現代文

約2ヶ月ブログを書いてみて、受験勉強時代を思い出しております。当時、現代国語で最も優れている参考書は「新釈現代文」(高田瑞穂著)と言われていました。読み返してみると、高校生の頃こんな小難しい本をよく読みこなしたものだと自分ながら感心します。多分何も分かっていなかったのでしょう。そのなかで現代文とは「現代の必要に答えた表現」と定義してあります。また筆者が「自分の表現にこめた願い」を読者が「問題意識をもって追跡」していくことが受験問題の解法だと述べております。先生が「筆者の願い」を整理してくれています。


第一、一人でも多くの読者に読まれること

第二、一人でも多くの読者に理解されること

第三、一人でも多くの読者に共感されること

たいへんもっともなことです。たくさんの人のブログを読んでいますが、つきつめるとブロガーの願いはこの3つに集約されているのではないでしょうか。散文の場合、読み手が問題意識をもっていなければ理解できない、論理展開を追跡できなければ理解できない、と明確に述べております。炎上とかの問題はこの辺にもあるのではないかと思います。

それでは某所に出掛けます。

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