「成功している人はなぜ神社に行くのか?」を読みました。見方によってはトンデモ本です。真面目に書いているのか疑いたくなる部分も多々あります。ただ、人知にはかることのできないものが世界にあると信じることは謙虚な態度をもたらします。4年前に、伊勢神宮、出雲大社、宇佐神宮、春日大社、熱田神宮…幾多の神社をまわりました。今思うと一種のインナーとリップでした。心が落ち着いたのはまぎれもない事実です。神社に計り知れないパワーを感じたのは私の実感です。備忘します。
- 作者: 八木龍平
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2016/07/11
- メディア: 単行本
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「はらいたまえ きよめたまえ かむながら まもりたまえ さきわえたまえ」 これが祈りの基本構造です。ページ34
これからどういう神社に参拝しようとしているのか。場所はどこで、お祀りされている神様は誰で、いつの時代に建てられ、どのような出来事があったのか。ゆかりのある人は誰で、どういった人が参拝しているのか。どの神社にも歴史があります。また神社は土地の守り神として地域密着型の経営です。ですから周囲の地域について知るのも良いでしょう。ページ112
鳥居や門の下を潜って入るときは、次元をまたいでいるのですよ! だからおしゃべりとかしながら、無意識に通りすぎのすぎるのはもったいないです。鳥居や門の下にある境界線の前でいちど立ち止まり、1回お辞儀をしてから入ってください。ページ123
「 穢れ」とは「汚れ」ではなく、「気枯れ」です。心の深いところで気力が萎えて元気のない状態です。ちょっと疲れたというレベルではありません。みそぎをすることで、イザナギは元気を回復し、様々な神様を生み出したという神話です。ページ128
寝る前にお風呂に入って、一日の罪・穢れを清めてから寝ることをおすすめします。さぁ寝支度を整えたらいよいよ就寝です。ドキドキしますね。ここでもう一手間、祓いの工夫をしましょう。それが瞑想です。時間は10分ほどの簡単なものです。パジャマで布団かベッドににでも座り、軽く目をつぶって呼吸します。呼吸のポイントは2つです。1つは鼻で腹式呼吸をすること。もう一つは呼吸に意識を向けることです。ページ191
神社に挨拶することで、その地域の集合意識とつながることができます。…人への挨拶よりも先に神様へのご挨拶です。そうすると神様が裏で根回ししてくれます。現実を動かすには、まず見えない世界からです。ページ238
9世紀初めまでは、大神神社と、大神神社でお祭りしているオオモノヌシの神が日本を代表する神様でした。日本の神様の世界で、6世紀初めに政権交代があったということですね。しかし大神神社は、今でも日本を代表する神社であることに変わりありません。ページ303
つらい時は愚痴をこぼしに。うれしいときはその報告に。神社にはあなたの話を聞いてくれる神様がいます。悲しいことは10分の一になり、嬉しいことは10倍になります。だから神社にいきましょう。ページ335