百年たっても後悔しない仕事のやり方

「百年たっても後悔しない仕事のやり方」を読みました。身近にみえて、この人にはかなわない。ビジネスマンにして教養人、経営者にして常識人、マルチタレントです。定年してから起業するなど団塊の世代のスターです。ロンドンでの活躍、今に至る重要な基礎になっていると感じました。また左遷がパワーに転換したこともよく理解しました。一度お目にかかりたい人です。つてを探してみますか。溝口さんによれば「巨大な人」という評でした。備忘します。

百年たっても後悔しない仕事のやり方

百年たっても後悔しない仕事のやり方

…次の三つのことを実践しています。・会いたいと思った人にはすぐに会いに行く ・食事やお酒に誘われたら、誰であろうと断らない ・呼ばれたらどこにでも行く。(p.19)
…人口が減っていくので、日本は90年頃にピークアウトしていると認識しています。でも、これほど豊かな国なのです。それならば、成長したいなら徹底して人口を増やすか、あるいは冷静にピークアウトしたことを認め、その代わり落ちるスピードを遅くして、序々に降りていくという方向になぜ転換できないのか…(p.80)
…リーダーシップの条件としては…ビジョンを持っていること、説得力、統率力…を資質と考えてきました。…4つめの条件として、お客様やスタッフの今日完成を引き出す力が不可欠である…(p.147)
私は経営者の仕事の90%は「社員が朝めざめて行きたくなる会社」作りにあると考えています。(p.165)
人生というのは気まぐれなジェットコースターみたいなものでいろいろなことがおこるものです。でも、広い世界やさまざまなことを知っていれば、どんな状況に置かれても平静に対応できると思うのです。(p182)