2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

お墓の誕生

「お墓の誕生」を読みました。「お墓」の歴史が解説されています。石の塔のお墓にお参りに行って、お花を供えて、線香を焚く、このような行為がいつから行われていたか知りたくて読んでみました。民俗学からのアプローチです。学術的過ぎて読むのに骨が折れ…

巡るサービス

「巡るサービス」を読みました。小さなホテルチェーンの生き残りストーリーです。感激しました。10年も社長をやっていて「できない」と断定している自分が恥ずかしくなりました。私一人では無理ですが、チームで取り組めば、必ずブレークスルーできます、…

ひとたまりもない日本

「ひとたまりもない日本」を読みました。池田信夫氏の主張に近い内容です。驚きませんでした。最悪のハイパーインフレは不可避であると述べています。猛烈な痛みを伴います、でも、このガラガラポンをうまく利用できれば日本経済は復活するとの意見です。「…

ぼおるぺん古事記(三)

「ぼおるぺん古事記(三)」を読みました。「天地創世」「出雲繁栄」に続く「天孫降臨」で、神代の結末を迎えました。猿田彦命の先導で天下り、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)と契り、海幸彦、山幸彦の争い、そして神武天皇の誕生に続く一大叙事詩の完結…

おいしいから売れるのではない売れているのがおいしい料理だ

「おいしいから売れるのではない売れているのがおいしい料理だ」を読みました。サイゼリヤ創業者、一代のカリスマ経営者の本です。「執拗な人」です。未来工業の社長よりは仕えやすい人ですが、この方も「変人」には違いないと思います。「店長の仕事は総労…

楽して儲ける

「楽して儲ける」を読みました。未来工業創業者、中小企業のカリスマ経営者の本です。一種の「変人」です。こういう人に仕えるのは大変です。外部環境に対してかなり柔軟ですが、人を観る目はとても厳しく、同類の性格をもった人は側に居れません。「率先垂…

Mac Fan

雑誌「Mac Fan」 4月号を読みました。この雑誌は、毎月、iPadのビューンで読んでます。4月号はあまりにも素晴らしい内容で、電子情報だけでなく紙ベースで欲しくなりAmazonで購入しました。紙からのインプットの方が頭に入りやすいのは古い世代の名残でしょ…

梶井基次郎

桜を見ながら、ふと、梶井基次郎を思い浮かべた。桜の木の下には死体が埋まっている。そうだ、「桜の樹の下には」を読み返してみよう。i文庫HDで探し当て、40数年ぶりに読んだ。薄羽かげろうの死骸が対比されていたことなど、すっかり忘れている。情景は鮮や…

読書力養成講座

「読書力養成講座」を読みました。著者の読書法を理解しました。読書には4つの方法があり、それぞれの目的によって使い分けると良いとの意見です。「速読、通読、熟読、重読」です。熟読は「メモをとりながら、全部を詠む必要はない」など、示唆に富む内容で…

奥の細道をよむ

「奥の細道をよむ」を読みました。素晴らしい本です。「おくの細道」はオーディオブックで何十回も聴いています。通読も度々しているお気に入りです。この本に、今まで疑問に対して、ひとつの答をいただきました。「不易流行」と「かるみ」のそれぞれの意味…

ウェブで学ぶ

「ウェブで学ぶ」を読みました。iTunesUに初めて触れたときの驚きは忘れられません。東京大学の俯瞰講義を視聴して衝撃を受けました。この本でいう「オープンエデュケーション」の一種です。現在、不十分ではありますが、学ぶ意欲さえあれば、ウェブを通じて…

会社の品格

「会社の品格」を読みました。この本は、経営論というより人事論です。「社員を大切にしない会社は必ず滅ぶ」と言っています。その通りです。例えば定年で報酬が激減するのはおかしいと指摘しています。成果主義を標榜しながら、能力が下がっていないのに報…

ウェブ社会をどう生きるか

「ウェブ社会をどう生きるか」を読みました。5年ほど前の本で、web 2.0 で大騒ぎの頃の出版です。新しい言葉に惑わされるなと警鐘を鳴らしています。備忘します。ウェブ社会をどう生きるか (岩波新書)作者: 西垣通出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/05/…

日本の公安警察

「日本の公安警察」を読みました。怖いもの見たさの読書です。このような本が出版できる日本に感謝します。日本の公安警察 (講談社現代新書)作者: 青木理出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/01/20メディア: 新書購入: 5人 クリック: 78回この商品を含むブ…

介護保険

「介護保険」を読みました。介護保険が始まって数年後、03年の本ですが、当時の問題は解決していません。すなわち「地域格差」と「要介護認定」の問題です。突き詰めて考えれば、介護が充実している市町村に移住することはその人にとっては良いことですが…

