2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧
放送大学「権力の館」第13回「ペルセポリス 権力の劇場」を視聴しました。 ペルセポリスは紀元前のアケメネス朝ペルシャ帝国(前550-前330)の首都です。当時の最大都市バビロンを征服し、バビロンに捕らわれていたユダヤ人を解放しエルサレムに返した話が旧…
放送大学「歴史と人間」第10回「メアリ・ウルストンクラフト」を視聴しました。全く私の知らない人です。19世紀の半ばに活動した女性解放の祖といわれる人物です。「忍耐強く不正義に耐え、侮辱されても黙ったままでいる人は、やがて自分も不正な人間にな…
古いパラダイムで書かれた書物を読んでも無駄だと説いています。現在、大きな知のパラダイム転換が進行しています。あらゆる事象を「複雑系」「進化論」「ゲーム理論」「脳科学」「功利主義」の最新の知見で考え直す必要があります。例えば「囚人のジレンマ…
放送大学「21世紀メディア論」を興味深く視聴しています。第11回 は「メディアと市民:対決と対話」というテーマで講義しています。 20世紀は、マスメディアとジャーナリズムは精緻な秩序を持っていました。21世紀に入り、デジタルメディア(インターネット…
「北方ジャーナル」という月刊誌を読みました。いただきものです。北海道の「噂の真相」かもしれません。気になった記事は以下の通りです。 「幽霊病院、帯広記念病院が開業」認可から18年、7診療科目で開業後、ただちに2診療科目に縮小したとのこと。 「…
FACTA 7月号を読みました。気になった記事は以下の通り。 「オリンパス深圳文書の闇」5年前に損失隠しでバッシングを受けたオリンパスは懲りもせず、中国で800億円を超す在庫かい離をもみ消したそうです。 「ジャパンディスプレイ断末魔」資金繰りが逼迫…
放送大学「進化する情報化社会」第 10回「情報社会のプラットフォーム」第11回「情報技術によって変貌をとげる科学」を視聴しました。 プラットフォームとは、多くのシステムが共通に使う「基盤」のことです。社会の基盤をインフラストラクチャといいますが…
「会社経営はロマンではない。経営者には会社を潰さない責任がある」「経営は実行が重要である。言ったことは全て実行している」勉強になりました。放送大学「ケースで学ぶ現代経営学」第11回「いい会社とは何か」を視聴しました。寒天のトップメカー、伊那…
放送大学「権力の館」第12回は「アジアにおいて権力の館はどのように受容されたか」です。戦前の植民地支配の朝鮮総督府と台湾総督府が中心の講義です。1995年、戦後50年を記念して旧朝鮮総督府は解体されました。かつての宮殿を塞ぐように建てられていたた…
放送大学「日本古代中世史」第9回「中世の始まりと院政というシステム」第10回「鎌倉幕府と武士の成長」を視聴しました。講師は東大教授の本郷和人先生です。熱い語り口、楽しそうな話しぶりに引き込まれました。定説だけでなく研究者として自分の考えも述…
放送大学「21世紀メディア論」を興味深く視聴しています。第10回 は「メディア遊びの挑発」というテーマで講義しています。 メディアリテラシーの基礎に「メディア遊び」があるということです。ここでいう「遊び」とはエンターテインメントのことではあり…
放送大学「権力の館」第10回は関西の2回目「清涼殿・紫宸殿」です。「平安神宮」と「京都御所」を取り上げています。平安神宮は明治28年(1895年)に建設されました。平安京の1100年の記念の館です。第4回内国勧業博覧会のメインパビリオンとして建設されま…
放送大学「ケースで学ぶ現代経営学」第10回「低迷からの復活要因お考える」を視聴しました。実例として旭川市「旭山動物園」を取り上げています。旭山動物園には一昨年、北海道に赴任した直後に訪れました。その時に復活、再生のストーリーを関係者から随分…
「藤田 嗣治」の評伝を読みました。10年ほど前に京都で「藤田 嗣治展」を鑑賞しました。自画像や裸婦、婦人画、猫は柔らかい筆づかいでしたが、照明を落とした部屋に悲惨な「戦争絵画」が展示されていました。インパクトのある絵でした。さて本書は、若い頃…
「日本会議の研究」を読みました。私「日本会議」を知りませんでした。阿部政権の屋台骨を支えている団体だそうです。自民党は選挙もブレーンもこの団体に支えられているそうです。非民主的な思想を持つ人々が「民主的な市民運動」で目的を達成しようとして…
