2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

紛争予防学とは何か

放送大学、特別講義「紛争予防学とは何か」を視聴しました。 講師は東京外国語大学教授伊勢崎賢治先生です。 私の戦争予防の原点はアフリカのシエラレオネ内戦で実際に行った停戦調停です。戦争は悲惨です。一旦、戦争や内戦が起きると、停止させるのには長…

樹海の神秘

ÑHKブラタモリ「樹海の神秘」を試聴しました。平安時代の大噴火の溶岩あとが青木が原の正体でした。溶岩の流れた末端は土地が高くなっています。昭和50年頃までは、この溶岩を採石していました。道路建設や墓石になりました。また樹海の中に風穴という場所が…

伊勢参り

「せいこうの歴史再考」を視聴しました。第15回は「伊勢参り」です。江戸時代に一大ブームが起きて、年間の参拝者が500万人を数え、実に国民の六人に一人が参拝しました。下宮、内宮、博物館、おかげ横町、旅館、遊郭を紹介しています。伊勢神宮の魅力は、20…

出雲・松江の城下町

「歴史発見 城下町へ行こう! 出雲・松江の城下町」を視聴しました。出雲大社の四拍手は神様の部屋が四部屋だからという説を紹介していました。出雲大社西方の稲佐の浜は神在月に八百万の神の降り立つところと共に、タケミカヅチとタケノミナカタの闘いの場…

FACTA 2016,11月号

月刊誌「FACTA」を閲覧しました。興味をもった記事は「晩節汚すダイキン井上会長」世襲を嫌った創業者の意思に反し、番頭が息子に継承準備。「官邸が内部留保課税へ二段階作戦」まるで社会主義国家の様相。「北方2島見返りでトヨタに執心」民間企業の…

深沢七郎外伝

「深沢七郎外伝」を読みました。破滅教の教祖、牧場に隠遁していた人、有名作家に人気のある人との認識でした。ギターの演奏で生計を立てていたこともあるプロのギタリストとは知りませんでした。不幸な人です。片目も見えないし、家族にも恵まれなかった、…

幸せになる生き方、働き方

伊那食品の塚越会長「幸せになる生き方、働き方」を読みました。「過去を大切にするということは、大切にしたいと思える過去をこれから先も作っていく、という決意の表れでもあります。つまり未来に対して夢を描き、希望もって歩んでいくということです。」…

日本語の特質

放送大学「日本語概説」第1回「日本語の特質」を視聴しました。日本語は1億2千万人が使っています。最も多く使われている言語は中国語、次に英語です。日本語は8〜9位といわれています。また日本語を学習している外国人は約400万人です。日本語は世界中の…

災害と回復

放送大学、第14回「災害と回復 」を視聴しました。飯田卓先生の講義です。東日本大震災の災害と復興のフィールドワークです。震災二年半後です。建物や施設は再建できても 行政サービスをはじめとする社会のネットワークが回復しないことが問題であると指摘…

争いと平和

放送大学、第13回「争いと平和 」を視聴しました。聖心女子大学の石井洋子先生の講義です。先進国では、警察や軍隊なしに社会の秩序は保たれないと考えがちです。しかし、アルジェリアでの歌合戦による和解やケニアの民族紛争後の話し合いや沖縄の「ユイマー…

環境と開発

放送大学、第11回「環境と開発 」を視聴しました。飯田先生と聖心女子大学の石井洋子先生の講義です。石見銀山を例に「環境と開発」を論じています。石見銀山は16世紀に開発され、製錬のために森林を大量に燃やす必要があり環境悪化の可能性があります。歴史…

ものの人間世界

放送大学、第10回「ものの人間世界 」を視聴しました。京都大学の岩谷彩子先生の講義です。これも難しい分析です。「もの」の定義から始めています。人間は「もの」の背後の意味を知ろうとします。「もの」を商品として捉えようとします。例えば廃棄物は、捨…

文化と情報メディア

放送大学、第9回「文化と情報メディア 」を視聴しました。国立民族学博物館の飯田卓先生の講義です。印刷技術の発達などで大量複製技術が出現しました。以後はコミュニケーションのあり方が変わりました。さらに映画、テレビ、インターネットの発達により大…

遊びと芸術

放送大学、文化人類学、第8回「遊びと芸術 」を視聴しました。京都大学の岩谷彩子先生の講義です。難しい分析です。「遊び」の定義、意味について述べています。日本における遊びにたけた人を粋人として尊敬されました。遊びは意味のない暇つぶしではありま…

生命起源の謎に迫るGADV仮説

放送大学、特別講義「生命起源の謎に迫るGADV仮説」を視聴しました。この説を唱えている奈良女子大学理学部の池原健二教授の直接講義です。GADVとはグリシン(G)、アラニン(A)、アスパラギン酸(D)、バリン(V)の4種類のアミノ酸のことです…

