2008-01-01から1年間の記事一覧

刻苦勉励

昨晩、刻苦勉励の気魄が蘇ってきました。力が漲ってきました。NHKの「クローズアップ現代」の経済情勢分析(元日銀副総裁)を見ていて暗澹たる気持ちになりました。これは公共事業も無傷ではいられない、どうしよう?と思った瞬間でした。福沢諭吉作とい…

自分の鍛え方

明日朝、新入社員20数名の前で業界動向を話します。最後に時間があれば以下のようなキーワードをテーマにお説教しようと思います。 健康の大切さ 恒産恒心 一定の財産や安定した収入が無い人は心も安定しないという意味の言葉。中国の戦国時代の思想家の孟…

男たちの大和

「男たちの大和」を観ました。アナクロか、右傾映画と思っていましたが、結構いい映画でした。中村獅童がよかった。戦闘シーンもよく出来てました。ストーリー運びはタイタニックに影響されてるね。あまり良くない。 男たちの大和 / YAMATO [DVD]出版社/メー…

小椋桂

昨日は終日会議でした。苦しい状況ですが「それもまたよし」と思いながら発言していました。経営者の役割は資金繰りと方向性です。そこに特化するべきだと思います。韓非子は賞と罰の権限を他人に与えれば君主の地位を追われるとも述べています。この辺の匙…

アポロ13号

「アポロ13号」を観ました。着水シーンで感動しました。エドハリス演じる管制室のリーダーが怒鳴りながら「希望的な要素を言え!」皆に「cool!」と言いきかせていました。最悪の事態が起きたときには悪い予想をしがちです。「悪い予想」では問題が解決しま…

未熟者

高校生の頃、「自分の意見」について悩みました。自分の意見は何もなくて、読んだ本とか聞いた話の借りものにすぎないのではないかと考えました。プラトンを読めば「正義」が大切だと思うし、太宰を読めば自意識過剰になるといった具合でした。18才のとき、…

時計じかけのオレンジ

キューブリックの2本を観ました。「時計じかけのオレンジ」と「博士の異常な愛情」です。この2本が同じ監督だとは知りませんでした。「博士…」はかなり覚えていました。初めてではなかったのを途中で気づきました。核戦争の恐怖というよりブラックユーモア…

好印象

先ほど一度書き終えてから、全て消しました。立場上ここに書けないことが多くて困ります。さて、早々と本日年末挨拶に来られた某上場企業系の社長について書きます。帰り際、エレベーターホールで「今後一緒に仕事したいですね」と話したところ「是非…あなた…

配達されない三通の手紙

またまた映画です。野村芳太郎監督の「配達されない三通の手紙」、コッポラの「地獄の黙示録」を見ました。両方とも長いです。栗原小卷さん熱演です。若い頃の彼女は本当に美しい。ご自宅の近所に住んでいましたが、お会いしたことはありません。松坂慶子さ…

つまんない

「紀元前1万年」を見ましたが、つまらない。時代設定とか場所の設定とか、めちゃくちゃです。死んだヒロインが何の理由もなく生き返るなんておかしいし。マンモスを見せたかっただけの映画です。中島みゆきの「歌旅」なかなかよいです。ライブもいい。彼女…

社会不安

「遊星からの物体X」を見ました。これまたSFの名作と言われていますが、初めて見ました。ラストシーンは人間とは何か?を問いかけてるのではないかと思います。お奨めします。ただのSF映画ではありません。遊星からの物体X [Blu-ray]出版社/メーカー: …

未来世紀ブラジル

昔から見たいと思っていた「未来世紀ブラジル」を鑑賞。内容については、オーウェルの「1984年」を思い出しました。何度か見ないと理解できない気がします。少なくとも一般受けするような映画ではありません。最後のどんでん返しをどう理解するかです。1985…

デジタルネイティブ

NHKの「デジタルネイティブ」見ました。はてなの社長もでていましたが、あまり驚きのない内容でした。インド系の少年は、多分、芸術的な才能があるだけでインターネットとはあまり関係ないように見えました。早熟さが特別かも知れません。はてなの会社運…

メンター その2

何年か前にお亡くなりになった里見氏の話を書きます。20数年前のある日、日曜出勤をしました。仕事が一段落して昼過ぎに雑談になり、そのまま夜遅くまで二人で議論しました。「仕事は白と黒の判断だけではいけない、何もしないという判断を加えると上手く…

父方の祖父が書いた文章に「運は運ぶと書く待っていては運はこない」というのがありました。祖父は造船業で成功し、伊豆半島ではじめての上水を寄付した人です。 今日は運について考えます。「ついている人は一生涯ついている、運の悪い人は運のいい人のそば…

