危機とデジタルメディア

放送大学「日常生活のデジタルメディア」第12回 「危機とデジタルメディア」を視聴しました。
はじめに、危機とは何でありどのように捉えることができるのかを規定しています。日常生活を襲う危機とは、予測できない危機、想定外・未曾有の危機のことであり、「管理」できない危機のことです。危機を知り、危機に備えるためにデジタルメディアをどのように利活 用できるのかを2011年3月11日の東日本大震災を事例に紹介しています。危機に対してはデジタルメディア(インターネット、SNSなど)の社会資源も総動員して「したたかに」対応することが必要です。ただちに危機対応プラットホームを構築し情報を迅速に伝える必要があります。例えば、航空写真やインターネット情報から道路状況や避難所の状況がリアルタイムにわかるようするべきです。
実際、東日本大震災の時の主な有用情報はテレビ・ラジオではなくツィッターとニコニコ動画でした。(ガセネタも多すぎましたが)特に福島原発の情報は政府のバイアスからか、テレビでは隠されていたようです。良く理解できました。