世界の中の日本 15回目

放送大学「世界の中の日本」第15回「グローバル化、北欧、日本」を視聴しました。グローバル化とは、ヒト、モノ、情報が国境を超える状況のことです。オスロでのイスラム化は世界中で起こっており、日本も例外ではありません。日本では1950年には2つしかな…

世界の中の日本 14回目

放送大学「世界の中の日本」第14回「石巻の物語/情けは人のためならず」を視聴しました。石巻市で実際に活動しているピースボートの例を紹介します。被災地支援はどうあるべきかを考えます。行政との調整、善意の組織化と長期的な関わりや将来の災害に備え…

世界の中の日本 13回目

放送大学「世界の中の日本」第13回「郷にいれば四に従う/日本のイスラム教徒」を視聴しました。日本にはイスラム教徒が11万人が生活しています。そのうち1万人が日本人です。日本では第二次世界大戦前にイスラムの研究が盛んでしたが、戦後は途絶えまし…

北海道新幹線開業半年

NHK、9月23 日 19:30より「北海道新幹線開業半年」の番組が放映されました。また再放送が先週ありました、携帯電話を利用したビッグデータを利用して、どこから来て、どこに行っているのかを分析しています。備忘します。 ・どこから? 一番多いのは東京で、…

知られざるスティーブジョブズ

10月12日、NHKアナザーストーリーズ「知られざるスティーブジョブズ〜伝説のスピーチ」を視聴しました。ナビゲータ、おバカ顔の沢尻エリカが残念でした。スタンフォード大学の卒業式記念講演の話です。私の全てのiPadの裏に刻印している言葉「Stay hungry St…

年輪経営

「年輪経営」を読みました。伊那食品の塚越会長の著書です。たまたま弊社に訪れた営業マンから頂きました。その営業マンは生き生きと伊那食品のお話をされました。会長の威光が北海道の営業マンにまでとどいていることを確認しました。まことに素晴らしいこ…

世界の中の日本 12回目

放送大学「世界の中の日本」第12回「異邦人か、隣人か? 外国人労働者」を視聴しました。人口が減少しているわが国において、労働力として外国人労働者を受け入れることは是か否かを考えています。安い労働力として受け入れると日本人の賃金を引き下げてしま…

世界の中の日本 11回目

放送大学「世界の中の日本」第11回「三丁目の日没後 人口動態と国際政治」を視聴しました。日本の人口は幕末の約3000万人から2005年にピークを迎え、約12700万人になりました。その後は減少に転じ、2050年には3000万人の減少が見込まれています。問題は生産…

世界の中の日本 10回目

放送大学「世界の中の日本」第10回「メディアの風景」を視聴しました。メディアが変わり始めています。新しい色々なメディアを紹介しています 。「R25」というフリーペーパーが売れています。マスメディアの補完を目指しています。ラジオとインターネットは…

世界の中の日本 9回目

放送大学「世界の中の日本」第9回「日本は広い」を視聴しました。沖の鳥島は「岩」か「島」かで日本の排他的経済水域は大きく違うことがわかりました。実際に見てみますと「岩」です。これを日本は島と言い張っています。日本の排他的経済水域は日本国との…

全脳思考

「全脳思考」を閲覧しました。著者は有名な神田昌典氏です。大仰な言い方が鼻につきますが、たまには良いことも書いてあるので購入してみました。精読のつもりが内容の希薄さに気づき、ザッピングのスタイルで通読してみました。マインドマップのように頭の…

世界の中の日本 8回目

放送大学「世界の中の日本」第8回「北極海 クールな外交の海」を視聴しました。北極海はこの30年で氷が溶けて新しい航路が出現しました。この航路の管理や地下資源の領有権を巡って各国の主張が入り乱れています。いまだに米ソ冷戦の大きな舞台でもあります…

世界の中の日本 7回目

放送大学「世界の中の日本」第7回「静かなる北海」を視聴しました。第二次世界後、北海の分割が平和的に行われました。はじめにノルウェーとイギリス、続いてオランダ、デンマークなど大陸棚の領有権を巡って外交的な努力を続け締結に至りました。このことに…

世界の中の日本 6回目

放送大学「世界の中の日本」第6回「北極圏のイスラム」を視聴しました。オスロのモスクについて解説しています。イスラム教徒の納税の一部がモスクに還元されています。ノルウェーのイスラム教徒の出身地は様々で、モスクではウドウ語、英語やアラビア語、ノ…

世界の中の日本 5回目

放送大学「世界の中の日本」第5回「ノルウェーの外交の道」を視聴しました。建国が1905年と新しいのに驚きました。1940年から5年間、ナチスドイツに占領されていました。戦後、石油資源の開発により豊かな国を築きあげました。外交面でもオスロ合意の仲介国…