2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ通販で買うのですか

「なぜ通販で買うのですか」を読みました。書名だけで買った本でしたが、当たりでした。著者は「通販生活」の代表です。経験に裏打ちされた意見です。私は仕事としてこの本を読んでいますが、これまで常識や少ない経験で通販を論じていた自分を恥じています…

ウィニング勝利の経営

「ウィニング勝利の経営」を読みました。GM中興の祖、ジャック・ウェルチの経営論です。要するに、市場で1位か2位になれない事業からは撤退する、いわゆる選択と集中に徹すること、社員の下位10%は常に入れ替えること、この二つで組織に緊張感を与え、信…

論語と算盤

「論語と算盤」を読みました。日本資本主義の父といわれる渋沢栄一の大正時代の講演録を現代語訳した本です。金儲けにもルールがあることを連呼しています。明治の頃、武士には武士道という道徳律が残っていましたが、商人には、よって立つ道徳律がなく、欧…

社長が守るべき経営の定石50項

「社長が守るべき経営の定石50項」を読みました。FBの古屋さんの紹介です。何と定価9,800円(消費税別)です。高いか、安いか?。社長をやったことのない人には、ほとんど無意味な本だと思います。経営に苦しんだことのない社長にも無意味です。私は読みな…

経営のやってはいけない

「経営のやってはいけない!」を読みました。中小企業の経営者がやってはいけない、べからず集です。大企業系列の中小企業では思いもつかないことが書いてありました。曰く、「定款は戸籍、登記簿は履歴書」であり、登記簿が汚れていると与信で不利になると…

老人と宇宙

「老人と宇宙」を読みました。久々の小説読みです。早川文庫で400ページ超の長編ですが、昨日の夜と通勤で読み終えました。とても面白い、すこぶるつきのエンターテイメントです。内容は、「妻に先立たれ、人生に思い残すこともなくなった主人公は75歳の誕…

自然をつかむ7話

「自然をつかむ7話」を読みました。岩波ジュニア文庫の一冊です。著者は海洋学者です。易しいかと思いきや、さにあらず、科学の本ですから飛ばし読みでは、ついていけませんでした。第4話、2001年宇宙の旅の解説から読み始めました、この映画は何度も観てお…

ある明治人の記録

「ある明治人の記録」を読みました。ノンフィクションですが小説を読むように引き込まれました、良い本です。主人公柴五郎は会津藩の侍の子にして、戊辰戦争で祖母、母、姉妹を自刃により失う不幸にあっています、10歳の頃です。明治維新の大混乱が庶民に与…

魂を売らずに成功する

「魂を売らずに成功する」を読みました。キワモノかと思いましたが良書です。まともなことをまともに書いてます。起業家としての心得が多く書かれています。備忘します。魂を売らずに成功する-伝説のビジネス誌編集長が選んだ 飛躍のルール52作者: アラン・M…

売れない時代の新・集客戦略

「売れない時代の新・集客戦略」を読みました。良書です。精読して研究する本だと思います。多分、私の業界では十分に研究されてはいません。寡聞にして、まだ本格実施されてもいないと思います。 人口が減っているので集客の難しい時代になったととを前提に…

彼女が買うわけ会社が伸びるわけ

「彼女が買うわけ会社が伸びるわけ」を読みました。女性、恐るべし、という本です。女性を無視してマーケティングは語れないと主張しています。備忘します。彼女が買うわけ、会社が伸びるわけ―女性を魅きつけるマーケティング8つの法則作者: フェイスポップ…

戦略プロフェッショナル

「戦略プロフェッショナル」を読みました。途中でかったるくなって読了。戦略論を小説仕立てにしていますが、冗長です。戦略論をはじめて読むなら、適切な本かもしれません。戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫)作者: …

売れる仕組み

「売れる仕組み」を読みました。one to one マーケティングの本です。果たしてデータを活用して個人に切り込めるかどうか、はなはだ疑問です。売れる仕組み―こうすれば顧客は離れない作者: 服部隆幸出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2004/06/17メディ…

ネット検索革命

「ネット検索革命」を読みました。少し古い見解かなあと思います。学術的で一般の人がよんでも面白くないし、役にも立たないと思います。ネット検索革命作者: アレクサンダー・ハラヴェ,田畑暁生出版社/メーカー: 青土社発売日: 2009/11/20メディア: 単行本 …

絶対達成する部下の育て方

「絶対達成する部下の育て方」を読みました。勉強になりました。「部下の育て方」の本ではなく「売上目標必達の方法」のhow to本です。売り上げ予算が達成しない理由は、チームに目標予算を達成する明快な意思がないと断言しています。そこで、予算に焦点を…

