アイデアバイブル

「アイデアバイブル」を読みました。啓発されました、心に染みる良書です。演習を行いながら、序章「取扱説明書」を読み終えただけですが、そこまでで5時間です。速読を許しません、ノウハウ本ではありませんでした。大事なことは、「自己肯定の感情を増強させること」(セルフ ファーメーション)と「自分が創造的だという考え方を養うこと」(クリエイティブ ファーメーション)であり、繰り返し心に刷り込まなければいけないとのことです。これまでの私の成功体験を70件、記述しました。ポジティブイメージを一人称、二人称、三人称で言い換える演習もしました。恥ずかしながら自分自身に「成功する許可」を与えていない自分に気づきました。備忘します。★★★

アイデア・バイブル

アイデア・バイブル

…自己肯定のリストづくりになる。リストにはポジティブな性格、特長など、自分自身の長所をすべて記録する。 仕事、家庭、学校など生活のすべての領域で過去の獲得した「成功」を記録しておこう。…自分自身の能力やユニークな特質を知ることが、前に進む勇気を与えてくれる。 そして、過去のうまくいったケーススタディやポジティブな性格、パーソナリティを繰り返し思い出すようにして、逆に失敗したことをさほど意識しないようにトレーニングを重ねていくと、思う以上の成功が得られるようになる。(p.8)
…自分が創造的だという考え方を養い、強化するために、創造性に関するポジティブな側面を書き留めて、そのリストを利用する方法だ。(p.8)
…人は、心の中で描く自画像通りの人間になるのだ。つまり自分自身を敗北者として見ていれば、それだけで勝つことは不可能になってしまうし、自分が勝利を得る姿を鮮明に思い描いていれば、それだけで計り知れないほど成功に近づく。(p.9)
…つまり、アイデアパーソンらしく行動すれば、アイデアパーソンになれるということでもある。大事なのは、創造的であろうとする意志とその意志にふさわしい行動をとることだ。(p.12)
…はっきりしたゴールがない状態で新しいアイデアを出そうとしても、時間の無駄遣いだ。…スタートは課題をリストアップすることから。個人的に興味を引かれた課題、それからチャレンジする価値があると思われることを書いておく。(p.25)
…どの課題に取り組むかをきめる際には、成功したら得られるベネフィットのリストも作っておこう。目に見えるベネフィットもさまざま。金銭、喜び、評価、資産…。目に見えないものもある。新しいスキル、知見、心構えなどなどだ。ベネフィットは時間や労力のコストを上回っているだろうか? 一番やる気になり、責任を持って、やりたいと思うのは、どの課題になるのか考えてみてほしい。個人的な”儲け”なんて関係ない、と考えるのは、結局自分の無能さを露呈することになる。(p.28)
課題を明確に記述する言葉、フレーズを選ぶプロセスにはたっぷり時間をとった方がいい。問いをはっきりさせることに時間を費やした方が、ゴールに近づいていることになる…(p.29)
課題を具体化し、課題の核心を絞り込んだら、ステートメントとしてまとめよう。…つまりいろいろな方向から課題自体を問い直すことで課題の本質を突き詰めていく。(p.29)