2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

聖徳太子立像

日曜日に熱海のMOA美術館に行ってきました。「紅梅白梅図屏風」を見るために今年の1月にも妻と訪れました。今回は「聖徳太子立像」に感激しました。鎌倉時代の作で、聖徳太子2歳の像だそうです。子供の可愛らしさと聖徳太子の知恵の溢れる小さな立像(6…

もう一つの日本

「もう一つの日本 −失われた心を探して」(皆川豪志・徳光一輝著)を読みました。ブラジル、パラオ、スペイン、ブータン日系人のインタビュー本です。考察が甘いなあ。インタビューの事実内容、旅行記としては参考になりました。昔、日本が日本人を棄てた事…

プチ哲学

「プチ哲学」(佐藤雅彦著)を読みました。お台場のパレットタウンで二度目の購入でした。1冊目は読む前に同僚に差し上げてしまいました。数年前のことです。すっかり忘れていて、また同じ本屋の同じ場所でこの本を買いました。今回、読む前に、その同僚に「…

モチベーション3.0

「モチベーション3.0−持続するやる気!をいかに引き出すか」(ダニエル・ピンク著 大前研一訳 講談社刊)を読みました。原題は「Drive」です。かなり常識を覆されました。「アメとムチ」だけではうまく行かない実例がたくさん書いてあります。要するに、人…

デフレの正体−経済は人口の波で動く

「デフレの正体−経済は人口の波で動く」(藻谷浩介著 角川書店刊)を読みました。衝撃の書です。池田信夫氏の意見と多少違うので警戒しながら読みすすめました。「経済成長は人口と投資とイノベーションの複合結果であり、日本はイノベーションで現状打開す…

「福」に憑かれた男

「福に憑かれた男」(喜多川泰著)を読みました。先日、若い人の前で講演の機会がありました。「運」に関する私の所感に興味を持った人が多かったそうです。「ついている人は一生ついている。つかない人はついてる人の側にいて、つきを変えるしかない…」とい…

ビジネスで失敗する人の10の法則

痛い! 「ビジネスで失敗する人の10の法則」(ドナルドキーオ著 日本経済出版社刊)を読みました。キーオは元コカコーラの社長、ニューコークで大失敗した人です。正直な方で「…成功を保証できる法則や段階式の方法は、どんなことについてもでも編み出せて…

降りることができなかった

中学生の頃、フォークルの「キツネ」を聞いて、父ちゃんは大変だと思いました。獲物の少ない冬に、命からがらようやくガチョウを捕まえて、家族に食わせる話でした。子供は呑気に「明日も美味しいガチョウをお願いね♪」と。 結婚して、子供ができて、そこか…