2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧
「稼ぐ力とは、すなわち、余人をもってかえがたいスキルと意欲のある人が持っている力である。出発点は、アンビションであり、目線の高さだ。つぎに、それを裏付ける筋トレ(基礎の勉強)と頭の訓練だ。」そうです。若者に対する励まし本です。繰り言かな。備…
観光は、住んでる人間を傲慢にしたり、卑屈にしたりするそうです。北海道人、函館人は気をつけないとね。50年前の京都案内書です。著者は、名著「知的生産の技術」の梅棹忠夫氏です。京都の観光旅行は1ヶ月以上にします。備忘します。梅棹忠夫の京都案内 (…
「遅く始めた人は、見えない型を知り覚えることで迷路から脱出できます。…スイングは複数の型の集合体です。この複数の型は誰もが共通なものです」本書はいただいた本です。多分、私のゴルフを見て気の毒に思い、プレゼントしてくれたのでしょう。文章を読ん…
なかなか難しい作文術です。この本に従って文章を書くのは至難だと思います。しかし、最後のおまけ、慣用句、例文集はとても有用な資料です。面白い。備忘します。日本語作文術 (中公新書)作者: 野内良三出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2010/05/25メ…
いつかこのベストセラーを読もうと思っていました。負け犬とは「未婚、子なし、30代以上の女性のこと」だそうです。大いに笑えました。著者、酒井さんから見たら、私らジジイはもっと笑える対象だろうなあ。不倫こそが晩婚化、少子化の元凶であると指摘して…
「市中、引廻しの上、獄門、磔」遠山の金さん。「獄門」と「磔」は同時にはできないことを知りました。岩波文庫で全3冊、2000ページに及ぶ大作です。明治25年から26年にかけて「朝野新聞」に連載されたものです。江戸時代は古い封建の時代と思いが…
この本を熟読しても、社長を経験したことのない人には、ほとんど理解できないと思います。「経営」は「経営学」ではありません。この本に書いてある「良い経営者の条件」を満たそうとすると、普通のサラリーマンなら分裂して行動できなくなると思います。備…
面白い指摘がありました。「北海道は種々の理由から日本の縮図足りえる。…北海道で起きた事象は日本でこれから起こることの前触れと見ることができる。ページ123」あからさまな現実論で、現代資本主義はその通りですけど、それを言ってはオシマイかもね。良…
メザシの土光敏夫さんの名言録です。凄い人です。「経営者にとって最も大きく重い負担は、人事である。経営者は確かに人事権を持つ。しかしそれは独裁権であってはなるまい。それはいわば、神の前にこうべを垂れ、畏れ謹んで行使すべき権限なんだ。」石川島…
なあんだ、もう日本経済は、破綻していたのか。「デリバティブ市場は、ドルベースで、上乗せ金利が最もワイドなのは、日本国債であること、つまり国債は、すでに暴落してしまっていることを知っている」緊急で「マイナス金利」という本を読んでみました。副…
「太陽」に連載された25種類の花に関する話です。古い本ですが、花の絵がとてもきれいです。「シャンソンの”リラの花咲く頃”は宝塚でスミレに化けてしまったが、ライラックをリラと発音するとこの花が急にパリの花のようになった気がするのは、私だけだろ…
人類の子孫が機械になって、未知の生命体を見つけに宇宙を放浪する話です。時間軸は何万年単位で、戦争したり、融合したり、見守ったり、飽きさせないストーリーです。が、のめり込めませんでした。感性が鈍ったか、今、そこに興味がないか… 「戦略読書」の…
水木先生の画に感動しました。「おとろし」 神社の鳥居や古寺の山門の上にいて、不信心なものが下を通りかかると、それを戒めるためにどさっと落ちてくる。物理的な重さではないので押しつぶされることはないが、なんだか重いぞと感じるのである。そういう時…
水木先生の絵を堪能しました。「ボギー」ゴルフ用語の起源でもあるボギーという名称は、人間を驚かして恐ろしい目にあわせるいたずら妖精のの総称で、イングランドの小悪魔のあだ名をボギーと呼ぶそうな。備忘します。カラー版 妖精画談 (岩波新書)作者: 水…
