眠れないほど面白い 古事記

「眠れないほど面白い 古事記」を読みました。記述がやさしくて、文章も上手です。特に中巻、第十一代「垂仁天皇」、下巻、第十六代「仁徳天皇」の周辺を詳しく読みました。かつて、両天皇の陵を見学したことがあります。 垂仁天皇陵は、京都から奈良に向かって小一時間、近鉄尼ヶ辻駅」のそばにありました。観光客向けの看板も何もありませんでしたが、忠臣タジマモリの小島(墓)を見て感傷に耽りました。近所に「唐招提寺」がありましたので、同時に参拝しました。また仁徳天皇陵は、河内のJR「百舌鳥駅」そばにあり、となりの「三国ヶ丘駅」まで歩きました。こちらは整備された観光地の趣がありました。途中、説明の方(ボランティア)からお話を伺い、堺市役所の無料展望台からも陵を確認しました。ふたつの古墳とも、壕に囲まれた森に見えますが、建設当時は玉石に覆われていたそうな。思わず、「天空の城ラピュタ」のお花畑と戦闘ロボットを思い出しました。