2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

続・午前8時のメッセージ

「続・午前8時のメッセージ」を読みました。おそらく草柳大蔵氏の最後の著作です。われわれ日本人に対しての「励まし」「お叱り」に溢れた本です。彼の教育論の一端を垣間見た思いです。人生のたそがれどきに、お別れの言葉を述べているようにも感じました。…

野口体操からだに貞く

「野口体操からだに貞く」を読みました。とても不思議な本です。からだはあなたの所有物ではないので無理な動きをしてはいけない、昔は、「体操によってからだと対話する」と考えていたが、今は、「神にからだを訊ねることだ(占い)」と悟ったのだそうです…

お金の教養

「お金の教養」を読みました。「ローンの繰り上げ返済はするべきではない」「生命保険は多くは必要ない」私と同じ考えです。多分、日本経済の将来を悲観的にみています。稼ぐ方法の一番は自己投資だと言っています。小さく稼いで、お金の流れをつかみ、金に…

マンガ古事記

「マンガ古事記」を読みました。原秀三郎先生の監修です。画は阿部高明さんです。2巻、約500ページで古事記をほぼ網羅しています。古事記の初心者が短い時間で全体を掴むには最善の書だと思います。また歌の訳は平明でとてもいいと思いました。★★マンガ古事…

神武

「神武」全四巻を読みました。これまたガンダムの作者、安彦さんの漫画です。ヤマト政権の初代天皇、カムヤマトイワレビコの苦難の物語です。神武東征では、兄は討ち死に、やっとのことで強大なライバルを倒します。高千穂に残した初めの妻との悲劇が泣けま…

午前8時のメッセージ

「午前8時のメッセージ」を読みました。世阿弥によれば、年をとったら「老後の初心、忘るべからず」だそうです。その意味は「老醜をみせない」というアドバイスだそうです。本書は、戦後の有名評論家、草柳大蔵さんの最晩年の著作です。構えず、衒わず、話し…

ナムジ

「ナムジ」全四巻を読みました。ガンダムの作者、安彦良和さんの漫画です。ナムジとは、またの名を大国主の命、地上界を支配した出雲の王の物語です。スサノオとヒミコが夫婦で、邪馬台国が九州からヤマトに移るというストーリー、オオモノヌシが重要な役割…

人生後半のための知的生きがい入門

「人生後半のための知的生きがい入門」を読みました。本棚に10年近く置いてありました。晩年(定年後)の心得、心構えを説いた本です。ついに、このような本を読む年齢になったということです。それにしても、あのままだったら、ルールに従って62歳で社長を…

とっておきのヒスイの話

「とっておきのヒスイの話」を読みました。糸魚川フォッサマグナミュージアムの宮島学芸員の著作です。縄文時代から説き起こし昭和に再発見するまでの経緯、戦後の混乱期に盗掘や開発の危険を何とか乗り切った話などスリル満点の前半です。後半は、新鉱物発…

古代翡翠文化の謎を探る

「古代翡翠文化の謎を探る」を読みました。以前、糸魚川を訪れた際に、糸魚川ミュージアムで購入しました。「古事記を旅する」によればヒスイは我が国の糸魚川の産出であり、この地で加工され、日本全国に持ち込まれたそうです。しかし、古墳時代の末期には…

渡部昇一の古事記

「渡部昇一の古事記」を読みました。イザナミの命が先に(女から先に)声を掛けたので「…男としての威厳感が大幅に損なわれ、…太く逞しい勃起が得られなくなる(p.31)」のだそうです。随所で日本の女性は世界の中でも恵まれていると強調しています。それは…

経営者の条件

「経営者の条件」を読みました。サラリーマンから「取締役」に昇進していく人は、組織によって選ばれるのであり、人間関係への配慮やバランス感覚が重要で、その感性が欠けると日本では受け入れられないとのことです。リクルートの元役員で学者に転じられた…

社長の闘う財務ノート

「社長の闘う財務ノート」を読みました。社長時代の悔恨や反省が湧き上がりました。某社を買収後、運営がうまくいかなかった頃です。心が折れて「必要なのは、経営者の闘争心だ!」に背きました。結局、捨てる決断ができるまで良くはなりませんでした。まさ…

理想の家を手に入れる・魔法の1枚シート

「理想の家を手に入れる・魔法の1枚シート」を読みました。著者の平田さんは私の知人です。今回、はじめて本を出版されました。平田さんは眼の綺麗な偉丈夫です。商売は下手ですが嘘はつきません。柏で小型のスポーツ施設「マリスコ」の設計・デザインをお…

非常識な成功法則

「非常識な成功法則」を読みました。「紙に書けば成功する」「やりたくないことをやらない」「目標を毎日、確認する」「ビジネステープを聴く」「金儲けに罪悪感を持たない」そして「自分を信頼せよ(Trust Yourself)」と主張しています。成功するためのhow…

速読勉強法

「速読勉強法」を読みました。「みかん」が、頭の後ろに存在していると思い込むことから始めます。目の焦点を本の先に合わせて、1ページを2秒間隔でめくると、写真で撮影されたように頭に残り、その情報を自在に利用できるということです。うまくできないの…

アイデアバイブル

「アイデアバイブル」を読みました。啓発されました、心に染みる良書です。演習を行いながら、序章「取扱説明書」を読み終えただけですが、そこまでで5時間です。速読を許しません、ノウハウ本ではありませんでした。大事なことは、「自己肯定の感情を増強…

小説原稿執筆の手順

「小説原稿執筆の手順」を読みました。高校生の頃、サラリーマンになるのも、自営業をやるのも嫌で、小説家にでもなろうと漠然と考えていました。山師になることだと気づき、考えを改めましたが、今になって、スケベ心で読んでみました。やはり、こんな面倒…

京急沿線 謎解き散歩

「京急沿線 謎解き散歩」を読みました。謎解きというよりは沿革や縁起を教えてくれる本です。京急に新馬場という駅があります。私の生まれた街です。昔は北馬場という駅でした。今でも、その駅の情景を頭の中ではっきりと思い浮かべることができます。懐かし…

損益分岐点の実務が面白いほどわかる本

「損益分岐点の実務が面白いほどわかる本」を読みました。必要に迫られて、読みました。本書は簡単な財務諸表の数値を用いて、まことに平易に解説しています。これまで損益分岐点分析を実務的に活用する方法を知りませんでしたので大変勉強になりました。経…

古事記を読みなおす

「古事記を読みなおす」を読みました。古事記と日本書紀を「記紀神話」として日本(ヤマト政権)の公式歴史書とするのは間違いであると指摘しています。古事記は序文に書いてあるような天皇の命令による書ではなくて、その時代に伝わっていた口伝承の集大成…