2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧
「マンガで読破 古事記」を読みました。駄本です。まず古事記を網羅していません。いくつかのエピソードを恣意的に取り上げているので古事記が誤解される恐れがあります。例えば、天岩戸の話は引きこもりのことで、アマテラスは、うつ病だった。日本は古代か…
トップポイント(MAR.2015)を読みました。トップポイントは「一読の価値ある新刊本」を毎月紹介してくれる雑誌です。10年以上定期購読しています。表紙に著書名、見開きに「CONTENTS」(200字程度)次に、「in brief」(1ページ)で少し詳しく、ようやく本…
「速さは全てを解決する」を読みました。初心のビジネスマンには非常に有用な本だと思います。よい復習になりました。確かに、頭の中のことを数枚のメモに書き出すとすっきりします。備忘します。★速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考』の仕事術作者: 赤羽…
「国債パニック」を読みました。「固定金利という契約は、もし大幅なインフレが起こった際には、ホゴにされる」衝撃を受けました。政府は、すでに財政赤字をハイパーインフレで棒引きにすると決めたのではないか。消費増税の先送りは、その前兆ではないのか…
「おっぱいは好きなだけ吸うがいい」を読みました。この本は駄本です。表題の内容とはあまり関係ない英米文学の話です。フォークナーとかヘミングウェイの話が主です。それに、著者は恋人や奥さん、子供をあっさり捨てたり、わがままで嫌な奴です。私のブロ…
「ザ・ゴール」(コミック版)を読みました。大変勉強になりました。私は生産に関して、ほとんど「しろうと」です。その私が生産の不効率について部下に語っていました。「変だ」「理解できない」「こうしたらどうだ」と。それを聞いた知恵者が「ザ・ゴール…
「独学術」を読みました。還暦を迎え、読書ますます盛んになりました。「知識を得る」ことが「考える」ための重要な準備であることがわかるようになりました。とある身分の高いサラリーマンの話を聞いて「それは違う、ここが違う」「哲学のない目標提示だ」…
「新戦争論」を読みました。小林よしのり氏の漫画本です。つまらない本です。「まだやってたの」が正直な感想です。過去の自分の論評が正しかったと自慢していますが、外れたことも多かったのではないですか。沖縄戦や戦後のブラジルのこと、戦死した詩人の…
「老人喰い」を読みました。オレオレ詐欺の犯罪者たちを取材した本です。泥棒にも三分の利というべきか。著者はこの犯罪者たちを現代社会の被害者として扱っています。貧乏出身の自分から言わせてもらうと「世の中、舐めんなよ! 必ず報いは受ける」と断言し…
「続 羊の歌」を読みました。加藤周一氏の名著「羊の歌」の続編で、昭和20年8月15日からの回想です。医者として広島に赴き、原爆症の患者さんを研究する合間、米国の研究者に「あなたの意見(民主主義的な考え方)は戦争中に認められていた意見か?」と問われ…
「井深大 私の自叙伝」をオーディブルで聴きました。1980年の録音です。長野県須坂市で終戦を迎え、10日後には、情報の集積する東京に出て行くところから話が始まります。技術を生かした、いろいろな取り組みをするものの、うまくいかず、盛田昭夫氏と悪戦…
「松下幸之助 私の自叙伝」をオーディブルで聴きました。本人の生の声です。社長から会長に退かれた頃ですから、70歳前後の録音です。丁稚小僧の頃、勤め人時代、創業の頃を楽しそうにお話しされています。丁稚の頃、先輩が横領したことに腹を立て、親方に…
「人生の転機」をオーディブルで聴きました。直木賞作家、長部日出雄氏の講演です。アイデンティティ・クライシスをどう乗り切るか、という一時間の講演です。勤めていた読売新聞を辞め、肩書きを失い、トップ屋、映画評論家で生活できそうになったのに、そ…
「起業家の条件」を読みました。30数人の起業評伝です。2006年の刊行です。二人の方とお話したことがあります。ひとりは、丸和運輸の和佐見社長です。何度か、お食事をご馳走になりました。腰の低い方です、でも目が笑っていません。やり手だなあとい…