下流大学

三浦展さんの「下流大学が日本を滅ぼす!−ひよわなお客様世代の増殖」を読みました。抱腹絶倒ののちに意気消沈。新卒面接を15年以上実施していますが、年々幼児化しているのは事実です。AO入試入学者の実態は「嘘つきばかり?」だそうです。大学にまでモ…

それでもボクはやってない

空いた時間に新聞の購読会をしたことがあります。皆さんに実際にその日の新聞を読んで貰いました。まず漢字が読めない。その次に何が書いてあったか、内容の説明を求めました。意味不明の説明が多かったように記憶しています。 最近の面接試験で、新聞は読ん…

学おじさん

「学おじさん」(本多劇場)を見ました。伊東四朗は名人、平田満、片桐はいり、達者。馬渕英俚可、もしかして主役? 森本亮治、いい味。飯田基祐、吉田麻起子、奮闘。とても良かった。観劇後、下北沢の居酒屋で5人のソウルメイトで大騒ぎ。

変な人の書いた成功法則

「変な人の書いた成功法則」(斉藤一人著)を読みました。サイゼリアの成功記事をみて買った本です。「ザ・シークレット」に共通する部分が多いようです。「私はほんとうには困っていない」が成功の第一歩だそうです。「私は完璧です」「困ったことは起こら…

99人の死に方

「知識人99人の死に方」(荒俣宏監修)を読みました。癌で死ぬ人、脳溢血で死ぬ人、心臓疾患で死ぬ人、自殺、死に方はさまざまです。覚悟の死より、突然の死の方がよいような気がしてきました。高橋和巳、享年39歳。結腸癌で死去。 「もう治らんようになっ…

職業としての政治

某国立大学の女性研究者から「職業としての政治」をいただきました。随分前の話です。彼女の名前は忘れました。ふたりで飲みながら議論沸騰、彼女は旗色が悪くなり泣き出してしまいました。若い学者が現実の反証に耐えられないのはしかたがありません。人格…

まだ見ぬ中国

「まだ見ぬ中国」稲越功一著を読みました。写真とエッセイの関連性を私なりに探ろうとして、ほとんど失敗してしまいました。多分、稲越氏と私の感性が違うのでしょう。共感できないというのが正直なところです。西湖の美しさはよくわかりました。良い写真で…

VZ倶楽部

「VZ倶楽部」(ビレッジセンター刊)はVZエディターをこよなく愛した人たちの本です。平成3年1月に出版されました。ハードカバーで3800円でした。内容はVZファンや一部プロの短い文章の羅列です。パソコン関係の話が多いなか、唸らせる内容もあ…

映画三昧

昨日の夜から映画三昧。久しぶりに「ブエナビスタソシアルクラブ」をビデオで観ました。はじめと終わりのハバナの海岸と波のシーンがいい。何度見てもまた見ようと思います。今回はパーカッションのじいちゃんが素晴らしいのに気づきました。朝起きて、TO…

現場力を鍛える

3年ほど前のベストセラー「現場力を鍛える」を読みなおしました。大変勉強になりました。初めて読んだ頃は会社の状況も今よりは良かったので必要性を感じなかったのかもしれません。先日、当業界で売上トップの企業の社長が全国全ての店を見て回り、責任者…

仕組み仕事術

泉正人氏の「仕組み仕事術」を完読。 仕事を「作業系」と「考える系」に分けて、作業系を徹底的にルーチンワーク化することにより、どんなに忙しい人でも今の十倍の仕事ができるそうです。忙しく働いていて成果がでるわけではない。仕事はチームでやる。人を…

テクノヘゲモニー

世界中で株価が暴落しています。サブプライム問題が原因だとされています。これから世界、日本はどうなるのだろうか?不安になってきました。 思い出して、日本のバブル崩壊前1990年に出された「テクノヘゲモニー」(薬師寺泰蔵著)を拾い読みしました。本書…

現代文

約2ヶ月ブログを書いてみて、受験勉強時代を思い出しております。当時、現代国語で最も優れている参考書は「新釈現代文」(高田瑞穂著)と言われていました。読み返してみると、高校生の頃こんな小難しい本をよく読みこなしたものだと自分ながら感心します…

シルバーレイン

久しぶりに煮詰まっています。またまた別件の締め切りが迫ってきました。 さて、先日、昔からの知り合いが新しいことを始めるというのでおはなしを聞きしました。「シルバーレインのすべて」という本を持参してきていて、これと同じようなサービスをしようと…

トイレのふた

「楽しい人生を生きる宇宙法則」(小林正観著)という本に以下のような記述があります。トンデモ本ではありません。 ある大富豪が、人を雇い、全世界を調査させたというのです。調査項目は三つ。ひとつは「不老不死のクスリや方法はあるか」、ひとつは「貧乏…