「食い逃げされてもバイトは雇うな」を読みました。購入してから3年以上経っています。表題だけで内容を判断していました。この本は会計の入門書です。初心の経理担当者の教科書に最適だと思います。大学生の頃、「簿記」と「経営」の関連が全くわかりませんでした。当時、この本を読んでいたら会計の道に入っていたかもしれません。良書です。備忘します。
食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/04/17
- メディア: 新書
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…利益を出すためにやっていることはみな同じ。収益を増やして、費用を減らすという方法しかないのです。(p.150)
決算書を読む上でいちばん大切なことは…比較する…まずは、過去との比較である「過去比較」を行いましょう。…増減が激しい数字をみつけたら「どうしてなのか?」と考え、「こうかもしれない」と仮説を立て。目星をつけて調べてみるのです。(p.183)
…利益が黒字ギリギリの…社には、粉飾決算の疑いも出てくるのです!…売上高利益率が1%を切った会社は要注意です。銀行から融資を引き上げさせないために、または上場するために、もしくは株価を維持するために、無理やり黒字にした可能性があるのです。(p.194)