ぼおるぺん古事記(三)

ぼおるぺん古事記(三)」を読みました。「天地創世」「出雲繁栄」に続く「天孫降臨」で、神代の結末を迎えました。猿田彦命の先導で天下り木花咲耶姫コノハナサクヤヒメ)と契り、海幸彦、山幸彦の争い、そして神武天皇の誕生に続く一大叙事詩の完結編です。後世、こうの史代さんの代表作になる予感。天照大神の作画も素晴らしのですが、 木花咲耶姫の姉、石長姫(イワナガヒメ)も劣らず、素晴らしい出来です。古事記がこんなに切ない物語になりました。感動しています。こうのさん、ありがとうございます。

ぼおるぺん古事記 三: 海の巻

ぼおるぺん古事記 三: 海の巻