バイラルループ

「バイラルループ」を読みました。バイラルループというのは、インターネット上でブログやtwitter、youtubeなどのソーシャルメディアを経由して、情報がウイルスのように伝播することをいうそうです。過去の事例は豊富ですが、意図的に起こす方法には懐疑的…

アメーバ経営

「アメーバ経営」を読みました。有名な稲盛和夫氏の本です。「京セラの」というより「日本航空を立て直した」人と紹介した方が適切かもしれません。稲盛氏を読んでしっくりしません。なぜか氏とは肌が合いません。アメーバ経営とは肥大化した上場企業のアン…

団塊世代を総括する

「団塊世代を総括する」を読みました。私よりわずかに上の世代です。この世代が力を失うのはもうすぐです。感慨深く読みました。団塊世代の男性の70%は「健康のためにスポーツをしたい」のだそうです。また、著者の意見として、定年したら、すぐに自分の会…

CSRで経営力を高める

「CSRで経営力を高める」を読みました。2005年の出版です。この8年の間にCSR意識は格段に上がったことを実感しました。この本は啓蒙書として書かれていますが、今では常識となっていることが多いです。念のためにCSRの定義を備忘します。CSRで経営力を高める…

量の経営から質の経営

「量の経営から質の経営」を読みました。バブル崩壊後、ふたたび春が来ると思っていた人びとも、itバブルのあだ花も散り、二度と春は来ないと思うようになり、ついに売上拡大路線から利益追求路線に転換を迫られた時期の出版物です。リーダーよ!しっかりせ…

日本の弓術

「日本の弓術」を読みました。大正時代に日本で教鞭を執ったドイツ人が、弓の名人に弓術を習い直感的な思考や禅の考えを体得した話です。今の日本人はこのドイツ人と同じに思えます。「力を抜いて」「力を抜いたら弓を引けない」「矢を放そうと思うな」「離…

成功の心理学

「成功の心理学」を読みした。副題は「人生の勝者に生まれ変わる10の方法です。良書です。10の方法がまた10に分かれており、合計100の徳目を自らのものにすれば成功すると説いています。ひとつひとつはそれほど難しいものではありまんが、これを全…

イノベーションの本質

「イノベーションの本質 」を読みました。イノベーション学者、野中先生の名を冠していますが、主に書いたのは共著者であるジャーナリストの勝見氏ではないかと想像します。イノベーションの成功事例とその解釈で後世されています。事例は事実としてある程度…

人を動かす人になれ

「人を動かす人になれ」を読みました。日本電産社長の永守社長の本です。この人は常人ではないので全部真似することはできませんが、わずかでも真似ができれば成功に近づけると思います。この本は主に人事管理に関する永守社長の考え方を開陳しています。備…

遊びをせんとや生まれけむ

「遊びをせんとや生まれけむ−スポーツクラブルネサンス 斉藤敏一の挑戦」を読みました。ご本人から謹呈というかたちでいただきました。何度も同席して直接、お話を伺っていますので知っていることもありましたが、仙台時代の話ははじめて知りました。文武両…

目先の利益を捨てなさい

「目先の利益を捨てなさい」を読みました。 51歳で独立した人の社長の話です。オートウエーブというカー用品業界の会社成功譚です。やや独りよがりのある成功物語ですが、その中で感心したことがあります。その考え方、哲学です。社長は、会社全体を見回すこ…

スペンドシフト

「スペンドシフト」を読みました。米国の資産バブルの崩壊、リーマンショック以後の消費者行動の変化について述べた本です。消費者は、「自分を飾る→自分を賢くする」、「」安物買い→地域貢献」、「モノを手に入れる→絆を強める」、「有名企業→信頼できる企…

世界は感情で動く

「世界は感情で動く」を読みました。心理学の本です。経営には直接関係ありません。人間の心理や性質についての学術的な本です。フィットネスクラブについて言及しているのでその部分を備忘します。世界は感情で動く : 行動経済学からみる脳のトラップ作者: …

ナンバーワン企業の法則

「ナンバーワン企業の法則」を読みました。日本語訳が練れていなくて読みづらく感じました。英語版での副題は「顧客を選別せよ、焦点を絞れ、マーケットを支配せよ」だそうです。トレードオフ、フォーカスなどその後に出たビジネス本のタネ本かもしれません…

閉じこもるインターネット

「閉じこもるインターネット」を読みました。グーグルの検索結果はひとにより違うものが表示されるそうです。検索やネットサーフィンからその人にぴったり合う検索結果になるそうです。これは大変困ったことです。少なくともこの事実を知らないで選挙情勢を…