2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

生物の誕生と歴史

放送大学「初歩からの生物学」第3回 「生物の誕生と歴史」を視聴しました。担当講師は 松本忠夫先生(放送大学客員教授)です。生物は40億年前に誕生しました。生物の連続性を歴史ととらえます。人類は13万年前にアフリカで誕生しました。人の祖先は類人猿…

生物の特性

放送大学「初歩からの生物学」第2回 「生物の特性」を視聴しました。担当講師は 松本忠夫先生(放送大学客員教授)です。生物と非生物には大きな違いがあります。生物圏と非生物圏は環境により出現します。生物には、他の物体には見られない顕著な特徴があり…

生物学を学ぶ意義

放送大学「初歩からの生物学」第1回 「生物学を学ぶ意義」を視聴しました。担当講師は 松本忠夫先生(放送大学客員教授)です。生物学とは「すべての生物および生命現象に関する科学」のことです。生命科学は人間の生活に深く関わっています。健康、医療技術…

知床

NHKブラタモリ「知床」を視聴しました。知床といえばクマやシカなどの動物や、滝や森の大自然が有名です。森繁久弥さんの「知床旅情」も有名です。ブラタモリは今回、火山と地質に注目し、知床の成り立ちと魅力を探っています。自然が残ったのは、絶壁や溶岩…

大坂城・真田丸SP

NHKブラタモリ「大坂城・真田丸SP」を視聴しました。今の大坂城は江戸時代にできたもので、秀吉の城は破壊され埋められているそうです。真田丸の場所も冬の陣のあと、跡形もなく破壊されているそうです。しかし昔の文献が見つかり、当時の真田丸の位置や構造…

大阪

NHKブラタモリ「大阪」を視聴しました。大坂城の場所は台地の端で、回りは海、湿地帯でした。織田信長は日本一の商都の場所と言っていたそうです。秀吉はこの地に城を建て、この湿地帯を埋め立てて市街地としました。土地の高低差を利用して街をつくりました…

「方言の形成」「方言の多様性」「現代の方言」

放送大学、日本語概説、第13回「方言の形成」第14回「方言の多様性」第15回「現代の方言」視聴しました。担当講師は篠崎晃一 先生(東京女子大学教授)です。方言の形成過程について概説した上で、方言とは何かを捉えています。方言の実態を捉えるとともに、…

日本語研究の歴史

放送大学、日本語概説、第12回「日本語研究の歴史」を視聴しました。担当講師は月本先生 (東京大学大学院教授)です。 日本語の研究は古い時代から千年以上行われてきました。研究によって日本語ができたという一面もあります。各時代の日本人が日本語をどの…

日本語の文体

放送大学、日本語概説、第11回「日本語の文体」を視聴しました。担当講師は 山本真吾先生 (白百合女子大学教授)です。日本語の文体の種類について述べ、古典語から現代語へとどのように変遷したかについて詳しく述べています。 はじめに文体の定義をしていま…

富士山麓

NHKブラタモリ「富士山麓」を視聴しました。忍野八海は禊ぎの水だったんですね。昔、家族旅行で何度か行きました。富士吉田市には接待で一度泊まった記憶があります。そこに富士山信仰の拠点があるとは知りませんでした。江戸時代「富士講」の宿屋群が富士吉…

日本語の文字と表記

放送大学、日本語概説、第10回「日本語の文字と表記」を視聴しました。担当講師は月本雅幸先生 (東京大学大学院教授)です。日本語の文字とそれを使って行われる表記の実態について述べています。日本語の文字には漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字の四種類…

日本語の語彙

放送大学、日本語概説、第9回「日本語の語彙」を視聴しました。担当講師は白百合女子大学教授の 山本真吾先生です。世界の言語を理解するための語彙数は普通5000語位だそうですが、日本語は10000語が必要だそうです。それは、日本古来の言葉だけでなく中国か…

日本語文法の変遷

放送大学、日本語概説、第8回「日本語文法の変遷」を視聴しました。担当講師は白百合女子大学教授の 山本真吾先生です。古い日本語との大きな違いは、かかり言葉「こそ〜けれ」などが、なくなったことです。 日本語の古典語と現代語では種々の点で文法現象が…

赤米のたどった道

「赤米のたどった道」を読みました。今、普通に食べている白米は江戸時代まで希少な品種で、赤米という味の悪い、しかし災害や寒冷に強い米を多く食べていたそうです。また「米」の伝来といってもはじめから水田を想像してはいけないのです。はじめは陸稲ま…

不愉快なことには理由がある

「不愉快なことには理由がある」を読みました。橘玲さんの四冊目です。現在の日本を進化論で読み解いています。「言ってはいけない」ことを赤裸々に述べています。実に明快です。3年前のエッセイですが、米国のトランプ現象も正確に予想しています。これまで…

