走れメロス

走れメロス」(太宰治著)をNHKの短編集で観ました。素晴らしい映像、演出でした。この物語の内容をすっかり忘れていました。最後に間に合ってメデタシメデタシしか記憶にありませんでした。今の歳になると、この物語を単純にとらえることはできません。王様がそんなに簡単に納得するわけもなく、別の結末をいくつか想像できました。「深い」といまさらながら感心しました。同時に「犯人」を観ました。なかなか面白い内容でしたが、こちらは別の解釈の余地が少ないと思います。

新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)

新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)