2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

先祖を千年、遡る

「先祖を千年、遡る」を読みました。昔、「ルーツ」という米国のテレビドラマがありました。西アフリカのガンビアで生まれた黒人少年クンタ・キンテを始祖とする親子三代の黒人奴隷の物語です。30数年前にそのドラマを観たとき、素朴な感想をもちました「…

困っている人

凄い本に出会いました。大野更紗著「困っている人」です。きっかけは、橋下大也さんのブログ「情報考現学」です。骨折して落ち込んでいたときに友人から薦められたとのこと。口コミです。 http://www.ringolab.com/note/daiya/2012/05/post-1643.html 突然、…

ナンシー関さん

週刊朝日に故ナンシー関さんの評伝が載っていました。版画家にして、コラムニスト、著名人の似顔絵を中心とした消しゴム版画を挿絵に芸能人を批評するコラムで知られた人です。月日の流れは早く、今年の6月で死去10年になるそうです。うろ覚えですが、「…

FANTABITの実力

仕事の帰り、iPadとFANTABITで、松任谷由実のアルバム「紅孔雀」を聴きました。それほど耳の良くない私でも、その差は歴然です。高音が全く違います。楽曲が立体的に聞こえます。驚きました。 FANTABITを簡単に説明すると、iPad、iphoneなどのミュージックラ…

メゾン・ド・ヒミコ

「メゾン・ド・ヒミコ」を観ました。ゲイのための老人ホームを舞台に、ゲイの父を許せない娘と、ゲイたちの様々な生きの物語です。常識とか世間体とか、いろいろなものに囚われている自分に気づきました。ゆっくりとした時間表現と海岸の風景に見とれました…

動的平衡

「動的平衡」をよみました。福岡先生、最近、雑誌や対談でよく見かけます。本書で「もう牛を食べても安心か」の著者でもあることを知りました。福岡先生は、文章が平易で内容が濃い、素晴らしい学者、解説者だと思います。 この本を読んで、デカルト的な機械…

防災セット

某物産業者から防災セットを、ひとつだけ購入してみました。帰宅距離50キロ超のセットです。大震災後1年目の頃(3月)に注文したせいか、納品には約3ヶ月もかかりました。防災袋はリュックサック型で、簡易な椅子にもなるタイプです。 内容に一言。食料…

Sometime,Somewhere

昨日「Sometime,Somewhere」ウッディーシアター中目黒にて観劇。ナナシ役の岩男海史君のお誘いです。それなりに楽しめました。 とある小さな町に立つ、名も無い木、通称、ナナシ。 10年前、そこで1つの殺人事件があった。 蒼井樹(少年A)は10年の刑期を…

ドラッカーの教え通り、経営してきました

次回の社内研修用テキスト「ドラッカーの教え通り、経営してきました」を読んでみました。以前、著者の講演録を読んだことがあり、読後の印象で研修用テキストに選びました。本書は、数少ない重要な点を何度も繰り返し述べているので、教科書としては最適だ…

入社1年目の教科書

部下の薦めで「入社1年目の教科書」を読んでみました。著者略歴に、著者は東大在学中に司法試験合格、ボストン・コンサルティングを経て、ハーバード大学院修了と書いてありました。これは、世間知らずの秀才本かと先入観を抱きつつ読み進めましたが、さに…

12人の優しい日本人

WOWで「12人の優しい日本人」を観ました。2006年、梅田の舞台です。以前に映画で観たことがあり、つい、それとの比較をしてしまいました。うーん(迷)、映画の方が良いと思います。ただ、筒井道隆さんの役は、映画より良いと思いました。裁判員制度実…

高齢社会と心理学

連休中に、東京大学学術俯瞰講義2008「心に挑む」 で勉強しました(iTunesUで無料)。約1時間程度の講義が13回で構成されています。その中で秋山弘子先生の「高齢社会と心理学」に感銘しました。老人に関する横断的な学問を「ジェロントロジー」というそ…