2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

社長のノート2

「社長のノート2」を読みました。経営者向きというよりはサラリーマン向きに書かれた本です。「アニマルスピリット」がないと生き残れないと繰り返し述べています。私にとっては前著(「社長のノート」1)には及びません。備忘します。 2000社の赤字会社を…

日本の恐ろしい真実

「日本の恐ろしい真実」(辛坊治郎著 角川SS刊)を読みました。部下からの推薦です。非常に読みやすい本で、文章の表現、図の使用、文字の色使いで理解しやすい仕上がりになっています。内容そのものはよく知っていることが多く、驚きはありませんでしたが、…

わがひとに与ふる哀歌

いろいろ調べ物をしているうちに、伊藤静夫さんに当たりました。十代の終わり頃、唯一、全文を暗唱していた詩です。恋の詩です。ストイックで、形式美に満ちた詩です。独りで伊豆の山に登り、秋の野分のなかで口ずさんでいました。「如かない 人気ない山に上…

日野原先生

本日、聖路加病院の日野原重明先生の講演を聴きました。麹町のホテルでの講演です。驚きました。凄いの一言です。1時間を越える公演中、座らず、立ったまま、歩きながらお話ししてくれました。世界平和、子どもの教育、健康法や厚生省と戦った話、自分の病…

カイジ 人生逆転ゲーム

映画「カイジ 人生逆転ゲーム」観ました。バトルロワイヤルの藤原竜也主演です。うーん。天海祐希は場違いです。悪い女には見えない。ギャグになってます。香川照之は熱演です。藤原もまあまあです。原作はだいたい読んでいましたが、原作通り、説明的で楽し…

パプリカ

「パプリカ」(2006年)を観ました。急逝した今敏監督の作品です。原作は筒井康隆ですのでしっかりしたストリーになっています。夢と現実を混ぜて考える人には楽しめます。ただ、気になったのは映像の作り方が押井監督のイノセンス(2004年)に似ていることで…

一休恋慕

1998年5月「一休恋慕」を、アートスフィア(天王洲)で実際に観ました。当時、無理を言い、小椋桂の弟さんの神田富雄氏にお願いしてNHKの放送用ビデオテープをいただきました。岩崎晴龍さんが一休役、刀根真理子が森女(しんにょ)役でした。その映像を久し…

葬式

私の3人のメンターの1人が亡くなりました。69歳でした。4年ほど前にふたりでゆっくりと食事したのが最後です。何を話したかは覚えていません、どちらが誘ったかも覚えていません。 若い頃から、本当に親切にしていただきました。いろいろなことを教えても…

ふりまわされない

「ふりまわされない」(信田さよ子著 ダイヤモンド社刊)を読みました。朝日のCSチャンネルで著者がインタビューを受けているのを見て、読む気になりました。著者は60歳くらいの女性カウンセラーで、さばさばした頭の良い方とお見受けしました。自然体で…

花まんま

「花まんま」(朱川湊人著 文藝春秋社刊)を読みました。直木賞、受賞作品です。久々に少年の頃の心の痛みを思い出しました。物語の中のような貧しい街と友達がいっぱい心に浮かびました。私は東品川の三業地で育ちました。荒い気性の人の住む労働者の街です…

富を引き寄せる科学的方法

「富を引き寄せる科学的方法」(ウォレス・ワトルズ著)を読みました。税理士の北岡先生に薦められて読んでみました。「簡単な内容だけど、実行はむずかしい」との評でした。約100年前のアメリカの本です。似非人生論だと思いながら読み始めましたが、さ…