ドラゴンフライエフェクト

「ドラゴンフライエフェクト」を読みました。以前、書名に惹かれて買った本です。2011年、震災後の夏に発刊されてます。風が吹けば桶屋が儲かる風の本だと思ってましたが、さにあらずで、成功するための新しい方法論を開示しています。トンボは4枚の羽で空を飛ぶが、その羽は互いに協力し合っていないとうまく飛ぶことは出来ない…転じて仕事もそのように、ということです。備忘します。

ドラゴンフライ エフェクト ソーシャルメディアで世界を変える

ドラゴンフライ エフェクト ソーシャルメディアで世界を変える

ドラゴンフライ効果は四つの羽に依存する。四つの羽の動きが揃うとき、素晴らしい成果を上げる。「焦点」(具体的かつ計測可能なひとつの目標に的を絞る)…「注目」(相手の目にとまるように工夫する…)「魅了」(個人的なつながりを築けるよう、共感を示したり、ありのままの自分を見せたり、体験談を語ったりして、高い次元の感情に訴える。ここで肝心なのは相手を真剣にさせて自分から何かをしたいという気にさせるかどうか)…「行動」(相手が行動を起こせるよう必要な支援をする…)(p.28)
「魅了する力」を強めるためのエクササイズ 最後に恋に落ちたときのことを思いだそう。どんな気分だったか? なぜ恋に落ちたのか? (p.155)
…具体的には、<焦点>では、人間的、実行可能、検証可能、明確、幸福。<注目>では、私的に、驚きのあることを言う、メッセージを視覚化する、感覚に訴える。<魅了>では、ストーリーを語る、共感する、信頼を得る、メディアを組み合わせる。<そして、<行動>では、簡単にする、楽しくする、相手に合わせる、オープンにする、以上の17がデザイン原則として挙げられている。(p.254)