「致知」2016 July。特集は「腹中書あり」です。今月号は統合幕僚長、河野克俊氏と渡部昇一氏の対談とAOKIホールディングスの青木会長の記事を熟読しました。若い人はこの雑誌を理解できないと思います。備忘します。 「腹中書あり」は安岡正篤氏の座右の銘…
みずほ総合研究所の経営参考BOOK 165「今からでも間に合う! 仕事脳の鍛え方」を読みました。筆者は医者です。医者の立場から脳を語っています。脳はほかの臓器と違い、老いても成長する臓器だそうです。年だから仕方がないと諦めることが衰えを加速するそう…
NHK「アフガン秘宝の半世紀」バーミヤンとメスアイナクを視聴しました。アフガンが西洋と東洋の回廊として栄えたこと、ギリシャやインド、中国の文化が融合していた地であることを知りました。そして、そのバーミヤンでタリバンの大仏破壊が起きました。タリ…
放送大学「権力の館」第10回、大阪城天守閣と旧日本軍、第四師団庁舎を視聴しました。明治維新以後、幕府時代の城郭は日本軍に接収されました。大阪城も日本軍の所有でしたが、大阪市が煤煙に困り広い公園を欲して、軍に第四師団庁舎をタダで建ててあげる代…
放送大学「権力の館」第9回「軽井沢の館」を視聴しました。軽井沢は政治家のリフレッシュの場というだけではなく、社交の場の意味も大きいものでした。明治時代、大隈重信、太平洋戦争の戦前、戦中は、近衛、東郷、来栖などが軽井沢に別荘を構えていました。…
みずほ総合研究所が発刊している月刊誌「Fole(フォーレ)」を読みました。もう長い間、毎月読んでいます。今月号の特集は「世界を目指す地方発ベンチャー」「社員が結果を出す褒め方教えます」です。 「地方発ベンチャー」で感心したのはクモの糸の商業化です…
トップポイント(May.2016)を読みました。トップポイントは「一読の価値ある新刊本」を毎月紹介してくれる雑誌です。 先月号は、「ものづくりでもインターネットでも勝てない日本が再び世界を驚かせる方法」「シャープ企業敗戦の真相」「規制の虜」「命を作…
トップポイント(Jun.2016)を読みました。トップポイントは「一読の価値ある新刊本」を毎月紹介してくれる雑誌です。 今月号は、「地政学リスク」「USJを劇的に変えたたったひとつの考え方」「物語戦略」「What Gets What」「team of teams」「ヤバすぎる経…
NHK, 2005年放映の新シルクロード第4集「タクラマカン 西域のモナリザ」と最近作「シルクロード 謎の民〜タクラマカン砂漠 楼蘭の末裔?」を視聴しました。やや冗長な番組二つでした。 水源の枯渇や川筋の移動によりオアシスは衰退します。人々は水がなければ…
放送大学「21世紀メディア論」第8回「メディアリテラシーの覚醒」を視聴しました。 メディアの読み書き能力についての議論です。メディアリテラシーとは、メディアを読み解く能力、メディアを活用する能力、コミュニケーションする能力のことです。メディ…
放送大学「21世紀メディア論」第8回「メディアの生態系をデザインする」を視聴しました。 批判的メディア実践にチャレンジしていますが、ワークショップが市民と研究者をつなぐ突破口になりうると考えています。批判でなく創造を目指すことが重要です。メ…
放送大学「21世紀メディア論」第7回「メディアの系譜 その2」を視聴しました。 メディアの研究は、技術中心ではないが、技術から離れることはありません。これを前提にして、コミュニケーションを媒介にメディアを考えることが重要です。メディア論は、日…
放送大学「21世紀メディア論」第6回「メディアの系譜 その1」を視聴しました。 それまで社会論、文化論などでバラバラに論じられていたメディアやコミュニケーションが「メディア論」として再構築されました。フランスのギュターブ・ル・ボンは群集や大衆…
放送大学「21世紀メディア論」第5回「21世紀デジタル情報化の混沌」を視聴しました。 1990年からの世界、日本、インターネット、モバイル、メディア全般の変遷を解説しています。私にとっても、この25年はオンリーイエスタディです。まるで昨日のこと…
放送大学「21世紀メディア論」第4回「20世紀型メディアの確立」を視聴しました。日本のメディアの歴史を追いながら解説しています。新聞、放送の日本の歴史です。日本の新聞は明治、大正から一県一紙体制、記者クラブ、宅配システム、画一的紙面構成とい…