言葉をお金に変える文章術

胡散臭い書名です。怖いもの見たさに読んでみました。この本も「型」を主張しています。「学ぶ」というのは「真似ぶ」ということなのでしょう 。感心しました、良書です。備忘します。

「言葉」を「お金」に換える文章術

「言葉」を「お金」に換える文章術

…お得な情報に専念しましょう。お得な情報とはお客様に何らかの変化をもたらす情報です。読む人に変化をもたらし次の3つの要素と考えてみてよい。新規性、意外性、便益性(ベネフィット)ページ66
…売込みはせいぜい10パーセントと考えていればいいのではないでしょうか。例えばメールマガジンを書く場合は、90パーセントはお得情報を入れるようにして、最後の数行で売込みをすればいいのです。ページ67
…共感は感情を共有することです。「なるほど、そうなんですね」と自分の解釈や推測、意見などを指し、相手の感情をそのまま受け取ります。ただ受け入れるだけです。相手の意見に従ったり、賛成したり、影響されるのは共感とは違うです。なぜ共感が大事なのでしょうかそれは同感や、同調や、同情では、相手をより高次なところへ導くことができないからです。文章読む人は、何らかの変化を求めています。大切な時間をワクワクする時間に変えたいでしょうし、悩みを解決したくて読む人もいるでしょう。同感するだけでは、読者にそうした変化を与えることはできないできないんです。共感する気持ちで文章書いていけばそれが可能になります。ページ84
激励の言葉には、どこかこちらの考えを押し付けるニュアンスがあるのです。相手の意見を否定し、こちらの考えに従わさせようとする雰囲気もみえてきませんか。寄り添いは違います。寄り添いは、「そのままでいい」とありのままの姿を受け入れる気持ちです。相手を変えようという気持ちはありません。相手を今日のコントロールしようとする意図も無いのです。このようなことから相手を安心させ共感を生みます。ページ90
…寄り添う言葉を列挙してみます。これを参考にしてあなたのオリジナルの寄り添い言葉を開発してみると、応用力がついて文章力が10倍アップしますよ。その気持ち、よくわかります。その時、あなたは悲しかったんですね。そのときのあなたの感情を想像してみました。私はあなたの味方です。大丈夫ですよ。なんとかなるさ。私はあなたを誇りに思います。あなたは頑張っています。感情出してもいいのです。わかっていますよ。たくさんのことを学んできましたね。愛してますよ。私があなたのためにここにいます。私があなたを助けます。ページ93
見出しは本文を読んでもらうためにあるものです。本文の内容抜粋するものではありません。見出しで読者を驚かせましょう。そう考えればいいのです。ページ106
…ですから、「読者が感じている苦痛は何か」「読者が求めている快楽は何か」を具体的に見つける必要があるのです。それが的確にできたら、読者の心を強烈にとらえるキャッチコピーを作れます。ページ116
無駄な言葉を削除する時のポイントを列挙しておきましょう。ポイント1 意味が重複する言葉を削除する。ポイント2 使い古された比喩は使わない。ポイント3 程度や状態を表す副詞は使わない。ページ128
前の部分を後ろのぶんで補足説明すると言うのがこの文章テクニックのポイントです。ページ140
つまり次の順番で書いていきます。この順番が大事です。1 問題提起、2 常識を否定、3 理想的な結果。ページ148
つまり次のような順番で書くのが一番反響があるようです。1 予告する、2 ベネフィットを言う、3 煽る。ページ151
…いくらマーケティングや集客を勉強してもダメです。結局、文章書ける人が、勝ち組になっていくんですよね。インターネットという便利なツールがあるんですから、それを利用しない手はありません。そして、インターネットでビジネスを成功させるには、書いて、書いて、書きまくる事ですね。ページ158