2012-01-01から1年間の記事一覧

ストレスフリーの整理術

「ストレスフリーの整理術」を読みました。新しいアプリやガジェットを使った整理法ではありません。整理の考え方についての本です。どんな道具を使っても、道具や技術では効率的な整理はできないと論じています。著者の原則に乗っとて実行を習慣化すれば仕…

たった1人を確実に振り向かせると、100万人に届く

「たった1人を確実に振り向かせると、100万人に届く。」を読みました。軽いタッチで読みやすいので1時間弱で読了しました。中身の濃い本です。これまでのマーケティング手法では、第四次産業革命の今を乗り切れないという警鐘から始まります。著者の推奨…

情報の呼吸法

「情報の呼吸法」を読みました。なかなか示唆に富んだ内容です。「人脈」にあらず、「ソーシャルキャピタル」というそうです。どうすればネットを利用してお金を儲けることができるか、マネタイズに対する考え方を学びました。震災時に、有名になった「ツダ…

サムライの子

「サムライの子」を読みました。部下(役員、52歳)が子供の頃に大きな影響を受けた童話だそうです。講談社からの出版で、今は絶版になっています。「サムライ」が差別用語だから絶版なのかもしれません。「サムライ」とは廃品回収業者のことですが、蔑んで…

平穏死という選択

「平穏死という選択」を読みました。特別擁護老人ホームの老担当医、石飛幸三氏の著作です。生き死に触れる人の意見は自然と哲学に近くなります。上質な処世訓を呼んでいる気分になりました。ぼけて、食べられなくなったら、胃ろうはやめて、逝かせてほしい…

清須会議

三谷幸喜「清須会議」を読みました。虚々実々の駆け引き、楽しめました。いちばん笑えたのは、信長の次男信雄です。来年の映画で誰がこの役をするのか興味深々です。食えない秀吉。風見鶏の池田恒興。重鎮の柴田勝家、丹羽長秀。復讐に燃えるお市。武田の血…

LINE なぜ若者たちは無料通信&メールに飛びついたのか?

「LINE なぜ若者たちは無料通信&メールに飛びついたのか?」を読みました。刺激を受けて早速始めまてみました。この3日、妻のiPhone5と私のアンドロイド端末で実験を繰り返しています。タイムラインも理解しました。このサービスは成功です。良い点はイン…

悪夢ちゃん

日本テレビ系「悪夢ちゃん #8マイ夢」を見ました。12月1日放映分です。感動しました。数年ぶりの感動です。胸が熱くなり、涙が溢れ… 枯れてしまったと思っていた感情が蘇りました。素晴らしい脚本(大森寿美男氏)です。原作「夢違」をアマゾンで注文しま…

すごいリーダーの生き方・働き方

みずほ総合研究所、経営参考BOOK「この人についていきたい!すごいリーダーの生き方・働き方」を読みました。32ページの短い文章です。。書き手は元リクルート出身のマインドセットジャパン株式会社 代表取締役 服部英彦氏です。勉強になった部分を備忘しま…

林住期

五木寛之「林住期」を読みました。古代インドで、2世紀頃、「四住期」という考えが拡がったそうである。「学生期」「家住期」を人生の前半、「林住期」「遊行期」が後半だそうです。「林住期」とは今でいうと50歳から75歳までを指すとのこと、著者は「…

100万回生きたねこ

「100万回生きたねこ」を読みました。深く感動しました。何度も何度も読み返しています。「百年の孤独」ブエンディアの死んだシーン、一晩中黄色い花が降って町中に積もる光景が重なりました。「ねこは、白いねこと いっしょに、いつまでも 生きていたい…

武士の家計簿

時代劇「武士の家計簿」「どら平太」を続けて観ました。エンターテイメントとしては「どら平太」のほうが優れています。「武士の家計簿」の教訓と情も捨てがたく優劣を論じるべきではないかと… 「武士の家計簿」は韻を踏むというか、伏線をはるというか、後…

式の前日

「式の前日」を読みました。新人のデビューコミックスで、7作品の短編集です。評判はすこぶる良いようで、ネットのあちこちで評判をとっています。確かに表題作「式の前日」は良い作品です、また「10月の箱庭」も佳作だと思いますが、「モノクロ兄弟」「夢…

ニセモノ食品の正体

「ニセモノ食品の正体」を読みました。いわゆる摘発本ではありません。知らなかったことがたくさん書いてありました。自分が普段食べている食品の正体を知りました。例えば朝食で食べる梅干しが梅エキスを搾り取られたでがらしに添加物で味を整えた廃棄寸前…

ソーシャル もうええねん

「ソーシャル もうええねん」を読みました。全く期待していませんでしたが、良書です。人当たりの悪いプログラマーの悪戦苦闘記としても読めます。内容は真っ当です。自助努力が成否を決めると述べています。起業するひとの必読書です。好きなことやりなさい…

