2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ザ・サンキュー・マーケティング

「ザ・サンキュー・マーケティング」を読みました。良書です。1996年頃、米国でワインのインターネット販売を開始し、大成功させた人の成功物語です。「どうすればひととつながることができるのか、それは感謝の表現をすることだ」ということを縷々、丁寧に…

WHYから始めよ!

「WHYから始めよ!」を読みました。良書です。期待せずに流し読みのつもりでいましたが、唸ってしまいました。リーダーとは何か、深く考えさせられました。ジョブスだけでなく、ゲイツのよいところもわかりました。キング牧師の話も心に滲みました。経営者は…

日本史の終わり

「日本史の終わり」を読みました。池田信夫氏の対談本です。与那嶺先生と話がかみ合っていないような気がします。また対立点を際立たせることもなく、そうだ、そうだ、で終わっているような気がします。備忘します。「日本史」の終わり 変わる世界、変われな…

ドラゴンフライエフェクト

「ドラゴンフライエフェクト」を読みました。以前、書名に惹かれて買った本です。2011年、震災後の夏に発刊されてます。風が吹けば桶屋が儲かる風の本だと思ってましたが、さにあらずで、成功するための新しい方法論を開示しています。トンボは4枚の羽で空を…

クビ!論

「クビ!論」を読みました。2度目です。約10年前の出版で何度も版を重ねているところをみると需要が落ちないことがわかります。私は定年が近づいてきたので以前ほど身につまされることはありませんでしたが、さすが外資のクビの切り方は習熟しています。日本…

ボイス

「ボイス」を読みました。知識として読みました。起業変革の第一歩はボイス(顧客の声)に耳を傾けることからはじまるそうです。「あとがき」に、この本ほどたくさんの人に謝辞を書いた本は珍しいです。かえって嫌味にみえます。備忘します。ボイス ソーシャ…

つながり

「つながり」を読みました。副題は「社会的ネットワークの驚くべき力」とあります。欧米で良書としてベストブックに選ばれているそうです。学術的で、実例は面白いものの、論理的で難しい本と感じました。177ページの口絵1は、1020人のネットワークを図式化…

ブーメランの法則

「ブーメランの法則」を読みました。名著の誉れの高い本です。実際、重要なことが要領よくまとめられており、教科書に最適だと思いました。今となっては常識的な内容のようですが、20年前は衝撃だったと思います。備忘します。お客さまがまた来たくなる ブー…

腕白小僧がいた

「腕白小僧がいた」を読みました。写真集ですから観たといった方がいいかもしれません。土門拳さんの子ども写真集と当時発表された文などで構成されています。懐かしい子どもの写真です。私よりわずかに上の年代です。主に写っているのは1954年頃の小学生で…

眠れないほど面白い 古事記

「眠れないほど面白い 古事記」を読みました。記述がやさしくて、文章も上手です。特に中巻、第十一代「垂仁天皇」、下巻、第十六代「仁徳天皇」の周辺を詳しく読みました。かつて、両天皇の陵を見学したことがあります。 垂仁天皇陵は、京都から奈良に向か…

双発戦闘機 屠龍

「双発戦闘機 屠龍」を読みました。小学生の頃、マンガで戦記ものを好んで読んでいました。「紫電改のたか」わくわくして読んでました。空中戦の描写に心躍らせていました。ゼロ戦、隼、一式陸攻、月光、当時の飛行機の呼び名はグラマン、コルセア、スピット…

古事記

マンガ古典文学「古事記」里中満智子版を読みました。壱と弐の二巻です。壱は上巻で神代の話、弐は中巻と下巻で、大国主命から天孫降臨、天皇記です。よく読むと微妙に順番が違っています。たとえばスサノオが食物の神を殺したのはもう少し前の出来事であっ…

活眼活学

「活眼活学」を読みました。野村克也さんの推薦本です。野村さんが監督になりたての頃、話が下手で、どうにもならなかったそうで、安岡氏に相談したところ「聴衆は野球の話を聞きたがっているのだよ」といわれ、開眼したそうです。安岡正篤氏といえば自民党…

サービスマネジメント

「サービスマネジメント」を読みました。いろいろな事例を自分の仕事に置き換えるのに骨が折れました。ひとつひとつのエピソードが面白く、仕事で読んでいることを忘れがちでした。久しぶりにヤンカールソンの「真実の瞬間」を思い出して、身が引き締まりま…

セルジオジーマンの広告戦略論

「セルジオジーマンの広告戦略論」を読みました。10年前の翻訳で、5年以上前に買って、ずっと本棚に寝てました。なかなか面白い本でした。広告を生業とするひとには有益なほんではないでしょうか。著者は「認知率があがっても売り上げに結びつかなければ何の…

