2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

英国流ダーツ入門

私の趣味はダーツです。単身赴任中の部屋はダーツスタンドにダーツ板を装着した本格的な練習部屋です。ダーツ関連の本は随分読みましたが、作家の故森瑤子さんのダーツの本「英国流ダーツの本」が出色で、私のバイブルであります。さて本書は先日、著者「長…

当確師

今年は選挙の年です。キムタク「チェンジ」の選挙参謀に感心してました。そんな話だろうと、思わず書名で購入しました。パラパラ数ページ、引き込まれてそのまま読了。面白い小説でした。政令指定都市、現職市長の絶対有利をひっくり返す物語です。ありえな…

人望の研究

20数年前、一度読んだ記憶があります。私は、人望ある人にはなれないと思いました。日本では、「人望がないから」の一言でその人の前途が絶たれると言ってます。人望を得るには? 中庸が大事で、その習得にはたくさんの努力が必要だと説いています。日暮れ…

老後の財産は任意後見で守りなさい

自分や妻が認知症になったら、どうしたらよいのだろう? オレオレ詐欺、投資詐欺、相続訴訟、着服などなど。その準備が任意後見人制度だそうです。法定後見人制度では不十分だそうです。さらに、エンディングノートだけではなく、リヴィングウィルノート(生き…

言葉をお金に変える文章術

胡散臭い書名です。怖いもの見たさに読んでみました。この本も「型」を主張しています。「学ぶ」というのは「真似ぶ」ということなのでしょう 。感心しました、良書です。備忘します。「言葉」を「お金」に換える文章術作者: 高橋フミアキ出版社/メーカー: …

多読術

20年ほど前に松岡正剛さんにお目にかかりました。代官山のオフィスでした。瀟洒な佇まいの印象が記憶に残っています。話の内容は覚えていませんが、話がかみ合いませんでした。多分、私のレベルが低かったせいでしょう。この本は、沢山読むためのノウハウ…

凡事徹底

姿勢を正して読みました。平凡なことを非凡に続けることが大事なことだと腑に落ちました。「欠点は直らない、受け入れなさい」深い洞察です。…「欠点は放っておいていいですか」と聞かれますが、私は「放っておきなさい」と答えます。なぜかと言えば欠点を直…

型で習得!中高生からの文章術

中高生ではなく、大学生、社会人に習得してもらいたい内容です。小論文、感想文、レポート、論文、さらに就職時の志望理由書の書き方を「型」で教えています。私、社内研修で文章指導を繰り返していますが、実に「型」が重要なことを痛感しています。良書で…

ソーシャルシフト

ソーシャルメディアのテクニックもさることながら、問題はミッションとか、商売の原点とか、基本的なところが大事で、それを使うということは1つの方法に過ぎない。ただその方法に長けていないと会社の存続ができないということがわかりました。社長として、…

オンザロード

ボブディランが人生を変えた本だと言っています。「ライ麦畑でつかまえて」を読んでいるような錯覚に陥りました、翻訳のせいかもしれません。2012年に映画になっているようなので、早速、TSUTAYA DISCUSSで注文しました。珍しく飛ばし読みしました。「若い頃…

原価のしくみの入門書

「原価」の重要性を痛感する毎日です。「原価のしくみ」を知ることは「平凡以下」の現場を「平凡」に、「平凡」な現場を「非凡」に変える鍵です。管理者だけでなく現場の従業員にも「原価意識」がないとコストダウンの実効は上がりません。会社を継続・存続…

孫子の読み方

「孫子」は部下に対して超人的な自発努力や能力の発揮、さらに度外れた勤勉ささえ要求してないし、あてにもしていない。…敵がきたら兵隊は逃げる…食糧がなくなれば兵隊は食糧のあるほうに逃亡してしまう。p,4 「孫子」の山本学による解釈です。原文とその一…

ストレスチェック制度導入マニュアル

労働安全衛生法が改正され、昨年12月より、従業員に対するストレスチェックの実施が義務化されました。高ストレスと判定されれば、本人の希望があれば医師の面接を実施しなければならないそうです。また、実施状況を労働基準監督署に報告することになったそ…

悪魔は細部に宿る

人は、なぜ失敗の教訓を生かせないのか? 原発の電源喪失、韓国セウォル号沈没、自衛隊の間違った銃選択、鳥羽・伏見の戦い、西南戦争の真実、そして先の大戦の日本軍などなど、それぞれの実例をもとに危機管理を論じています。失敗は微細な事象の積み重ねで…

ソーシャルシフト 新しい顧客戦略の教科書

SNS時代の恐ろしさを認識するとともに今後の利用方法について深く思うところがありました。とりあえず、フェイスブックのグループについて研究する必要があります。時代から取り残されそうです(笑)。備忘します。ソーシャルシフト 新しい顧客戦略の教科…