なぜ一流のリーダーは東京大阪間を飛行機で移動するのか

「なぜ一流のリーダーは東京大阪間を飛行機で移動するのか」を読みました。外資系の会社で長年秘書をしていた方のリーダー論です。表題の答えは「移動の効率性を考えるのではなく、その後の仕事の結果や成果に焦点を当て、移動する手段を考える」とのことで…

日本語文法の諸相:モダリティ

放送大学、日本語概説、第7回「日本語文法の諸相:モダリティ」を視聴しました。担当講師は大阪大学大学院教授の金水敏先生です。これはわかりやすい講義です。「〜かもしれない」「〜のだ」「〜だろう」「〜してください」「〜じゃないか」「〜ね」「〜よ」…

日本語文法の諸相:時間表現

放送大学、日本語概説、第6回「日本語文法の諸相:時間表現」を視聴しました。担当講師は大阪大学大学院教授の金水敏先生です。英語の方が明快だと感じます。慣習で使っていた時制を意識することができました。 日本語の過去、現在、未来の表現について説明し…

日本語の文とその構造

放送大学、日本語概説、第5回「日本語の文とその構造」を視聴しました。担当講師は大阪大学大学院教授の金水敏先生です。何気なく使っている日本語を分析すると難しい話になります。 日本語の文には主語、目的語、述語、主題で成り立っています。それぞれの…

完本 昭和史のおんな

「完本 昭和史のおんな」を読みました。澤地久枝女史の傑作です。「ノンフィクションの金字塔」というコピーの通りです。昭和のはじめから戦争までの有名無名のおんなの記録です。綿密な事実調査と考察、文章の確かさと見事な構成で読ませます。500ページ…

算数が好きになる本

「算数が好きになる本」を読みました。著者は桜美林大学の芳沢光雄教授です。実は、先日、函館までおいでいただき、サイコロキャラメルの教育的な価値をカメラの前で語っていただきました。近々、映像をアップします。撮影後の会食のなかで「若者の数学離れ…

元気で長生きな人に共通する生活習慣29

「元気で長生きな人に共通する生活習慣29」を読みました。副題は「決め手は、きょういく、と、きょうよう」。今日行くところがあって、今日やるべき用がある人のことを「きょういく」と「きょうよう」のある人といい、元気で長生きするコツだと述べています…

最終回答 日本古代史

「最終回答 日本古代史」を読みました。副題は神武東征から邪馬台国、日韓関係の起源まで」です。作者は徳島文理大学教授、八幡和郎さんです。アゴラや2ちゃんねるで蓮舫議員の二重国籍を追求された方です。池田信夫先生との対談で、大変余裕のある良い学者…

ある男

「ある男」を読みました。読み込めば結構いい文章ですが内容に興味がなくざっと読みました。直木賞作家木内昇さんの著作です。「日本近代の産声にかき消された叫びと祈り」と帯に書いてある通り、幕末から明治の初めにかけて、無名の人たちの仕事ぶりが書い…

日本語の音韻と外来語

放送大学、日本語概説、第4回「日本語の音韻と外来語」を視聴しました。東京大学大学院の肥爪周二準教授の講義です。マニアックな先生のマニアックな話です。 日本語の語彙や文字は外来語に大きな影響を受けていますが、音韻は影響を受けにくいと考えられま…

日本語の音韻の変遷

放送大学、日本語概説、第3回「日本語の音韻の変遷」を視聴しました。東京大学大学院の肥爪周二準教授の講義です。 日本語の発音はさまざまに変化してきました。奈良時代と室町時代末期の音韻が判明しています。奈良時代の万葉仮名をもとに当時の音韻がわか…

真田幸村

大河ドラマ「真田丸」は佳境を迎え「冬の陣」直前まできました。そんなことで菊池寛の「真田幸村」を読んでみました。三谷幸喜氏の脚本との差も知りたくて。結果、菊池寛のストーリーと余り違いませんでした。史実はともかく菊池寛に影響されているのかもし…

現代日本語の音韻

放送大学、日本語概説、第2回「現代日本語の音韻」を視聴しました。たいへん難しい講義です。「音声記号」の限界、「音声と音韻」の区別、「音節とモーラ」の違いをそれぞれ説明しています。無意識に使っている日本語をそれぞれの視点で考え直すように促し…

ロボット&AIが開く未来技術開発の現状と今後

プライムニュース、10月19日BS181「ロボット&AIが開く未来技術開発の現状と今後」というテーマで約1時間の解説を聞きました。 ロボットやAIはビッグデータの利用やコンピュータのスピードの速さで利用可能なレベルまできました。一つは自動運転などで産業化…

週刊ロボットの天才

NHK 「週刊ロボットの天才」4回シリーズを視聴しました。シャープの「ロボホン」の宣伝映像みたいです。「ロボホン」開発者の東京大学の先生でロボットクリエーターの高橋智隆さんの宣伝みたいな番組です。高橋先生は天才ではありません。話しぶりや目つき…