イノベーションのジレンマ

「イノベーションのジレンマ」を読みました。池田信夫氏のセミナーでも詳細に解説されていたので、記憶媒体(ディスク)についてのジレンマはよく知っていました。ショベルカーと鉄鋼生産も事例にとりあげてあり、理解を深めることができました。適応し過ぎ…

謎の大王 継体天皇

「謎の大王 継体天皇」を読みました。立花隆さんが名著に挙げておられたので読んでみました。良書です。古事記と日本書紀が縦横に引用されています。あっさりと読んでいた部分も詳細に検討すると、いろいろな見方ができるばかりでなく、欠損している部分を想…

日本国憲法なのだ!

「日本国憲法なのだ!」を読みました。赤塚不二夫さんの30年前の復刻本です。構成は「漫画」「憲法学者との対談」「憲法学者の解説」「憲法原文」です。安倍首相の憲法改正議論が盛り上がりを見せている中、この本も売れているそうです。赤塚不二夫さんは…

見て見ぬふりをする社会

「見て見ぬふりをする社会」を読みました。日本人だけでなくヒトに「見て見ぬふり」の種が宿っていることを知りました。著者の略歴をみて、そのスーパーレディそのものに驚きました。経営者にしてプロデューサーにして作家で研究者のマルチタレントです。な…

夢が現実に変わる言葉

「夢が現実に変わる言葉」を読みました。挫けそうになっていたので、よいクスリになりました。見開きごとに短い言葉が綴られています。「そんなにがんばれないよ」ということばもありますが、「そうだね」と腑に落ちることばもありました。今の時点でよい言…

偶然の科学

「偶然の科学」を読みました。速読でしたが、これは精読に値する本です。要するにビックデータがあっても意味づけ、仮説がなければ利用のしようがないということを理解できました。「偶然の科学」というより「必然の探索方法」とでも題した方がよい著作です…

ツキの科学

「ツキの科学」を読みました。思わずニヤリとしてしまう箇所がいくつもありました。競馬、競輪はあまりやりませんでしたが、パチンコや麻雀は結構やりました。ツキは確率論に支配されている。しかし、ついている日とついていない日があるのはなぜだろう? 偶…

百年たっても後悔しない仕事のやり方

「百年たっても後悔しない仕事のやり方」を読みました。身近にみえて、この人にはかなわない。ビジネスマンにして教養人、経営者にして常識人、マルチタレントです。定年してから起業するなど団塊の世代のスターです。ロンドンでの活躍、今に至る重要な基礎…

利他学

「利他学」を読みました。なせ私たちは他人に対して親切にするのかを考察した本です。自らの遺伝子をできるだけたくさん残すための合理的な行動でもあるし、他人の目を意識した行動でもあるし、道徳とうい文化のなせる行動でもある。ひとつの理由で説明する…

コモンズ

「コモンズ」を読みました。2002年の翻訳です。ネットの話として読めば、10年前の用済みの本ということになります。コモンズとは共有地とも訳され、公園や公道など多数の人々に平等に保有、または享受されるもののことです。インターネット環境もほぼそれに…

動けば変わる 動けばわかる

「動けば変わる 動けばわかる」を読みました。望月さんの結婚披露宴でいただきました。読了が遅くなってすみません、望月さん。望月さんの人柄通りの本に仕上がりました。ほほえましく、すがすがしい生き方がよくわかりました。若い頃は、一生懸命すぎて危う…

僕らの頭脳の鍛え方

「僕らの頭脳の鍛え方」を読みました。2009年に刊行されたブックガイドブックです。「田中角栄の研究」の立花隆氏とロシア通の怪物、佐藤優氏の共著です。「本間様には及びもせぬが、せめてなりたや殿様に」ということで、知の巨人・怪人、おふたりの対談に…

プロフェッショナルサービスマン

「プロフェッショナルサービスマン」を読みました。短いサービス業態の人物記です。よく書けています。日本中で必死に考えて、行動している人がいることを心から嬉しく思います。多分、自分のためじゃなく、お客さまや従業員、家族のためにもがいている姿で…

バフェットの教訓

「バフェットの教訓」の教教訓を読みました。天才投資家の箴言集です。意味が深くて、何度も読み返さないといけませんでした。ホリエモンと同じ様なことも言っているし、松下幸之助氏と同様の注意も随所にありました。「優秀な部下が災いを招く」というのは…

お金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの

「お金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの」を読みました。収監中のメルマガを元ネタに出版されました。書中、収監されている間も続けていたメルマガ読者へとのQ&Aを読んで、誤解に気づきました、私は堀江貴文氏を誤解していまし…