ロランの歌

ロランの歌」(週間朝日百科 世界の文学55)を読みました。欧州は中世、ラテン語によっって統一されていましたが、10世紀頃より、自国語の国民文化が芽生えました。フランスでは「ロランの歌」であり、ドイツでは「ニーベルンゲンの歌」、スペインでは「わがジッドの歌」です。琵琶法師が平家物語を民衆に語り聞かせたように、ヨーロッパでも韻文で物語を歌う吟遊詩人の存在がありました。内容は、残酷な復讐劇や英雄物語など、わかりやすい内容です。
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