デジタル化情報整理術

「デジタル化情報整理術」を読みました。すでに知っていることが多いのですが、すっきりとまとめてあり、頭の中を整理できました。スキャンスナップの利用法が詳しく紹介されています。また私いつも読んでいるアルファブロガーたちのコメントも載っており納…

パラサイト社会のゆくえ

「パラサイト社会のゆくえ」を読みました。ベストセラー5年後の続編です。両親が老齢化しはじめ「かじれるスネ」も無くなって、どうしようと途方に暮れるパラサイトたちの様子を豊富なデータから明らかにしています。将来が描けない不安が若者を蝕んでいる…

「情報を見せる」技術

「情報を見せる技術」を読みました。これほど私にそぐわない本は久しぶりです。デザインに関する本でした。てっきりプレゼン全般だと思って購入しました。ビジュアルセンスを身につける本でした。備忘します。「情報を見せる」技術 (光文社新書)作者: 中川佳…

流通戦略の新発想

「流通戦略の新発想」を読みました。イオンやヨーカ堂、しまむらなど10社の考え方が書かれています。ざっと読みましたが、「赤福」の話が興味をひきました。先週のお伊勢参りで「おかげ横町」「赤福本店」を見てきたせいかもしれません。ぜんざいも食べ、…

現代語訳 学問のすすめ

「現代語訳 学問のすすめ」を読みました。「天は人の上に人を造らず,人の下に人を造らずと云えり…」、明治時代のベストセラーです。すでに今の大学生は本書をほぼ100%読んだことはないし、原文も読めなくなっているそうです。私にしても学生時代にはじ…

人生に失敗する18の錯覚

「人生に失敗する18の錯覚」を読みました。帯に「世界一やさしい経済学を学んで人生に勝つ!!」とあります。主に投資の方法と、人間の心理について述ております。なかなか示唆富む内容で、これまでの株式投資や博打に対して大いに反省させられました。備…

日本人の9割に英語はいらない

「日本人の9割に英語はいらない」を読みました。英語が必要ないと言っているわけではありません。日本には優れた翻訳文化もあるので、9割の日本人にとっては、長い勉強時間の割に役に立たないと述べています。笑えたのは、国内で社内言語を英語化した楽天と…

100万回生きた猫

「100万回生きたねこ」を読みました。傑作です。どうとでも解釈できます。作者は誘導も、強制もしていません。心温まる話でもなく、お涙頂戴でもないのに感動しています。主人公のねこにシンクロしています。眠れない夜もたまには良いものです。100万回生き…

川崎本

ムック「川崎本」を読みました。地元のことなので、楽しんで読みました。小杉方面は割愛して、川崎駅周辺のみを読みました。食べる処と観光スポットに焦点をあてています。 東扇島に砂浜があるとは驚きでした。東田町の「モナリザン」は、エスカルゴが旨い、…

ウェブ時代をゆく

「ウェブ時代をゆく」を読みました。ベストセラー「ウェブ進化論」の著者梅田望夫氏の著作です。2007年の作品ですので、今読むと古い内容ですが、処どころに良いことが書いてあったのでその部分を備忘しておきます。ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学…

快楽消費する社会

「快楽消費する社会」を読みました。人ははなぜものを買うのだろうか、必要だから買うという答えでは説明ができなません。現代は買いたい商品を自分の欲求に従って選ぶ方が多いのではないでしょうか。本書では「快楽追求」のために買うと断じ、そんな多様な…

足利義満

「足利義満」を読みました。 室町時代は派手な戦争もなく面白みに欠ける時代という印象ですが、日野富子にしろ、本書の義満にしろ、政治的で、耽美的で、興味をそそられる時代だと思うようになりました。特に天皇になろうとした将軍「義満」とはどんな人物か…

生物と無生物のあいだ

「生物と無生物のあいだ」を読みました。「もう牛を食べてもいいか」の福岡伸一さんの本です。食べるという行為が分子交換であることを再度教えていただきました。福岡先生のおかげで、大げさに言えば、世界の見方が変わりました。ここには書きませんが、健…

フューチャーリスト宣言

「フューチャーリスト宣言」を読みました。梅田望夫さんと茂木健一郎さんの対談本です。軽すぎて馴染めませんでした。また、少し前の本なので最新知識の習得には不足です。備忘します。フューチャリスト宣言 (ちくま新書)作者: 梅田望夫,茂木健一郎出版社/メ…

「嫌消費」世代の研究

「嫌消費世代の研究」を読みました。衝撃的な書き出しではじまります。「クルマ買うなんてバカじゃないの?」「大型テレビなんていらない。ケータイのワンセグで十分」「日本語が通じない海外旅行なんて楽しめない」このように発言する若者を解説してくれま…