定年までに知らないとヤバイお金の話

「定年までに知らないとヤバイお金の話」を読みました。まさかこんな本を読む歳まで生きているとは思いませんでした。大変勉強になりました。生涯現役で働くことが社会のためにも、家族のためにも重要であると再認識しました。生涯現役以外の方法は節約です…

アイヒシュテットの庭園

「アイヒシュテットの庭園」を読みました。絵の好きな妻が選んだ本です。植物の細密画を見て楽しみました。この本は、17世紀初頭、ドイツで出版された植物図鑑「ホータス・エステテンシス」の解説と掲載図の抜粋の書です。訳文はよくありませんが、図は見と…

故事成句でたどる楽しい中国史

「故事成句でたどる楽しい中国史」 を読みました。若い人向けの新書(岩波ジュニア新書)ですが、よく書けています。井波女史は文章の達人だと思います。久しぶりに精読しました。内容は故事成句を差し挟みながらの五帝本記から清の滅亡までの中国通史です。…

日本の七十二候を楽しむ

「日本の七十二候を楽しむ」を読みました。副題は「旧暦のある暮らし」です。旧暦時代の日本には24の節気と72の季節があったそうです。春夏秋冬をさらに再分割していたわけです。例えば秋は「立秋」「処暑」「白露」「秋分」「寒露」「霜降」に分かれ、…

島へ

月刊誌「島へ」を読みました。2012 vol..68です。このようなニッチな雑誌が10年以上も続いていることに驚きました。紹介していただいた岩男英樹さんに感謝します。私自身、あまり島に言ったことがないことに気がつきました。与論島、種子島、石垣島、西表…

セブンイレブンいいごはん

「セブンイレブンいいごはん」を読みました。著者の杉本恵子女史は、私の古い知人です。電話通販の仕事もご一緒しました。一昨年は聖路加国際病院の日野原先生の講演にもお誘いいただきました。 この本で、セブンイレブンのお総菜を使ったレシピを多数紹介し…

山中伸弥先生に、人生とiPS細胞にいて聞いてみた

「山中伸弥先生に、人生とiPS細胞にいて聞いてみた」を読みました。さわやかな読後感です。冒頭、柔道団体戦で、そこそこの成績をあげた山中先生が、翌日の個人戦の応援にいかなかったことで顧問の先生にひどく怒られた思い出を語っています。今は個人で研究…

バク夢姫のご学友

「バク夢姫のご学友」を読みました。従兄弟のお嫁さん、児島なおみさんの画です。とてもよいお話と画でした。先が読みたくてワクワクするのは久しぶりでした。ほのぼのとしたストーリーにぴったりの淡いやさしい画です。なおみさんの人柄が滲み出ていると思…

気の持ちようの幸福論

「気の持ちようの幸福論」を読みました。古本屋で題名に惹かれて購入しました。だいたい私、小島慶子アナウンサーを知りませんでした。さきほどネットで調べて、元TBSアナウンサーで現在はフリーで背が高くて、水着の写真集を出している、キラキラという…

断捨離

「不思議なくらい心がスーッとする断捨離」を読みました。途中、宗教本かと思いました。そうではないのですが、うさんくさい感じもします。まあ「捨てられない」「決断できない」人が目をつむって飛び降りるための本です。罪はないです。備忘します。不思議…

裸になったサラリーマン

「裸になったサラリーマン」を読みました。この本はすでに絶版です。演劇株式会社「ふるさとキャラバン」の取材ノートで、ミュージカル「裸になったサラリーマン」のあらすじと多数のサラリーマンの取材記事が載ってます。自分の原点を知りたくて読み返して…

暴言で読む日本史

「暴言で読む日本史」を読みました。案外、楽しい読みものでした。知っていることがほとんどでしたが、著者の解釈に感心した部分がいくつかありました。ヤマトタケルの「既にねぎつ」という暴言で父から遠ざけられ、野垂れ死にに至りました。天才というか怪…

知れば知るほど面白い古事記

「知れば知るほど面白い古事記」「古事記の物語」を読みました。編纂1300年を期して発刊された本と平明な全文の現代語訳の本です。 乗りかかった船なので徹底的に学んでいこうと考えてます。ウヨクと間違えられますので理由を明らかにしておきますと「私…

もらい泣き

「もらい泣き」を読みました。33編の短いエッセイ集です。お涙頂戴、小話集です。著者も告白しているように、ネタ集めに苦労しているのがよくわかります。実話をもとにフィクションもまじえているそうです。うーん、作者の若さが災いしている本です。この手…

大人げない大人になれ

「大人げない大人になれ!」を読みました。本気にした普通の若者は路頭に迷います。成毛さんをはじめ尋常でない人たちの考え方・生き方です。普通は「我が儘!」の一言で切り捨てられる可能性が高いと思います。私はその中間で生きてきました。若い頃はほと…