老後のお金

「老後のお金」を読みました。企業シニアシニア起業では、自宅、事務所にするのがセオリー。仕事時間のonとoffの切り替えが曖昧になるなどの難点もあるが、家賃をかけてはいけない。−事務所を構えるのは仕事が軌道に乗って十分な稼ぎが出るようになってからでも遅くは無いとのこと。備忘します。

したがって老後生活においてしたがって老後生活において死亡保障は不要と考えるべきだ。家族のために加入していた生命保険は解約していいだろう。…だったらこのタイミングで新規の医療保険に入る必要はない。代わりに、年金のうちに2万円を別口座に積み立てて、自家保険としたほうがいいよ。 35ページ
…保険の販売をなりわいとしないfinancial plannerのコンセンサスとしては、いざというときに医療費に回せる貯蓄が数百万円あれば民間医療保険は必要なというのが結論になっている。 38ページ
ただ実際に両者の運用成績を計測してみると、何度やってもアクティブ型ファンドの平均的な成績は手数料分だけパッシブ型ファンドがよいのだ。この衝撃的な事実を発見されたのは1,960年代で、それから半世紀にわたってこの事実を検証され続け、今では驚きもなければ反論の余地もなくなってしまった。ファンドマネジャーは偉そうなふりをしているだけで、その実態はバカな素人と全く同じだったのだ。 48ページ
資産運用にとって1番大事なのは、リスクばかり大きくてリターンのない欠陥金利商品に引っかからないことだ。直感的に得するようには見える仕組み債はその典型だからネタ館物を組み込んだ複雑な金融商品はどれと甘い話に見えても買ってはいけない。そのうえもしあなたがリスク一切取りたくなかったら資金の全額を普通預金に預けておけばいい。 57ページ
もしあなたもそう考え資産の1部でリスクを取ることができるなら、個人投資家にとって最も有用な金融商品は上場投資信託だ。金融市場が効率的ならば、リスクとリターンが取り合った金融商品は上場株式化それを組み合わせたプランだからだ。 58ページ
開業前の予想との相違という部分。予想と異なったマイナス面のトップは「思ったより客単価が低かった」20.7%。ついで「製品商品サービスに対する需要が思ったことなかった」17.0%。「思ったより競争相手が多かった」14.2%が3番目に入った。支出面でのトップは「開業前には知らなかった支出がある」でこれは41.7%が圧倒的に多い。その内訳は、「源泉徴収した所得税」「健康保険の事業主の負担」「厚生年金の事業主負担」などとなっている。103ページ
人生は短い。特に老後は短い。短い時間だからこそ、それを自分の喜びのために使いたいではないか。私の勝手な欲望の側から言うと、まずは、自分の趣味であり作家という職業に合致する小説を死ぬまで書いていきたい。書いてる途中で心が訪れてきたら、そこできっぱりと人生を諦めよう。もし検査を間違って、お金が余ってしまったら、困ってる人に進呈しよう。私は死を恐れはしない。人生の終わりが来たら、妻のところに行って再会することだけが私の切なる望みなのである。 213ページ