致知 2016 September

今月号の特集は「恩を知り、恩に報いる」です。耳が痛い、もしかしたらどこかで「恩知らず」といわれているかもしれない。そんなつもりで読みました。
太平洋戦争後に対日賠償請求権を放棄したスリランカ、とくに代表のジャヤワルダさんに恩があることを知りました。吉田茂首相は「スリランカへの恩を日本人は未来永劫伝えなければならない」と言ったそうです。
伊那食品工業の記事に納得がいきました。「伊那食品工業は年輪経営を心がけています木の年輪のように、少しずつではあるけれども、前年より書く実印成長し続けていく。いいときも悪いときも無理をせず、低成長を志して、自然体の経営をしていく。…急成長をすれば、その後に必ず急激な落ち込みが伴い、最終的には社員や仕入れ先、納入先を路頭に迷わせてしまう(p.61)」と。