社長のノート2

「社長のノート2」を読みました。経営者向きというよりはサラリーマン向きに書かれた本です。「アニマルスピリット」がないと生き残れないと繰り返し述べています。私にとっては前著(「社長のノート」1)には及びません。備忘します。


2000社の赤字会社を黒字にした 社長のノート2

2000社の赤字会社を黒字にした 社長のノート2


・今日学んだことはどんなことか? ・今日はどんなアイデアを思いついたか? ・今日の仕事での邪魔はなにか。その原因は? ・今日は、目標達成のために、どの程度、前進したか? ・同僚や部下が今日の自分を評価したら何点か? 点今日はどんなムード、気持ちで過ごせたか? ・嬉しかったことは何か、そして悲しかったことは? ・今日の体調は?悪ければ原因は何か? (p.15)

企業として生き抜いていくためには…製品の差、売り文句の差、売る仕組みの差(p.32)

再生会社に単身、乗り込んだとき、私は必ず、次のように宣言します。それは「密告は奨励するが、だからといって優遇はしない」と。(p.41)

勝ち続けているチームのゴールキーパーは決して交代させてはいけない!(p.48)

部下へのつまらない嫉妬は無用。有能な部下をさらに有能にするのが上司の務めなのですから。(p.51)

(人を動かす5つのコツ)・わかりやすい例を使う ・いままでの目標を変える ・新しい目標を伝えて説得する ・新しい目標を共有する ・価値観を共有する(p.67)

…ですから、平等主義を盾にとって、自分の置かれた境遇に不平を言ったり、怒りをあらわにしたところで、誰も同情などしてくれません。(p.79)

リーダーになった以上、持ち続けなければならないのが、以下に記す3つの執念です。・絶対に利益を生み出すんだという覚悟と執念 ・熱意と、粘り強い努力を続ける執念 ・断固、目標を達成するためのチーム作りを続ける執念 (p.90)

企画書の枚数が多いほど赤字もふくらむ ・この案件には、どういう背景・経緯があるのか ・何が課題なのか ・どんな機会(可能性)があるか ・課題や可能性を解決するために、目標をどこの設定するのか ・目標を達成するための戦略・アクションプランは何なのか ・プランを実行したときの経済性はどうなのか ・他への影響は何なのか (p.131)