水木先生の絵をじっくり拝見しました。「抱きつき柱」 これは一名、抱きつき柱とも言ってこれに抱きつくとポロリと枯葉が落ちるように何の苦しみもなく往生できるというので、昔から老人が抱きついて柱は黒光りしている。p.7備忘します。カラー版 妖怪画談 (…
渋沢栄一、6代目子孫の著作です。渋沢栄一語録の選び方に肝が無く、解説にキレがありません。八重洲ブックセンターで立ち読みで購入、失敗しました。備忘します。渋沢栄一 100の金言 (日経ビジネス人文庫)作者: 渋澤健出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社…
北朝鮮からのミサイル問題、韓国からの慰安婦問題、朝鮮半島を理解したくて本書を読みました。朝鮮理解のキーワードは「ヤンパン」だと理解しました。「ヤンパン」とは日本語でいえば「家柄」のことです。特に李王朝以来「ヤンパン」に朝鮮半島は縛られてい…
神道について一言。一神教は、悔い改めよとか、地獄に落ちるとか、脅かしますが、神道は祓うと罪はチャラになるという実に優しい神々であります。本書は、大変読みやすい本で、右側のページが文章で、左側のページがその内容を絵や図で表現しています。これ…
ブックガイドブックのかたちをとっていますが、意見を十分に述べています。著者は、ボストンコンサルティングやアクセンチュアで活躍されたコンサルタントです。八百屋さんの息子さんとのこと、東大に合格して、さもご両親のご自慢の息子さんだったでしょう…
神社や神道、日本の神々を深く知ることは、二千年以上の歴史を持つ、「日本らしさ」のルーツ、日本人の信仰や生活の原点を知ることです。あちこちの神社を見て回るにつれ、境内に入ると空気が変わると感じるようになりました。日本人とは? 自分とは? インナ…
民族学のキーブックと薦められて読んでみました。有り体の日本人論にはない実証に基づいた内容と考察に満ちています。昭和14年から30年頃までに古老から聞いた話をまとめています。辺境の農民や漁民、ばくろうなどの語りの記録です。特に「土佐源氏」を読み…
佐野豪さんにお目にかかったことがあります。論旨明快で引き込まれるところ多々ありました。しかし「ひさしをかして母屋を取られる」と直感しました。佐野先生に帰依しなければ共に立たずとの感を抱きました。当時、彼の著作を数冊読ませていただきました。…
「神主は神職の通称で、宮司は神社の神職の長です」神道についての解説本です。要領よくまとめてあります。神道の歴史、作法、有名神宮、大社、神社の由緒、見どころ、御利益など一冊で網羅してます。初心者にはオススメです。備忘します。幸せを呼ぶ日本の…
著者は渡部昇一氏です。書名で購入した後に「しまった!右傾すぎるかなあ」と心配しながら、ざっと確認しました。古代史では、あっさりと出雲族を大和続と同族だと受け入れています。後醍醐天皇も楠木正成も普通の解説でした。明治頃から、だんだん怪しくな…
昭和で一番大きな事件は昭和20年の敗戦だと、私は思います。「国民が熱狂する場合は、決して良い結果を招かない。戦争に傾斜していく間も、ものすごい熱狂に包まれていた」悪い結果を国民は指導者のせいにしますが、一般国民も同罪の面があることを忘れては…
中国経済の動向が一番のリスクだと断じています。中国への輸出が滞りはじめていること、爆買いに陰りが出始めていることなど、私の身の回りもワサワサとしています。政府は参院選までは何とか頑張るでしょうが、その後は、どうなるかわかりません。 経営者と…
親会社のマーケティング部門の著作です。贈呈本です。日本市場の資料集として役に立ちます。新しい消費論(自己実現マーケティング)、ブランド戦略論を詳しく説明しています。親会社の基本戦略であると了解しました。顧客の心をつかむニーズ多様化時代のマー…
この2年間、チョコレートの製造販売で生計を立てています。チョコレートを知らないで経営ができるわけがありません。この公式テキストブックを読んで、チョコレートについて概略を知りました。すなわち、原料は赤道付近(北緯20度〜南緯20度)の「カカオベ…
「モノづくりの最大のポイントは、顧客の要求に素早く対応し、欠品や在庫過多を引き起こさないことです。生産量と販売量にギャップを生じさせないモノづくりができるか否かが企業存亡の鍵なのです。ページ116」 私の工場経営の考え方に間違いがあることを発…