げられました。1864年建築の幕府奉行所を北海道庁舎として明治政府が数年利用し以前の徳川…

日本日記

「…(出稼ぎ)韓国の女たちは自分だけを愛してほしいと思うのである。それをいちずさで求めてゆくので、いったん関係を持つと男たちはしだいに追いつめられてゆくことになる」在日外国人の「日本についてのエッセイ」アンソロジーです。古い本ですが、ケントギ…

歴史と人間「北条泰時」

放送大学「歴史と人間」第4回は「北条泰時」です。頼朝や政子のような創業者に、つい目を注ぎがちですが、継承者、治世者に人を得なければ政権は保たれないことがよくわかりました。北条泰時の人柄と政治能力に驚嘆しました。 北条泰時は、源頼朝の妻、北条…

よくわかる手相

かつて、無理なく女の子の手を触るために、手相を知りたいと思うとともに、邪だと反対する自分がいました。はじめて手相の本を読んだ印象は「結構難しい」「濃い薄いがわからない」、「連続している、していないがわからない」これはかなりの経験が必要なこ…

神社の解剖図鑑

新趣向の構成です。有名神社を例に取り上げて、神社とは? 日本神話とは? 神社のグループとは? 御利益とは? などと説明しています。 気多大社(石川)、 神魂神社(島根)、自凝島神社(兵庫)、和多都美神社(対馬) この四つの神社以外は、伊勢神宮など、訪れたこと…

北海道の歴史散歩

北海道の「歴史散歩」とは言いながら、半分は道南の歴史です。ほぼ知っていることで流し読みができました。私は、北海道内、函館、札幌、旭川の他は行ったことがありません。この本を頼りに、歴史名所、ついでに観光地も巡りたいと思っています。備忘します…

新映像の世紀 第4集

NHKオンデマンドで視聴しました。「新映像の世紀」「 第4集 世界は秘密と嘘に覆われた」です。 共通の敵「ファシズム」を倒した資本主義社会と社会主義社会はその後、激しく対立しました。すなわちスパイ工作による情報戦の様相を示すようになりました。核開…

ヒルティ老いの幸福術

ヒルティに名を借りた著者、鷲田先生の幸福論、老人論です。あまり参考になりませんでしたが、「それでよし」備忘します。ヒルティ 老いの幸福術作者: 鷲田小彌太出版社/メーカー: 海竜社発売日: 2015/01/27メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含む…

新映像の世紀 第3集

NHKオンデマンドで視聴しました。「新映像の世紀」「 第3集 時代は独裁者を求めた」です。 第一次大戦で敗北したドイツは、賠償金苦しんでいました。大恐慌は、さらにドイツ経済を衰退させ、労働者は貧困化しました。ドイツ国民はヒトラーにその打開を託しま…

新映像の世紀 第2集

NHKオンデマンドで視聴しました。「新映像の世紀」「 第2集 グレートファミリー 新たな支配者」です。 第一次大戦で戦場にならなかったアメリカは、ヨーロッパを押しのけ、その生産力で大繁栄します。そして財閥の登場です。金融を支配したモルガン家、石油…

教養としての日本哲学

「葉隠」「武士道」「共同幻想論」「善の研究」…誤読していたようです。日本の哲学の特徴をまとめた本です。勉強になりました。「なる」「従う」「結ぶ」「無になる」「清める」…日本哲学の基本を解説しています。また、重要人物、重要概念について概観でき…

死はこわくない

立花隆氏の死に対するスタンスを誤解していました。どちらかというと「人は死ねばゴミになる」に近いと知って驚きました。「死ぬというのは夢の世界に入っていくのに近い体験なのだから、いい夢を見ようという気持ちで死んでいくことができる」立花氏の「臨…

雑学の威力

漫画家、コメンテーターのやくみつる氏の著作です。「雑学」についての意見はわりと陳腐でした。ちょっとがっかり。むしろ「オタク」の本書いてほしいです。トイレットペーパーの包装紙でもよいです。彼、ネットでは随分嫌われてますが、彼自身はネットに出…

鉄道忌避伝説の謎

この本も、学芸大学駅の古本屋で見つけました。副題は「汽車が来た町、来なかった町」です。確かに子供の頃、「町がさびれた原因は、鉄道敷設に反対した人々がいたからだ」と聞いたことがあります。そんなことも明治時代にはあったのかと信じていました。し…

銅像歴史散歩

学芸大学の行きつけの古本屋で発見しました。約200の銅像の写真と来歴、その人物にまつわる歴史が書かれてます。丁寧な書き方で好感もてます。奥付では2016年3月の第一刷、まだ新刊本です。在住の函館に関しては東浜桟橋の「赤い靴」、大森浜の「啄木像」だ…

野中広務 差別と権力

野中広務氏は、かつて闇総理と云われ、加藤の乱を潰した旧主派のボスと目されていました。でも私は嫌いではありませんでした。率直で頑固で、そしてコワモテで。苦労人で差別をエネルギーに換えた稀有の人だと諒解しました。また政治家は「選挙が全て」と再…