定年までに知らないとヤバイお金の話

「定年までに知らないとヤバイお金の話」を読みました。まさかこんな本を読む歳まで生きているとは思いませんでした。大変勉強になりました。生涯現役で働くことが社会のためにも、家族のためにも重要であると再認識しました。生涯現役以外の方法は節約ですが、要するに、ローンの繰り上げ返済と保険の見直ししかないそうです。国はほとんど何もしてくれないと覚悟しておいた方がよさそうです。「天国へ至る道を知るには地獄への道を熟知する」必要があります。備忘します。

定年までに知らないとヤバイお金の話

定年までに知らないとヤバイお金の話

…実は、定年後の生活費は定年前とあまり変わらないのです。…食費や水道光熱費、住居費などの生活費の中心は減ることはないのです。(p.18)
サラリーマン時代には会社の経理がやってくれていたものを、定年後は自分でやっていかなくてはいけない。…定年後は強制的に自己責任で税金について管理しなくてはいけません。(p.24)
…住民税は、その年の収入によって翌年の金額が決定します。ですから簡単に言えば、今年支払った住民税は、前年の収入にかかった税金となるわけです。…当然退職金にかかる住民税も翌年請求されるという事実です。(p.30)
退職前に健康保険組合国民健康保険の保険料額を確認し、どちらかを選択することができれば一番いいのですが、なかなか簡単にはいきません。…退職20日以内にしなくてはいけないので、とりあえずなんでもいいので、任意継続被保険者の権利を確保します。(p.119)
…保険の原則は…貯蓄で補えるリスクについて保険に入る必要はない…(p.150)