2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ベテラン弁護士の「争わない生き方」が道を開く

訴訟を語りながら、品性を大事にせよ、行動を第一にせよ、と説いています。「話し合いで解決しないから裁判をするわけですが、裁判をしなくて済むならそれ以上のことはありません。…まずは和解の道を探すことをおすすめします。」老弁護士の意見だけに重いと…

FACTA 2016/04

宣伝文句「三歩先を読むオンリーワン情報誌」に惹かれて定期購読をはじめました。広告もほとんどなく「選択」に近い情報誌です。芸能記事のない「噂の真相」を期待していましたが、それほど下品ではなく、「経済界」と「選択」の中間の感じです。暇つぶしに…

TOP POINT 2016.3

ブックガイドブック「TOP POINT」を毎月読んでいます。10冊の本の紹介(要約)です。今月、興味をもったのは以下の2冊で「アンドロイドは人間になれるか」「知の教科書 フランクル」です。早速注文しました。 「姿や動き、声が人間とそっくりの美人アンド…

ストレスチェック制度 概要と導入

仕事上の読書です。本書は函館商工会議所から送られてきました。副題は「改正労働衛生方対応」です。これまでに、某社団法人に相談しています。実務的には、民間企業に発注の予定で進行させています。復習のため、この小冊子を熟読しました。社会のストレス…

日本のいちばん長い日

久しぶりによい映画を観ました。役所広司さん、名演です。原爆が落ち、ソ連が参戦する中、無条件降伏を模索する鈴木貫太郎首相と阿南陸軍大臣の生き様を描いた作品です。1945年8月15日の玉音放送の顛末は、旧作で知っていましたが、この新作の方が出来がよ…

日本人はどこから来たのか

ホモ・サピエンス(現人類)は5万年前に西アフリカに出現し、世界中に拡散したそうです。エベレストの北と南に分かれたホモ・サピエンスは、3万8000年前にまず対馬の海を超えて日本に到達。その後、南からは海路、沖縄を経て日本に到達。北からは、当時、陸続…

人事の超プロが明かす評価基準

「人事評価」に関する三冊目の読書です。「評価制度の目的は、人を裁くことではありません。給与決めることだけでもありません。本当の目的は育成なのです」評価は気づきの機会で、伸ばすべき点、改善すべき点を明らかにして従業員の成長を促す仕組みだと了…

週間日本の神社74大山祇神社

伊予国一宮、大山祇(おおやまづみ)神社を参詣しました。祭神は「大山積神」の唯一神です。古事記では、イザナギ、イザナミの神産みにて誕生。日本書紀では、カグツチ斬殺の折の誕生とされます。コノハナサクヤヒメの父君なので、神武天皇の祖父にあたること…

映像の世紀 第11集JAPAN

映像の世紀、最終回は日本の明治、大正、昭和の記録映像です。アジア人のためのアジアを目指した日本は挫折。結局は帝国主義の追求になっていきました。ガンジー曰わく「日本人は剣にのみ耳を貸す民族であるとうい評価が間違であるとよい」と。この日本の100…

映像の世紀 第10集 民族の悲劇 果てしなく

映像の世紀、10集です。いままでの概説があり、その後のカンボジア内戦の悲惨な映像記録を紹介しています。今でも(1996年)国際紛争は続いており、パレスチナ紛争、セルビアとクロアチアなど第二次世界大戦の影響は続いています。20世紀は難民の世紀というこ…

人事評価の教科書

仕事上の読書です。「人事評価の場合、悪貨は良貨を駆逐する…レベルの低い評価者が役職が高い人であったりすると大きな問題なる」尤もです。読みやすい本の次は、オーソドックスな本にしました。網羅的な記述で安定感があります。人事評価の全体が見えてきま…

小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!

仕事のための読書です。当社の人事評価制度に不備があるので研究しています。やはり評価制度と目標管理制度には強い結びつきがあります。当社には目標管理制度がうまく定着していない弱みがあります。ただ、コンサルタント会社にお願いはしなくてもよさそう…

映像の世紀 第9集 ベトナムの衝撃

世界の警察、米国は仏国が放棄したベトナムに侵攻しました。米国は大義のない戦争にあえぎ、国内は疲弊していきました。ベトナムに敗北までの映像記録です。NHKスペシャル デジタルリマスター版 映像の世紀 第9集 ベトナムの衝撃 アメリカ社会が揺らぎ始めた…

映像の世紀 第8集 恐怖の中の平和

勝ち残った米国とソ連は軍事拡張競争に走りました。水爆、大陸間弾道弾を開発し、ついに冷戦時代を迎えます。両国のプロパガンダ映像記録です。NHKスペシャル デジタルリマスター版 映像の世紀 第8集 恐怖の中の平和 東西の首脳は最終兵器・核を背負って対峙…

マキャベリの経営語録

再読です。10年以上前に読みました。同じ本でも印象が随分違います。皮相に思えた内容が、むしろ人間的で、真実に迫る内容だと読み取れるようになりました。「事業には、確かにツキが回ってくるときと、ツキがこない時がある。だが、その企業が成功するかど…

