2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

国民の修身

「国民の修身」を読みました。「修身」とは朱子学の経典「大学」の「修身・斉家・治国・平天下」からの言葉であることは容易に想像ができます。大学時代アナクロに陥っていた時に学びました。宗教観がなく道徳観もなく歴史観もなければタダの獣です。国民は…

竜退治の騎士になる方法

「竜退治の騎士になる方法」を読みました。童話です。子供が読んでも大人が読んでも童話ですが、感じる意味は全く違うと思います。主人公は小学6年生、自意識では大人です。その子がファンタジーの世界に思わず引き込まれていくところが見事な話です。忘れ…

最新型ウィルスでがんを滅ぼす

「最新型ウィルスでがんを滅ぼす」を読みました。日曜の産経新聞1面にこの本の紹介記事が載っていましたので早速購入、読了。 がん治療に、手術、化学療法、放射線以外の選択肢があることをはじめて知りました。正常細胞との差を見つけて叩くという原則通り…

97歳の幸福論

「97歳の幸福論」を読みました。これはよい本です! 感服しました。笹本恒子さんは1914年東京生まれで、1940年日本初の報道写真家となりました。その後、ブランクを経て71歳で復帰、現役のカメラマンとして活躍中です。一読をお薦めます。笹本恒子さんはす…

死なない練習

「死なない練習」を読みました。著者の長友氏は72歳有名なデザイナーだそうです。黒田征太觔さんと企画会社(K2)を営んでるそうです。また本の挿絵やエッセイも書くそうです。さて、内容は、彼が食道がんの宣告を受け、入院加療した顛末記です。闘病記とい…

ソクラテスの弁明

「ソクラテスの弁明」を三十数年ぶりに読み返しました。死についての言説を確認するためにです。ドキドキしながら読みました。怯まない知の巨人を久々に垣間見ました。「無知の知」の説明は圧巻です。メレトスを追い詰めるソクラテスは実に小気味よいのです…

ワイド版 古事記

「ワイド版 古事記」を購入しました。「古事記」原文テキストです。文庫ですが、ワイド版なので字が大きく読みやすくなってます。「口語訳古事記」を読む際に本書を座右に置くべし、と著者の三浦先生が述べていたので早速購入しました。校注の倉野憲司先生は…

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか

「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」を読みました。2008年の刊行です。私の長期todoリストに「週3回の運動」がありますが、禁煙の次に実現が難しい事項だと思っていました。この本を読んで運動を継続することは、禁煙を継続するのと全く同じであること…

すぐわかる日本の宗教

「すぐわかる日本の宗教」をノートを取りながら読みました。短い本ですが大変勉強になりました。忘れていたこと、知らなかったこと、満載の本でした。特に、行基、空也、一遍の行った社会事業の共通性について調べてみたいと強く思いました。「我が国では、…

高層難民

「高層難民」を読みました。東日本大震災の前、2007年の出版です。いろいろな予測を書いていますが、ほぼ当たっているようです。東日本大震災の後に購入しましたが今日まで読んでいませんでした。私は集合住宅の4階に住んでいるので高層難民になることがない…