神道について一言。一神教は、悔い改めよとか、地獄に落ちるとか、脅かしますが、神道は祓うと罪はチャラになるという実に優しい神々であります。本書は、大変読みやすい本で、右側のページが文章で、左側のページがその内容を絵や図で表現しています。これは実に読み易いもので、絵だけを見てもほぼ内容が理解できる構成になっています。この本１冊で神社巡りの基礎知識は十分です。特に初心者にはオススメです。
それにしても本書に取り上げられている有名神社、神宮、大社の半分以上は、すでに訪れています。感慨深いです。備忘します。
- 作者: 三橋健
- 出版社/メーカー: 西東社
- 発売日: 2013/09/27
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
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神道は日本の風土から生まれた日本固有の民族宗教である。日本人は自然の至るところに神を感じ崇拝してきた。そんな素朴な自然崇拝から神道は始まったが、それは神道の一側面であり、神道=自然崇拝ではない。神道は自然の法則を重視する宗教ということなのである。ページ8
神道とは何か。それは神の道と定義できる。これを具体的に説明すると、稲を育てることであると言える。神道は、農耕と非常に関わりが深い宗教なのだと言える。ページ10