「古事記の世界」を観ました。「CGアニメでひも解く日本誕生物語」が副題です。年末年始にBSフジで放映されました。アニメがあり、神社、景色などの実写映像があり、解説で締めています。解説は、古事記の大家、三浦祐之先生と漫画家、里中満智子さん、そ…
「バカ社長論」を読みました。良書です。社長論としてより管理者論として優れていると思います。「儲けたお金で高級外車を買い社長専用車にする人もしばしば見かけます。乗っている本人は快適かもしれませんが、お客様や社員、仕入先にとっては全く効用があ…
「後悔しない生き方」を読みました。案外、難しいことです。自分の思いに素直になり、一日一日を大切に生きて、現状を打ち破り、困難に挑戦して、良心 に従えば、後悔しないそうです。「我がことにおいて後悔せず」とは宮本武蔵の反語ではなかろうか。後悔も…
「日本経済新聞 プロの読み方」を読みました。ベタ記事に有用な記事があること、データに信頼性・網羅性があること、アジアに強いこと、大きな事件もあっさりとコンパクトに書かれていること、が特徴だそうです。私は一般紙を一紙しか読みません。それも一面…
「我が名は魔性」をkindleで読みました。久々の小説読みです。作者の清田いちる氏はプロの小説家ではないそうです。また14歳のときの作品だとのこと。キリスト、ヒトラー、神と天使、悪魔、宇宙、いろいろな概念が隠喩を使いながら展開していくので、正直、…
「市電でめぐる函館百選」を読みました。函館観光検定で読んだときは義務的であったせいか、面白みを感じませんでした。しかし、再読してみると、網羅的で、わかりやすく、函館出身の方々に是非、読んでもらいたい本だと思いました。実際、函館の人々に場所…
「闘う社長 ある中小企業再建記」を読みました。驚いたことに、長野にある「明治産業」の再建記録でした。約30年前の物語です。当時の斎藤社長が2012年、86歳で著した本で自費出版ではありません。私が入社した頃の話ですが、今私が取り組んでいる兄…
「図解 聖地伊勢・熊野の謎」を読みました。珍説、奇説のオンパレード、さすがに荒俣宏氏の監修です。天照大神は、卑弥呼あるいは神功皇后あるいは持統天皇ではないかと。卑弥呼はともかく、納得できません。伊勢神宮の隠れた神がタカミムスヒというのは、も…
「自由と規律」を読みました。現在の日本では認められない教育論です、嫉妬ゆえに。本書は名著の誉高き本です。英国のパブリックスクールの紹介と、その教育の本質について述べています。パブリックスクールでは厳しいルールが定められていますが、そのルー…
「哲学は何の役に立つのか」を読みました。哲学者と評論家の対話集です。「考える」方法と楽しさを教えています。若者向きの読み物ですが、結構、難しいです。「無力感を抜け出すには…まずは無力感に気づくことから始まって、出来るという感覚を取り戻すこと…
「哲学マップ」を読みました。古代ギリシャの哲学から現代哲学まで倫理社会の授業のような本です。しかし、結末近くで著者の考えが述べられており、その辺で「はっ!」とさせられ得心しました。「真理とは」「正義とは」「わたしとは」「なぜ人を殺してはい…
「さまよう死生観 宗教の力」を読みました。夜の闇は深く、死の闇は誰も知らない、生に限りがあるからこそ素晴らしいのではないのか、「汝、覚醒せよ!」と呼びかけています。手塚治虫「火の鳥」を思い出しました。「すべてが移りかわり、永劫不変でない事実…
「社長の値打ち」を読みました。読んでいるうちに腹が立ってきました。「社長の値打ちは…総合力で決まる。…その基本的資質についてはいずれも合格点をクリアしておかなければならない」だと。「OKY、お前が来てやってみろ!」と言いたくなりました。日本の代…
「きけわだつみのこえの戦後史」を読みました。戦後300万冊売れたベストセラー「きけわだつみのこえ」が「わだつみ会」という研究会組織を生み、50年以上活動を続けているそうです。この本は、その組織の歴史と批判を綴っています。鎮魂・平和から反軍…