徳川制度 「江戸町奉行所」「因獄の事」 〜p.293

「江戸町奉行所」「因獄の事」 の章です。江戸時代というと封建的で時代遅れで明治政府に打ち倒される稚拙な政権だと思っていました。この本を読み進めるうちに瞠目しました。法治国家ではなく情治国家であることは間違いありませんが、案外理にかなっていま…

漂流怪人 きだみのる

著者、嵐山光三郎さん、まだ28歳の頃。きだみのるさんと7歳の娘さん、カメラマンとの日本部落周りの実話です。とんでもない博学、乱雑で、美食家で、破天荒なジジイとのやりとりは面白いを乗り越えて唖然としました。 きだみのるさんは、ファーブル「昆虫…

映像の世紀 第7集 勝者の世界分割

第二次世界大戦の戦後処理の経緯と結果の映像記録です。ヤルタ会談、ポツダム宣言、大国間の息詰まる駆け引きとその結果、世界分割の様子を観ました。そこで人が死んでいます。日本人も。NHKスペシャル デジタルリマスター版 映像の世紀 第7集 勝者の世界分…

映像の世紀 第6集 独立の旗の下に

第二次世界大戦後、枢軸の敗北により権力の空白が生じました。中国、インド、ベトナムの独立の記録映像です。孫文、ガンジー、ホーチミンの姿、若き日の毛沢東や江青、ネール、スカルノ、金日成、歴史の教科書にでてくる人物のオンパレードです。人間とは、…

知の考古学

松岡正剛さん推薦、フコーの名著ということで購入しました。全ページ眺めてはみましたが、私の知的レベルでは全く歯がたちませんでした。「普段使ってる語彙や論理に疑問を持つべきではないか」と言っているように読めました。うーん、残念!知の考古学 (河出…

映像の世紀 第5集世界は地獄を見た

第二次世界大戦の戦争映像記録です。無差別爆撃、原子爆弾の投下、ガス室での虐殺、見るに耐えないほどの映像です。人はここまで残酷になれるのか、人の心に悪魔が潜んでいるのか、「世界は地獄をみた」のだと思います。NHKスペシャル デジタルリマスター版 …

映像の世紀 第4集ヒトラーの野望

ヒトラーが政権をとってから第二次世界大戦までの映像記録です。第一次世界大戦で敗れたドイツは、膨大な賠償金支払いなどにより、インフレや失業に喘いでいました。苦しい国民は民族の誇りと経済復興を標榜するヒトラーにドイツの運命を託しました。ヒトラ…

映像の世紀第3集 それはマンハッタンから始まった

第一次世界大戦後から、大恐慌までの米国の映像記録です。大戦の戦場にならなかった米国は戦争物資の大増産もあり、空前の好景気を迎えました。株や土地のバブルで一部の人は潤っていましたが、ついに1929年、株の大暴落が起き、大量の失業者を生み出してし…

映像の世紀 第2集 大量殺戮の完成

1914年から1918年の 第一次世界大戦の映像記録です。牧歌的な戦争から大量殺戮の戦争になりました。馬、歩兵、単発銃から、機関銃、戦車、飛行機と大規模で一般市民も巻き込まれる現代戦争に変貌しました。この映像に人の生き死にがたくさんありました。NHK…

映像の世紀 第1集 20世紀の幕開け

1995年から翌年にかけてNHKで放映された「映像の世紀」を観ています。20年前に一度観ています。第1集は20世紀の幕開けです。ラスプーチンが印象的でした。パリ万国博、ヴィクトリア女王の死、血の日曜日事件、ロマノフ王朝の滅亡、辛亥革命、サラエボ事件か…

老いと死のフォークロア

学芸大学駅のいつもの古本屋で、この本に呼び止められました。目次も見ないで購入しました。「老いと死」がこれからの私の最大のテーマです。逃げていましたが、捕まりました。考えます。また古事記の新解釈を読んで、納得したころ多々ありました。備忘しま…

本田宗一郎「4つのルール」

本田宗一郎氏の秘書を長く続けられた方の思い出話です。不世出の事業家であり、型破りの生き方を羨ましく思い、自らの至らなさを痛感します。爽やかな生き方に憧れます。本を紹介してくれた本間さんに感謝。備忘します。人間・本田宗一郎の素顔―モノづくり日…

図解で身につくドラッカーの理論

久しぶりにドラッカー関連の本を読みました。イノベーションを起こさないことが、リスクだと再確認しました。著者の久恒さんの解釈です。図解と強調文字を使い、わかりやすく解説しています。入門者には良いと思います。野田一夫先生のお弟子さんだそうです…

20兆円の入札ビジネス

「…落札のコツはありますか?とよく聞かれます…本当のところは「場数」だと私は考えています。」著者は「地下鉄のりかえ便利マップ」を考案された方だそうです。やり手の女性経営者です。指定管理者制度に言及はありませんが、かつての私の仕事の話でした。…

人生を面白くする本物の教養

「司馬作品は一般に物語性が強く、とても歴史とは言えないと思います。司馬史観という言葉があるように、司馬遼太郎の物語は初めに結論ありきのような気がしています。その結論に合致するモザイクだけを採用して、話が美しく組み立てられています。」ライフ…