2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

千思万考

「千思万考」を読みました。黒鉄ヒロシ、恐るべし。良書です。人物評伝ですが、随所に彼の独創的な意見がちりばめられており、楽しい読み物になっています。曰く、明智光秀「本能寺の変」は計画的な行動ではなかった。井伊直弼は時代についていけなかった。…

強い者は生き残れない

「強い者は生き残れない」を読みました。面白い本です。生物学をもとに現代社会まで読み解いています。実にユニークな分析になっています。曰く「ホンダ日産、あるいはトヨタ日産なるメーカーが誕生する日はそう遠くない」(p.4)この惑星に生き残っているの…

死語大全

「死語大全」(死語研究会編)を読みました。読んでいるだけで恥ずかしくなる言葉の数々、70年代、80年代が鮮やかに蘇りました。笑えました。死語大全作者: 死語研究会出版社/メーカー: 彩図社発売日: 2006/10/26メディア: 文庫 クリック: 38回この商品…

すごい会議

「すごい会議」を読みました。ダイレクトメールが会社に届き、この本の存在を知りました。昨年末、早速、購入した本です。著者の経歴が面白く、引き込まれました。掴みバツグンです(ホントカイナ)。それはともかく、内容は至って、ごもっともで、実行してみ…

すべての成績は、国語力で9割決まる!

「すべての成績は、国語力で9割決まる!」をよみました。中学校受験の塾本です。社員教育の参考にと思い、本屋さんで衝動買いしました。国語力はすべての成績の基礎であること、国語力は記憶にかかってることを確認しました。その通りだと思います。記憶の…

日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人

「日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人」(三輪康子著)を読みました。よい本です。やくざ、売春婦、モンスタークレーマーとのエピソードに引き込まれました。私もサービス業に従事するものとしてクレーム対応は下手な方ではないと自負していますが…

日曜日の歴史学

「日曜日の歴史学」(山本博文著)を読みました。江戸が見直されている昨今、江戸の庶民がどんな生活をしていたか、大奥の内情、鎖国の実態、遠山の金さんの真実などなど、実に興味深い話の連続です。歴史好きの方に一読をお奨めします。作家の一力氏がテレ…

羊の歌

「羊の歌」(加藤周一著)を読みました。名著の誉れが高く、心して読みました。大秀才にして、記憶というものが、脆く、あやういものだと理解しました。振り返って、我が身を思えば、過去の結果としての現在の自分であるのに、その道筋が定かではないこと恥…

液晶テレビを購入

液晶テレビを買いました。AQUOS LC32E9 です。32インチで、今どき、小さなテレビです。しかし、我が家のテレビコーナーには、これ以上の大きさは入りません。価格コムで2番人気で、 Amazonで30800円で購入しました。数時間かけて結線をしました。驚きもあり…

走れメロス

「走れメロス」(太宰治著)をNHKの短編集で観ました。素晴らしい映像、演出でした。この物語の内容をすっかり忘れていました。最後に間に合ってメデタシメデタシしか記憶にありませんでした。今の歳になると、この物語を単純にとらえることはできません。王…