物語日本史(下)

徳川家康が智謀を尽くして天下をとり、江戸幕府が統治をはじめたのは、歴史の必然のように思います。徳川幕府は鎖国をしていましたが、山崎素行が基礎を為し、本居宣長が古事記、吉田松陰につなぎ、明治維新に至る、滔滔とした流れを楽しんで読みました。大…

物語日本史(中)

武家政治の勃興は天皇、藤原家にもおおいに責任があったのではないか。楠正成を持ち上げすぎている観なきにしもあらず。南北朝いずれに正当性があるかは、両皇統が並立したことをもって拮抗とみるべきかもしれません。 保元・平治の乱に始まる源平の合戦から…

物語日本史(上)

「皆さん!…長くアメリカの占領下に在って、事実を事実として教えられることが許されていなかった。…重要な史実は、正しくこれを知らねばならぬ。」私にとっては全く違和感はありませんが、皇国史観を知らない世代は驚く歴史見解だと思います。皇統連綿12…

人生を変える80対20の法則

「マーケティングで成功するコツはただひとつです。自社の製品やサービスを盛んに利用してくれる数少ない顧客に的を絞ることです。…100%の顧客に集中するより、20%の顧客に集中するほうが、はるかに簡単です。」実に気持ちよく言い切っています。ノウ…

トップセールスは実戦心理学がつくる

名言「雨が降れば傘をさす」(松下幸之助)を「当たり前だと思われているセールスを、非凡な方法で解決するのがこれからのセールスマンのあり方です」と解釈しています。副題は「成功を約束する20と80の法則」です。わずかな努力の差で成果が決まる、努…

地域販売戦略

30年前に読んだ本の再読です。大型ディーラーを担当したばかりで、どうして良いかわからず、勉強していた時期の読者です。分析とかテクニックに感心した記憶があります。長年のビジネス経験の後、結局、戦略と教育に行き着きました。備忘します。地域販売戦…

人が育つ会社を作る

「部下を持たず成果を挙げた人の報酬として管理職のポストを与えてしまう…過去の実績だけを見てポスト与えてはいけない」…その通りですね。そしてポストを与えられた人はピーターの法則に従って滅びる、何度も見た光景です。備忘します。人が育つ会社をつく…

マーケット感覚を身につけよう

お金がないからできない、時間がないからできない、それじゃあ、いくらあれば、起業できるの?、どのくらい時間があれば成功できるの? マーケットは変化しています。今までの経験だけでは生きていけません。「売れるものに気づく能力」「価値を認識する能力…

ランチェスター戦略

ランチェスター戦略の具体策として「はじめはグー、そしてパー、チョキの順」と表現しています。まんがで事例を紹介し、そののちに理論を説明しています。初心の学習者には手ごろだと思います。備忘します。まんがで身につく ランチェスター戦略 (Business C…

日本人の内と外

泰斗と達人が「日本人」について対談しています。お二人は対談を大いに楽しんでいます。過去の日本人論を三つに分類したのち、お二人の見解を述べ合っています。技術家や芸能家は出るが、大政治家は出ない、宮本武蔵は評価するが、徳川家康は人気がない。理…

想像ラジオ

東日本大震災の津波で、木のてっぺんに吊られた死者が「想像」という「電波」で語っています。やり残したこと、肉親や知人に伝えたかったことをDJ仕立てで、語っています。上質のレクイエムになってます。途中でやめようと思いながら最後まで一気に読みま…

定理と法則105

この一冊で、「ピタゴラスの定理から相対性理論まで科学の進化がわかる」そうです。私が面白いと感じた法則は文系に偏っています。「悪魔の証明」「ジャネの法則」「セイの法則」「パレートの法則」「ピーターの法則」「マズローの法則」「メラビアンの法則…

日本国債暴落

自民党の石破茂国務大臣が1月3日「時事放談」で「このまま財政規律が緩んだら、その後はハイパーインフレしかない」と語りました。国債大量買入れと円安による財政ファイナンスを続けて行った後に、ハイパーインフレによる経済混乱の可能性があることを、内…

孫子を読む

不敗の法則「孫子の兵法」、戦に勝つ方法を詳細に論じています。「彼を知り己を知れば、百戦してあやうからず」。孫子の基本は老子にあり、道(タオ)に因っていることを知りました。まず「道・天・地・将・法」によって戦の可否を定めること。次に「形」と…

この国のはじまりについて

司馬遼太郎の対談録です。日本史の事実関係で知らないことはないと自負していましたが、最澄と円仁の関係について貴重な情報を得ました。「入唐求法巡礼行記」とのこと。ライシャワーという人の碩学に驚きました。備忘します。この国のはじまりについて―司馬…