2008-01-01から1年間の記事一覧

アナタハン島の女王

写真集「毎日ムック新版戦後50年」を読みました(見ました)。寝ながらは読めない、かなり重い本です。この本には写真とともに大きな事件の概略が記されています。戦後50年の大きな事件はほとんど知っているつもりでしたが、知らない事件がひとつありま…

感謝

ザ・フォーク・クルセダーズ(The Folk Crusaders)を知っていますか? 1960年代後半に一世を風靡したグループで、フォークルという略称でも呼ばれていました。2002年11月17日NHKホールで、そのフォークルが新結成記念解散音楽会を行いました。このときのメ…

ショーペンハウエル

ショーペンハウエルは実に穿ったことを言っています。「幸福について」のなかで、以下のごとく述べています。厳しいです。ほとんどすべての人は愚者だと言外に言ってます。 総じて賢者というものは、いつの時代の賢者でも、結局は同じ事を言ってきたのであり…

劉邦

「朗読してみたい中国の古典」の最初の一文は劉邦の「大風の歌」です。天下を取って、功臣たちをみずから殺したあとの感慨深い歌です。命の尽きるまでに、このような歌を歌ってみたいものです。功臣を立てて… 大風起こって 雲飛揚し 威 海内に加わって 故郷…

ベクシル

「ベクシル」と「ゲド戦記」を見ました。「ゲド戦記」の勝ち。「ベクシル」の二人の女性主人公は髪型が違うだけで見分けがつかない。マッドサイエンティストが駄目男過ぎる。はげ兄貴が最後に味方になるのはおかしい。なぜか「砂の惑星」を思い出しました、…

ケータイ

ケータイの思い出。 1994年に携帯電話を所持しました、早いほうだと思います。とても私個人の経済力では無理で、会社の契約でした。自動車電話がその前に話題になっており、弁当箱のような大きさでしたが、そのあと随分小さくなったので、会社に必要性を…

麻生太吉

麻生政権が誕生しました。昔、荒俣宏の「帝都物語」を読んで大ファンになり数多くの著作を読みました。その後オウム真理教の事件があり、荒俣氏の本はほとんど捨てましたが、1冊だけ「黄金伝説」を残しました。そのなかに麻生太吉「黒ダイヤ王の大いなる遺…

コツ

「松下幸之助の見方・考え方」をざっと見ました。1年ほど前、大阪出張の際、京都の駅で購入したと思います。新幹線で寝てしまい放っておいたのですが、何か気になってつまみ読みをしました。面白いことが書いてありましたので紹介します。 ある新聞記者から…

毎日書くと決めたので

後10分で、日記の日付が月曜日になっていしまいます。あまりの多忙に疲れています。えーと、「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」見ました。よいという人が多いみたいですが、私はいちばん初めのが良かったように思います。ザ・シークレット…

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パイレーツ3は愛する人の為に生き抜く感じが好きでした。今ハマっているのはHEROESです。

秘すれば花

「風姿花伝」です。有名な「秘すれば花、秘せずば花なるべからず」の解釈は、秘めるからこそ花になる、秘めねば花の価値は失せてしまう、奥ゆかしい方が美しいという解釈が多いように思います。すべてを見せずに、ほんの少しのことを象徴的に表現し、観客の…

蒼天航路

漫画大好きです。35歳まで毎週少年ジャンプを通勤電車の中で読んでました。「北斗の拳」は全部買い揃えています。何度も読みすぎて科白のほとんどは覚えています。「お前の血は何色だ!」もいいですが「お前が悪魔(デビル)の化身(リバース)なら、俺は…

ザ・シークレット

トンデモ本かと思いながら「ザ・シークレット」を拝見。訳はいまいちですが、なかなかよくできています。ページが茶色で眼に優しいのです、古くなっても紙魚が目立たないと思います。内容はまあまあ、分かるところもある、信じるものは救われるとも思うし、…

書く力

いろんなことがあるなあ、…というのが最近の実感です。リーマンブラザーズは潰れるし、知盛の様に「見るほどのものは見つ」というのはまだ早いですね。 ところで、このところ長大な企画提案書を作成しているのですが、内容はともかく、文章に悩みます。読み…

葉隠

「ヘタな人生論より葉隠」本田有明著 を読み始めました。まだ読了していませんが、ゆっくりと大事に読んでいます。もう遅いのか、今からでも何とかなるのか、興味深く読んでいます。反省もしきりです。 ものごとがうまくはこんでいるときは、自慢と贅沢に気…

シンシティ

以前WOWで見たロバート・ロドリゲス監督「シンシティ」が気になって、TUTAYAで注文。最後のシーンがどうなっていたのか、もう一度見たくなりました。暴力描写は鮮烈ですが、やはり愛の物語でした。「老いぼれは死に、若い娘は生き続ける。文句はない…」な…

タオ

昨日飲んだ日本酒は上善如水ではありませんでしたが、この酒の名前が「老子」からであることを10年以上知りませんでした。黒沢監督「夢」の「…こんな夢を見た」が夏目漱石の「夢十夜」であったことを気づいたときの恥ずかしさと同じように教養の不足に恥じ…

砂の器

原作は読んでません、中居さんの砂の器も見ていませんが、昨日、野村芳太郎監督の「砂の器」をビデオで見ました。以前、見た覚えがありますが、ほとんどストーリーは忘れてました。ただ、台詞もなく、「宿命」の音楽が流れるなか、親子二人が旅するシーンは…

ファスト風土化する日本

昔、国道6号線沿いに住んでいました、今から20年以上前の話です。最近車で通過したところ、国道沿いの店がほとんど知っている店になっていました。大型ショッピングセンター、コンビニ、ファミレス、大資本に飲み込まれたような街道筋になっていました。…

Bowling for Columbine

「Bowling for Columbine」を見ました。以前、ケーブルテレビで後半だけ見ましたが、どうしても見たくてツタヤで注文しておきました。「The big one」からのファンです。先日の「シッコ」や「華氏911」よりも内容は濃いと思います。「…弱者を叩いても、勝者…

プロフェッショナル

将棋はやらないのですが、真夜中のNHK「プロフェッショナル」で森内名人と挑戦者羽生二冠、名人戦の模様を見ました。勝ちが決まるときに羽生さんの手が震えるのが印象的でした。20代で七冠を達成し目指すものを失っていた天才が、なりふり構わず勝ちに…

Google Chrome

先ほどGoogle Chromeをダウンロードして、現在使用しています。新聞に「9月2日より全世界でベータ版を利用化」という記事を見てやってみました。まあ、いまのところ不具合はありません、移行も問題なしでflashを読み込めと言われたのと、グーグルブックマ…

不許可写真

本屋で並んでいたなかからチョイス。 見てはいけないもの見せてはならないもの。不許可の烙印を押された禍々しい写真を紹介した新書です。中国、シンガポールなど戦前の写真を解説。 見てはいけないものを見たがるのは悪趣味かもしれませんが、つい手にとっ…

あたりまえのことばかり

池田晶子さんの「あたりまえのことばかり」から気になった部分を備忘。 【その1】 (哲学とは)「1、生死」「2、宇宙」「3、善悪」この順序である。 「死ぬということはどういうことなのだろう」 「宇宙の果てはどうなっているのだろう」 「なぜ人を殺し…

葬儀あり

本日、告別式あり。喪主出棺のご挨拶に曰く「…子供の頃、亡き父にどうして睡眠時間が少ないのか問うたところ、こんなに楽しいのに寝ているのはもったいない」と。 2度お会いしましたが、目元の涼しい、飄々とした方でした。 つひに行く道とはかねて聞きしか…

イノセンス

その昨日の彼が、アマゾンから「イノセンス」をプレゼントしてくれました。今2度目を見ています。映像の美しさに内容を理解する間がありませんでした。「理解できない映画か、すべて理解できる映画しかない」というジブリの鈴木氏の意見に賛同します。「2…

攻殻機動隊

「スカイクロラ」の話を後輩にしたら、「攻殻機動隊」を見たかどうかを聞かれました。押井監督の記念すべき名作を見ないでスカイクロラを語るべきではないとの論調でした。ようやくネットで見つけて、315円を払い、ただいま見終わりました。 今から13年…

金沢

金沢に行ってきました。昨夜は「玉響」(たまゆら)でご馳走になりました。隠れ家のような店でした。眺め抜群、食事は美味で、松茸の天ぷらや岩牡蠣が出ました。多分高いだろうと思います。ママは超美人で、忘れた扇子を雨の中タクシーまで走って持ってきて…

真夏のシンデレラ館で

15年ほど前に、小椋桂の弟の神田富雄さんから親子3人のチケットをいただき「真夏のシンデレラ館で」を観劇しました。小椋さんのアルゴミュージカルが1年に一度、夏休みに行う舞台です。日本青年館から駅まで劇中の歌を歌いながら歩いたことを今でも覚え…

泉谷しげる&浅川マキ

気になっていた歌をネットから見つけました。泉谷さんの「野良犬」、いいなあ 何曲か聞いていたら、昔を思い出しました。もしかしたら今でも、彼の生き方に憧れているのかもしれない。「眠れない夜」もいいなあ…ついでに浅川マキとつのだひろの「それはスポ…